Cambridge English Qualifications(ケンブリッジ英語検定)は、イギリスの名門ケンブリッジ大学の一部門で非営利組織のケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge Assessment English)が開発・実施している検定試験であり、英語検定試験としては最も長い100余年の歴史を有します。英語4技能で高レベルのコミュニケーション能力を中高生の早い段階から養うのに最適な試験です。
高い国際通用性
ケンブリッジ英語検定は、海外のトップ大学の入学資格としても利用されています。また、ヨーロッパを中心に企業や政府などでも英語力を証明する試験として評価されています。同機構が開発する試験の受験者は世界130ヵ国以上で年間およそ500万人に上ります。
国際標準規格CEFRに完全準拠
ケンブリッジ英語検定はすべて、言語能力評価の国際指標であるヨーロッパ共通参照枠 Common European Framework of Reference for Languages (CEFR) に準拠しています。ケンブリッジ英語検定は、このCEFRの開発に深く関わっていることから、他の英語検定試験と比べてもCEFRのレベルとの整合性が高い試験内容となっています。
全レベルの受験者に対応
CEFRが言語コミュニケーションのレベルとして設定しているA1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階すべての能力を測定することが可能です。また、生涯にわたって英語を学習する視点で作られた試験で、受験者の進路や目的に応じレベルを選択できる利点があります。
実践的なスピーキング試験
スピーキング試験においては、受験者2名がペアで受ける対面式テストの形式を取っており、受験者同士のその場でのやりとりを評価の対象に含めるなど、単に英語が発話できるだけでなく、英語でコミュニケーションできることに力点を置いています。
学習指導要領との高い親和性
もともと日本の高校生を対象に作成された「A2 Key」試験など、日本の学習指導要領と高い親和性が見られます。Speakingの評価には「Interactive Communication:双方向コミュニケーション」、Writingには「Communicative Achievement:コミュニケーションの達成度」を設けるなど、双方向のコミュニケーション能力を測り、伸ばすことを目的とした試験です。