日商簿記検定試験とは

キャリアプランのベースとなるスキル

日商簿記検定試験は、実施規模でも日本最大の社会的にもよく知られている試験です。

簿記とは、将来会社経営を志す人はもとより、ビジネスパーソン、研究職を目指す人にとっても、広く社会で応用が利く、各人のキャリアプランのベースとなるスキルの1つです。また、社会人として必須の3大スキル「英語・IT・会計」の中の「会計」分野の基礎となる会計基礎知識として位置づけられており、取得後には会社の経営成績や財務状態についての財務諸表の数字の意味がわかるようになります。

実践的な技能を持つ人材として認められるなど、社会的にも評価(一般的には簿記2級以上の知識)される認知度の高い有効な資格の1つとなっています。

簿記2級取得者は企業の即戦力

簿記2級取得者は企業の即戦力として活躍も期待され、大学生にとってはTOEIC®テストのスコアと同様、比較的就職に有利とされています。また公認会計士や税理士を目指す人にとっては、簿記は必須の科目であるため、足がかりとしてまず簿記2級合格を目指して学習を始める傾向にあります。

簿記1級取得者の特典として、税理士試験の受験資格を取得することができるなどのメリットもあり、簿記知識の早めの習得は、自分の将来における選択肢を人より多く持つという点では有効であるといえるでしょう。

 

簿記2級資格取得後のキャリアプラン

簿記2級資格取得後のキャリアプランを具体的に見てみましょう。簿記2級資格がさまざまなキャリアプランを描く上で、大きなアドバンテージとなることがわかるでしょう。

企業での即戦力に

簿記3級が個人商店などの商業簿記のみなのに対し、2級になると企業活動としての商業簿記・工業簿記が試験範囲に加わります。独学で数カ月学べば合格できる3級(合格率40〜50%)と違い、2級の合格率は低い時で10%前後に。しかし、取得すればP/L(企業の経営成績を表す損益計算書)、B/S(企業の財政状態を表す貸借対照表)、C/F(企業の体力を見る指針となるキャッシュ・フロー計算書)が読めるといった、より実践的で高度な技能を持つ人材として、企業からの求人も3級取得者に比べてぐっと高くなります。

このように就職・昇格に有利ということだけでなく、実務の現場において自信をもって活動できるということが最大のメリットである、という声が多くの有資格者から聞かれます。簿記2級は、もっとも実用的な資格なのです。

簿記1級の足がかりに

簿記1級は、2級の試験範囲にさらに会計学と原価計算が加わり、合格率も1桁台になります。1級を取得すると、その知識を活かして財務部門において企業の経営・会計指導面でスペシャリストとして活躍できる(CFO=最高財務責任者を置く企業も増加)ほか、税理士試験の受験資格の認定が受けられます。1級合格への足がかりとなる2級資格。早めの取得をおすすめします。

公認会計士試験のアドバンテージに

ビジネスのグローバル化が進み、日本でも新会計制度が導入され、会計制度が世界標準になりつつある今、公認会計士が果たす役割は大きくなっています。会計士を目指す人にとっては活躍の場の多い、おもしろい時代であると言えるでしょう。幅広い知識が試され、難易度が高いと言われる公認会計士資格試験には必須科目で簿記を含む会計学が課されますから、簿記資格を取得しておくことは大きなアドバンテージになります。

税理士資格試験でのアドバンテージに

独立開業がしやすいということで人気の税理士。しかし、全部で5科目の試験が課される税理士試験はその取得までに多くの時間を要します。税理士試験の必須科目には簿記論が含まれていますから、簿記知識の早めの習得は税理士資格取得を目指す人には、大きなアドバンテージになるのです。

 

日商簿記検定試験概要

※初級は掲載していません。

試験日

毎年2月・6月・11月の年3回(1級は6月・11月の年2回)

 
第146回 平成29年6月11日(日)
第147回 平成29年11月19日(日)
第148回 平成30年2月25日(日)

試験内容

筆記試験形式で、簿記用語(勘定科目等)や計算した数値を実際に記入していきます。電卓などの計算機具は使用可能です。

  科目 制限時間 レベル
3級 商業簿記
・5題以内
120分 基本的な商業簿記を修得し、経理関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できる。
2級 商業簿記
工業簿記
(初歩的な原価計算を含む)
・5題以内
120分 高度な商業簿記・工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できる。
1級 商業簿記
会計学
90分 極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析ができる。
工業簿記
原価計算
90分

合格基準

各級とも100点満点の70%以上得点すれば合格です。但し、1級は1科目ごとの得点が40%以上に満たなければ不合格となります。

合格発表

試験の約1〜2カ月後に発表されます。発表方法、発表日は、各商工会議所により異なりますので、最寄りの商工会議所へお問い合わせください。

受験資格

特に制限はありません。

※本人確認を厳格に行うため、試験当日は、原則として氏名、生年月日、顔写真のいずれも確認できる身分証明書(運転免許証、旅券(パスポート)、社員証、学生証など)を持参してください。身分証明書をお持ちでない方は、受験地の商工会議所(試験会場)にご相談ください。

受験料

3級 2,800円
2級 4,630円
1級 7,710円

受験地・受験申込

受験地は、全国各地の商工会議所が指定する場所で実施されます。
申込方法、申込期間につきましては、各商工会議所によって異なります。試験日の約2カ月ほど前に、最寄りの商工会議所にお問い合わせください。商工会議所検定試験情報検索サービスでもご確認いただけます。
 
 

日商簿記検定受験状況

公式の発表にてご確認ください。

お問い合わせ先
日本商工会議所(簿記) http://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/
日本商工会議所 http://www.kentei.ne.jp/
〒100-0006 東京都千代田区丸ノ内3-2-2
TEL:03-3272-8600(商工会議所検定情報ダイヤル)

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