Z会進学教室調布教室開講特別イベント

調布市文化会館たづくりにて開催!

3月6日、次の2つのイベントが開催されました。

「都立3校長が語る都立トップ校で成功する生徒とは?」
「都立グループ作成入試問題研究会(多摩地区)」

国立・立川・八王子東の校長先生のお話が聞けて、さらについ先日実施されたばかりの都立入試分析が
聞けるなんて、なんて豪華!!と私自身もとても楽しみにしていたイベントでした。
内容は、とても濃く・充実していましたので、数回に分けて、イベントレポートをお届けしたいと思います! 
お楽しみに〜♪

本日、お届けするのは前半の講演会「都立3校長が語る都立トップ校で成功する生徒とは?」です。
この講演会は、
1.国立・立川・八王子東の各校長先生による学校紹介
2.3名の校長先生と、立川・調布教室長とのパネルディスカッション
の2本立てでした。

今日は、1.の学校紹介のうち、国立高校の校長先生からのお話をご紹介します。

校長先生が国立高校を語る!

国立高校の岸田校長先生は、私も以前、直接お話をさせていただいたことがあるのですが、
気さくでオープンでお話が大変おもしろい先生です。
きっと生徒たちからも愛されている校長先生なのでしょう!

そんな岸田先生にご紹介いただいた国立高校は、こんな学校です。

1.生徒の自主性にまかせた校風・授業

国高生は学習だけではなく、文化祭・体育祭などの学校行事やどんなことにおいても、
主体的に課題を見つけて、コミュニケーションをとりながら、課題を解決していきます。
たとえば、こんなエピソード。
後述する国立の文化祭、「国高祭」は来場者が1万人となるくらい一般の方にも人気のある文化祭。
そのチケットをとるために、朝4:30から並ぶ方が出てきてしまい、ご近隣の方々に迷惑をかけてしまう・・・という事態に。
そこで、国高生は考えました。
チケットを先着順ではなく、抽選式にすることにしたのです。
抽選券を配付する時間も7時からに。それで解決されたと思いきや、今度はその抽選に毎回外れてしまう方が出て、不公平だ・・という事態に。
そこで、また国高生は考えました。
4回公演の演劇のうち、来場者が必ず1回は演劇を見られるように、数学の知識を活用して新たな解決法を見出したのです!
「こんなことになったけどどうする? 教師からはこれしか言いませんよ。」と岸田校長。
教師からあれこれ指示するのではなくとも、生徒たちが主体的に行動している姿が見受けられますね。
国高の校則は、「上履きを履くこと」だけと校長はおっしゃっていたことからもわかるように、先生が生徒を信頼していて、
また生徒もその期待に応えているという信頼関係もうかがえました。

2.アクティブラーニングを導入

国高といえば、毎年多くの国立大学合格者を輩出している高校ですが、そんな学校ではどんな授業を
しているのでしょう。いわゆる「受験のための勉強」ではなく、生徒が主体的に学ぶということを重視しています。
例えば、生物の授業では、「豚の中枢神経の観察」や「蚕を飼って育てる」といったことをしているようです。
実際に目で見て、触れて学習することで、観察力を高めているのですね。

3.日本一の文化祭「国高祭」

前述の通り、9月に開催される国高祭は日本一の文化祭と言われているほど誉れ高き文化祭。
特に3年生は、文化祭に命を懸ける!といっていいほど熱中しているようです。
みなさん、国高祭 画像 で検索してみてください。外装なども大変凝って準備しているということがわかりますよ。
特に演劇は、クラス対抗で「アカデミー賞」をねらってがんばっているようです。
今年の9月の文化祭、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか!?


まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、国高の校風伝わったでしょうか?
全部やる、みんなでやる、メリハリをつける、最後までがんばる!をモットーに、勉強に、部活に、行事に
すべてに120%の力を注いで、充実した高校生活を送っているようです。
ぜひ、学校説明会や文化祭などに足を運んで、その雰囲気を感じてきてくださいね。

この回の記事はこれにて終わりです。

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