学部(系統)から探す

体育・健康科学部系統

概要

人体の質を高める学問

予防治療や健康への関心の高まりから、近年注目を浴びている学部系統です。人体の質を高めることをテーマにしており、その意味で医療系や福祉系との関係も深い学問領域です。
特にスポーツ系の学部では、アスリートや指導者の育成、栄養管理や運動プログラムの作成のほか、高度な機械を操り、体の使い方を科学的に分析する学問があるなど、対象とする範囲が非常に広い点が特徴です。競技スポーツを続けつつ、研究も行える環境を整えている大学も多くあり、選手としての可能性を追求しつつ、スポーツ関連の仕事を目指す学生にとっては最適な環境と言えます。卒業後は、選手、コーチのほか、体育教員やスポーツメーカーに就職してスポーツと関わる道があり、一般企業にも幅広く就職します。

主な学問領域

体育学、運動生理学、健康教育学、武道学、特殊体育学、健康運動科学、実技、スポーツ経営学、スポーツ科学、スポーツトレーナー学、生涯スポーツ学、健康医学、健康科学、看護学、生活科学、食物学、栄養学 ほか

体育・健康科学部系統 卒業後の進路例(卒業生の就職先・キャリア例)

体育・健康科学部系統の卒業後の進路(卒業生の就職先・キャリア)の一例をご紹介します。

  • 看護系大学の教授
    大学院に進学し、博士の学位を取得。その後も看護学の研究と教育に向きあい、看護学の理論構築と技術の開発に貢献し、日本の看護の発展を支えています。
  • 医療系出版物の編集者
    看護学の知識を活かし、医療系出版物の編集者に。看護の現場で今何が起きているのか、広く社会に伝えています。
  • 医療と患者さんを結ぶ看護師鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。
  • テレビ局でスポーツを中心とした番組制作
    テレビ局に入社。放送・製作部門でスポーツを中心に番組制作を行う。ディレクターへの昇進を目指して、修行の日々。
  • 実業団チームを経て教師に
    アスリート活動を続けるため実業団チームへ。引退後は、大学で取得した「特別支援」の教師免許で体育教師に。
  • ランニングシューズの研究・商品開発鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。
  • アロマテラピストとしても活動
    アロマテラピー効果に着目し、資格を取得。患者さんへの施術(トリートメント)により心身の不調和を癒すなど、看護手法の1つに取り入れている。
  • 地域医療に経営者として貢献
    看護師として活躍後、訪問看護ステーションの経営者となる。看護師にとっても働きやすい職場を実現し、地域医療と患者さんの療養生活を支えている。
  • 病院勤務の専門看護師鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。
  • 高校の体育教師
    スポーツの楽しさ、健康であることの大切さを教えるために体育教師に。コミュニケーションを大切にした授業で生徒からの信頼も厚い。
  • 営業職として活躍
    大学での学びを活かし、顧客ニーズにプラスしてオリジナリティを出すことで、心に残る企画を提案。
  • スポーツグラスメーカーでシステム開発を担当鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。

体育・健康科学部系統の大学・学部紹介

体育・健康科学部系統の学部に進学した先輩達の大学・学部選びや学生生活、就職先やその後のキャリアプランを、先生、卒業生、大学生の3者の対談【鼎談(ていだん)】を通じて具体的にご紹介します。

  • 千葉大学 看護学部

    昭和50年に設置された、国立大学で唯一の看護学部です。当初から看護学のリーダーの育成に努めています。卒業時に学生(受験者)全員が、看護師・保健師・助産師に合格することを目指した教育、サポート体制が敷かれています。

  • 筑波大学 体育専門学群

    職業と学問の両面から体育・スポーツ・健康について学び、競技スポーツを続けつつ、保健体育に関する総合的知識と最新科学を学べる点が特長です。東京教育大学を前身に持ち、数多くの体育教員を輩出しています。

  • 順天堂大学 医療看護学部

    4学部と6つの医学部附属病院群を擁する順天堂大学。その歴史は、1838年、蘭方医学塾『和田塾』の開業まで遡ります。学是である「仁」の精神(人在りて我あり、他を思いやり、慈しむ心)を基盤にした身体のみならず「心を癒す看護」を実践しています。

  • 立命館大学 スポーツ健康科学部

    スポーツ健康科学を中心に、理学、工学、医学、教育学、経営学などの学問領域を含めて、総合的・学際的な学びを展開します。スポーツや健康、マネジメント分野の理論と実践力を身につけた人材を育成しています。