Z会の通信教育 小学生コース
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TOP 小学生に必要なことって? 小学生を勉強好きにする7つの方法 子育てや子どもの環境に関する心配・疑問Q&A
小学生を勉強好きにする7つの方法
Q1 子供はどうしたら、学ぶことに興味をもつのでしょうか?
Q2 コツコツ取り組む力をつけるには?
Q3 子供にとっての知的好奇心とは?
Q4 親子の会話で、親が求められる力とは?
Q5 子供のつまずきに気づいたら?
Q6 子供に進んで勉強させるには?
Q7 学校のテストの結果を今後に生かすには?
Q1 親子の会話で、親が求められる力とは?
A1
モノとの会話(ふれあい)と同時に、人との会話というものも大事になるのが小学生時代です。日常の親子の会話の中で、子供が一生懸命考えるように会話を持っていくことが大切です。例えば子供との会話でついつい「何バカなこと言ってるのよ」と言ってしまうこともあるけれど、それでは会話は続きません。親の期待と違う発言をしたり、親が言うことに嫌だと言ったりした時に、「どうして?」と聞いてあげることが大事なのです。そしてできたら「へぇそんなふうに思っていたんだ、おもしろいことを考えるね」と言ってあげる。子供が言ったことを頭ごなしに否定したり却下してしまうと、それ以上を子供は考えなくなってしまいます。子供が「学校なんてつまらない、勉強なんてしたくない」と言ったときに「何言ってるの、宿題しなきゃ駄目じゃない!」などと言ってしまったら、もう子供は反応しなくなってしまいます。「どうしてやりたくないの?あぁ、そうか、これお母さんもやりたくなかったんだよね」などと言いながら、できるだけ子供自身にもっと考える機会を与えたり発言させるようにする。つまり、子供に言って聞かせようとするのではなく、できるだけ子供の言い分を聞いてあげるようにする、これがポイントです。
今、親に問われているのは子供を頭ごなしに説得する能力ではなく、何よりも子供の言うことを真剣に聞いてあげる能力だと思います。子供のプライドを大事にしながら、子供がもっと自分の意見を言いたくなるように誘導する。親子の楽しい会話が、子供が知的になっていく一つのきっかけになるのです。
Q2 子供のつまずきに気づいたら?
A2
結論から言ってしまうと、親が<家庭教師>になることはあまり良くありません。なぜなら自分の子供に勉強を教えることは、小学校低学年ぐらいまでならば可能だけれども、高学年になると内容も高度になって教え方も相当難しくなり、そこで、自分の教え方の悪さを棚に上げて「どうしてわからないの!!」と、キレてしまうことが多くなるからです。それでは子供はますます勉強嫌いになってしまいます。
ではどうしたらいいか。子供が学習でつまずいている時は、ほとんどの場合がそこでつまずいているわけではありません。大抵、その少し前ぐらいにつまずく原因があるものです。例えば子供が四捨五入がわからないと言った時に、実は四捨五入ではなくて位どりやその前のところからわかっていないことが多い。2学期の勉強でつまずいているなと思ったら、1学期の勉強はわかっているのかな?とチェックしてやる必要があるのです。「ここができていないから、つまずいてるんだよ」、「難しいことではないから、ここからおさらいしよう」と具体的に指摘できれば、子供への接し方もある程度見えてきます。子供にとって少しわかりやすいところをおさらいして、「できるじゃない!わかってるじゃない!」と、自信をつけさせながらその上で「これはこうした方がいいよ」ということを丁寧に教える。これを原則にしてほしいのです。わからないところだけを一生懸命やっても、やっぱりいずれわからなくなってしまって、ますます自信をなくしてしまうことになるのですから。
Q3 子供に進んで勉強させるには?
A3
昔から子供は親の背中を見て育つと言われています。親が一生懸命汗水流して働く姿を見たらわがままも言えないと、ことばでなく態度で育てたのです。今は子供に「勉強しろ、勉強しろ」と言うけれど、親が勉強したり、努力したりする姿を子供に見せたことはあまりありません。そういう意味で子供は親を口先だけでうるさい存在だと思ってしまいがちな時代です。だから、親もテレビの英会話などを見て勉強しているとか、読書をしているとか、そういう姿勢をたまには示していかないと「私は大人だから、もう勉強は必要ない、勉強は子供がするものだ」というだけでは、親の言葉は空回りしがちです。
昔は親が家計簿のために、そろばんでカチャカチャやっていて、計算が生活に必要だということが見えていました。だから、子供たちもやったものです。今、家で家計簿をつけている親はあまりいないでしょう。ましてや筆算で計算しているような親をたぶん小学生は見たことがない。なのに、子供だけなぜ面倒な計算などをやらなければいけないのかと思うのは正直な気持ちではないでしょうか。もちろん、計算や漢字の知識はないよりもあった方がいいのですから、子供にはそれなりに家庭で取り組ませたいわけですが、それならその知識は実用の世界で必要だということを少しは子供にみせるべきでしょう。具体的にそうした姿を見せなくとも、テレビを見たときの感想の会話などで、押しつけでなく、親自身が興味を持って考えたり感じたりしている様子を見せるということが大事です。そうした親の探求的姿勢が子供にとってモデルになるのです。
Q3 学校のテストの結果を今後に生かすには?
A3
子供が例えば100点満点で50点、40点をとってきた時にあなたはどういう反応をするでしょうか。親に対して難しい要求になってしまうかもしれませんが、そういうとき「あなた、何してるの!学校でちゃんと授業聞いてるの?」等と頭ごなしに叱ることはあまり適切とはいえません。子供だって好きでそんな点を取っているわけでなく、わからなかったからそうなったのです。
親は子供の味方にならないといけません。できなかった時に「なんでできないの?」と言っても、それは子供の味方になったことにはなりません。40点という点をとってきて、一番ショックなのは本人なのですから。その時必要なのは、頭ごなしに叱ることではなく、子供はどこがわかっていないのか、ということをちゃんと発見してやることです。間違った答案が返ってきた時は実はチャンスかもしれない!と思ってください。
その上で、「あら、難しいのやってるねぇ。お母さんにも難しいなぁ」などと言って目線を下げて共感する。子供が自信をなくすことが一番よくないことですから。「こんな難しい問題だと間違えるかもね。でも後で困るから、応援するから一緒にやってみよう」というように、子供のやる気を引き出してください。そしてなぜ間違っているか、どうしたら正しい答えを出せるのかをじっくりアドバイスして欲しいと思います。
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