第1章では、基礎から段階的に学ぶことによって、心理学を体系的に無理なく学べます。また第2章・第3章では、実際の心理系大学院入試の問題や解答例・解説を見ることで、出題形式にも慣れ、具体的な解答方法を習得できます。
※本テキストの記述はDSM-5ではなく、DSM-IVに準拠しています。あらかじめご了承ください。
【第1章 基礎知識の確実な理解】 テーマ・コラム名
Part1:科学と人間の努力としての心理学 | 1 心理学の歴史的起源 |
---|---|
2 現代における心理学の視点 | |
3 心理学的研究法 | |
Part2:生物学的・発達的過程 | 4 神経系の働き |
5 遺伝的影響 | |
6 遺伝と環境 | |
7 新生児の能力 | |
8 認知発達 | |
9 社会性の発達 | |
10 発達段階説 | |
Part3:意識と知覚 | 11 精神物理学 |
12 感覚の符号化 | |
13 視覚説 | |
14 物の分化 | |
15 奥行き知覚 | |
16 錯視 | |
17 知覚の恒常性 | |
18 意識の諸側面 | |
19 睡眠と夢 | |
20 意識の変容 | |
Part4:学習、記憶、思考 | 21 古典的条件づけ |
22 オペラント条件づけ | |
23 嫌悪条件づけ | |
24 学習の種類 | |
25 記憶プロセス | |
26 記憶の種類 | |
27 記憶の向上 | |
28 忘却 | |
29 言語の獲得過程 | |
30 問題解決 | |
(1)発達に伴う言語の変化 | |
Part5:動機づけと情動 | 31 動因 |
(2)動機づけの種類 | |
32 情動の起源 | |
33 情動の種類 | |
Part6:パーソナリティの個性 | 34 知能の査定 |
35 知能の種類 | |
36 性格特性論 | |
37 パーソナリティの査定 | |
(3)性格類型論 | |
(4)発達の査定 | |
Part7:ストレス、精神病理、治療 | 38 外傷体験 |
39 内的葛藤 | |
40 ストレス反応 | |
41 防衛機制 | |
42 異常の定義 | |
43 不安障害 | |
44 気分障害 | |
45 統合失調症 | |
46 パーソナリティ障害 | |
(5)最近クローズアップされやすい心の問題 | |
(6)教育に関して | |
47 精神分析的心理療法 | |
48 行動主義的心理療法 | |
49 人間主義的心理療法 | |
50 集団精神療法 | |
51 心理療法における共通因子 | |
(7)その他の心理療法 | |
(8)日本独自の心理療法 | |
Part8:社会的行動 | 52 態度 |
53 印象形成 | |
(9)原因帰属に関する諸理論 | |
54 自己概念 | |
55 同調と服従 | |
56 説得的コミュニケーション | |
57 集団 | |
(10)リーダーシップに関する議論 | |
Appendix:統計的方法と測定 | 58 データの要約 |
59 統計的推定 | |
60 統計的仮説検定 | |
61 統計的解析 | |
(11)統計に関して | |
章末付録 | 人名索引 |
ターム索引 | |
DSM-IV-TRの分類・抜粋表 | |
心理学年表 |
※1~61が「テーマ」、(1)~(11)が「コラム」となります。
【第2章 より深い知識の獲得】 テーマ名
Part1:臨床心理学総論 | 1 臨床心理学の学際性 |
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2 臨床心理学全般 | |
Part2:心理臨床家とは | 3 心理臨床家の義務と役割 |
Part3:心理面接における諸問題 | 4 個人心理面接と集団心理面接 |
5 受理面接における留意点 | |
6 親子並行面接の意義 | |
Part4:心理療法各論 | 7 カーンバーグの人格構造論 |
8 行動療法・認知行動療法の技法 | |
9 身体症状へのアプローチ法 | |
10 遊戯療法の効用とセラピストの役割 | |
Part5:心理臨床における諸問題 | 11 DSM-IVの長所と短所 -神経症を例に- |
12 神経症の理解と治療方法 | |
13 「不登校」の歴史的背景と類型 | |
14 児童虐待の類型 | |
15 自閉性障害の特徴 | |
16 ターミナルケア・グリーフケア | |
Part6:心理臨床における査定 | 17 幼児期・老年期のクライエントに適する心理テスト |
18 テスト・バッテリーの定義・具体例・効用 | |
19 不登校児へのテスト・バッテリーの組み方 | |
20 知能検査の特徴と実施上の留意点 | |
Part7:発達臨床心理学 | 21 乳幼児健診の内容と意義 |
22 乳幼児期の母子関係と対人関係への影響 | |
Part8:他の心理学分野から | 23 道具的条件づけとオペラント条件づけ |
24 言語と思考の発達 | |
25 学習意欲を高める方法 | |
26 脆弱性-ストレスモデル | |
27 自律神経と精神 | |
Part9:統計学 | 28 質的研究と量的研究 |
29 統計的仮説検定 -t検定の解釈から- | |
30 相関の理論的理解 | |
31 分散分析における結果の解釈 |
【第3章 知識間の関連性の発見】 テーマ名
Part1:心理臨床・理論編 | 1 心理学の科学性 |
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2 他者の存在と人間のアイデンティティ | |
3 心理療法による「不安」のとらえ方の違い | |
4 純粋性と逆転移との関連 | |
5 軽度発達障害児に対する心理的援助の動向 | |
Part2:心理臨床・実践編 | 6 心理療法における「限界」 |
7 臨床心理士の職業倫理 | |
8 テスト・バッテリー | |
9 不登校のとらえ方 | |
10 事例:受理面接でクライエントが不安を訴えた場合 | |
11 事例:関係者間で言い分が食い違う場合 | |
Part3:統計編 | 12 観察法と質問紙法における信頼性 |
13 代表値の種類とその使い分け |