長いようで短い夏休み。夏休みに学力を伸ばそうと思っても、部活や行事など、やるべきことがたくさんありますね。後悔しない夏休みを過ごすためには、事前に計画を立てることが重要です。この記事では、夏の勉強計画の立て方のポイントを紹介します。
この夏に伸ばしたい力と、勉強法を考えよう
夏に学力を伸ばすためには、まずは目標(何を伸ばしたいのか)を考えたうえで、それをどのように実行するかがポイントです。普段の勉強や、定期テストの結果から苦手意識を持ってしまっている科目など、伸ばしたい力を考えたうえで、伸ばすためにどんな勉強をするかを具体的に書き出してみましょう。
夏の勉強計画の5つのポイント
伸ばしたい力と伸ばすための勉強法を考えたら、次に夏休みのスケジュールを考えます。ここで大切なのは、「計画倒れ」にならないように考えること。次の5つのポイントで夏に伸びる計画を立てましょう!
1:「絶対にやらなくてはいけないこと」を書き出す。
夏休みに絶対にやらなければいけないことの1つは学校の宿題。学校の宿題にどのくらいの時間がかかりそうなのか把握しましょう。
(例)学校の宿題
・漢字ドリル 30ページ
・読書感想文
・数学問題集 1冊
・自由研究
「絶対にやらなくてはいけないこと」が書き出せたら、事前に考えた「目標を達成するためにやらなくてはいけないこと」に加えて、「できればやりたいこと」も考えてみましょう。
2:夏の予定を書き出し、勉強に使える時間がどれくらいあるのかを確認する。
夏の予定をもとに、1日勉強ができる日、午前または午後のみ勉強ができる日、まったく勉強ができそうにない日がそれぞれどのくらいあるのかを割り出すと、夏休みに勉強にあてられる時間がわかります。
(例)部活
月~土:9:00~12:00
大会 :8/25
3:「やらなくてはいけないこと」と「夏の予定」を考え、無理のない計画にする。
予定している勉強を全部こなすのが難しそうであれば、自分が決めた勉強を少し絞ったり、夏休み明けに延期するなど、無理のない計画にしましょう。反対に、時間に余裕がありそうな場合は、「できればやりたいこと」に挑戦してみるのもよいでしょう。
4:時期ごとに勉強内容を割り当てる
夏休みを序盤・中盤・終盤の3つに分け、勉強内容を優先度や時期に応じて割り振ります。
●夏休み序盤
宿題など、「絶対にやらなくてはいけないこと」を早めに終わらせておきましょう。
●夏休み中盤
夏の目標を達成する勉強を中心におくとよいでしょう。
●夏休み終盤
今までやった勉強の復習や、余裕がある人は「できればやりたいこと」にも挑戦してみましょう。
5:予備日を設定する。
無理に勉強を詰め込もうとすると、うまくいかずに計画倒れになってしまうことがあります。あらかじめ予備日を設定しておきましょう。
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