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社会学部系統

概要

様々な社会現象を分析する学問

比較的新しい学問系統であるため、伝統的な方法論に従うというよりは、自由な視点で研究が行われています。また、近年新たに顕在化している現代的な研究課題(社会福祉のあり方や国際化問題など)に対して、積極的に取り組んでいる学問でもあります。
学部や学科、研究テーマにより内容は異なりますが、客観的なデータを収集するための社会調査法(観察、インタビュー、フィールドワーク、アンケートなど)だけでなく、それを分析、考察し、発表する方法を学びます。このような手法は、卒業後に仕事の各場面において活かすことができるものでもあり、実用性が高いと言えるでしょう。卒業生は自らの興味・関心に応じて多様な進路を選択します。

主な学問領域

社会学、メディア社会学、情報社会学、総合政策学、広報学、人類学、人間コミュニケーション学、ビジネス情報学、共生社会学、観光学、国際社会学、文化人類学、医療福祉学、福祉コミュニティ学、心理学、ソーシャルワーク学 ほか

社会学部系統 卒業後の進路例(卒業生の就職先・キャリア例)

社会学部系統の卒業後の進路(卒業生の就職先・キャリア)の一例をご紹介します。

  • 商社から飛び出してIT企業の社長に
    商社に就職したが、自分をより活かせる職場を求めてIT系企業に転職した。そこで買収した会社の再生に挑戦して成功し、現在は社長を務めている。
  • 心理学の知識を活かして営業職
    外資系化粧品会社に就職。女性ならではのきめ細やかな対応と心理学を活用したアプローチで、営業職として好成績を残している。
  • 飲料メーカーの経営企画部に所属鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。
  • 地方公務員に
    地元の地方公共団体へ。大学で学んだイノベーション政策の知識を活かし、地域住民のよりよい環境づくりをテーマに業務に励んでいる。
  • 大手旅行代理店勤務
    法人を顧客対象とした企画立案、提案業務を行っている。将来的には旅行業界で行えるイノベーションを、自分なりに模索し実現させるのが目標。
  • ソフトウエア会社のSE鼎談全文公開中
    ※鼎談で詳細を知ることができます。
  • 福祉の分野で二転三転
    調査実習で保育園に行くうちに、保育士になりたいと考え、就活を辞めて保育士の資格を取るも、さらに方向転換して社会福祉協議会へ就職。
  • 鉄道会社で先輩後輩
    鉄道好きが高じて鉄道会社へ就職。さらにその後輩も先輩を頼って就職し、現在は同じ区間で働いている。
  • 市役所の社会教育主事鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。

社会学部系統の大学・学部紹介

社会学部系統の学部に進学した先輩達の大学・学部選びや学生生活、就職先やその後のキャリアプランを、先生、卒業生、大学生の3者の対談【鼎談(ていだん)】を通じて具体的にご紹介します。

  • 一橋大学 社会学部

    1951年の設立以来、人文・社会諸科学の総合を目指す学部として発展してきました。重要なカリキュラムとしてゼミナール制度(通称:ゼミ)があり、1世紀以上にわたって連綿と続く、伝統的な少人数教育を行っています。

  • 成城大学 社会イノベーション学部鼎談全文公開中

    日本で初めて学部名に「イノベーション」をつけた社会イノベーション学部。これまでにない新しい視点で社会全体の諸問題を発見・設定・解決するという、課題志向型の学部として注目を集めています。

  • 明治学院大学 社会学部

    社会学科と社会福祉学科の2学科があり、社会学科では社会心理学など周辺の領域も含めて多彩な研究テーマを扱い、非常に幅広く社会学を学べます。また、社会福祉学科は日本の福祉を牽引する伝統ある学科として知られています。