公務員試験入門その4(警察官・消防官)

こんにちは。
Z会公務員講座担当の石渡です。

公務員試験入門シリーズの4回目になりました。
今回は大卒程度の警察官、消防官の採用試験を
紹介をします。

●警察官採用試験の特徴

警察官採用試験には
次のような特徴があります。*
*すべての自治体というわけではありません。

(1)男性、女性別に募集する
(2)身体基準がある
(3)共同試験の仕組みがある
(4)体力検査等特有の課題がある

(1)男女別の採用

職務の性質上、性別の区分があります。
ちなみに、女性の場合
大卒・高卒の区分のない自治体もあります。

なお、行政系の採用試験の場合
大卒程度試験の受験要件は年齢が一般的ですが
警察官では大卒(見込)を受験要件とし
高卒者は受験不可というところも多いです。

(2)身体基準

性別の採用区分と同じく、職務の性質上
ほとんどの自治体が身体基準を設けています。
例えば東京都(警視庁警察官)の場合
身体基準は下記のとおりです。(令和2年)

 項目  男性        女性
・身長 おおむね160cm以上 おおむね154cm以上
・体重 おおむね 48kg以上 おおむね 45kg以上
・視力
 両眼とも裸眼視力で0.6以上、又は矯正視力で1.0以上
・色覚・聴力・その他の身体の運動機能
 警察官としての職務執行に支障がない
・疾患
 警察官としての職務執行上、支障のある疾患がない

(3)共同試験

男性の場合、共同試験という制度があります。
(女性にはありません)
警視庁(東京都)など大都市圏の自治体と
地方の自治体が協力して採用試験を実施し、
受験者は志望自治体を選択して併願できる
というものです。

例えば、警視庁と共同試験をする1道21県では
地元の県警と警視庁を併願で受験できます。
1次試験は地元の県が実施の試験を受験します。
2次試験には地元に警視庁の試験官が来ます。
そして地元の県警で不合格になっても
併願先(この場合は警視庁)での合格もある
という仕組みです。

ところで、警察官採用試験は例年ですと
5月中旬に実施する自治体と
7月上旬に実施する自治体が多く
中には2回以上実施するところもあります。
警視庁だけが例外的に
4月中旬 9月中旬 年明け後の1月上旬
の3回あります。

1次試験の日程は
県庁や市役所の試験とは別なので
併願が可能な場合が多いですね。

ちなみに、警察行政職員の1次試験は
知事部局の1次試験と同じ日
(多くは6月第4日曜日)です。

(4)特有の試験

警察官採用試験では
・教養試験
・論(作)文試験
・適性検査
・面接試験
・身体検査
・体力検査
などが課されます。

警察官の仕事が務まらないといけませんから
身体検査体力検査があるわけです。
体力に自信がない人は
勉強だけでなく、体を鍛えなければなりません。

そのほか
国語や漢字の書き取りを課す自治体もあります。

●消防官採用試験の特徴

消防官の採用試験は警察官と少し似ています。

(1)男性、女性に分けて募集する
(2)身体基準がある
(3)体力検査等がある

ただし、警察官と違い
原則として消防本部は市町村に設置なので
採用試験も市町村単位で行われます。*
*複数の自治体で消防本部を設置している場合は
  採用試験も共同で行います。

例外は東京消防庁で
東京都のほぼ全域をカバーしています。

今回は警察官と消防官の採用試験の概要を
説明しました。
おおよそのことは分かりましたか?

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