こんにちは。合格チームのyanです。
7月16日に四谷区民ホールで開催された、「高校受験をする小5・6・中1・2生が今知っておくべきこと… どうなる?!変わる大学入試」のイベントをレポートしますね。
※下記は2016年7月現在での情報のため、必ず、最新の入試情報をチェックしてください。
 
さて、今回の講演会のテーマは、大学入試改革です。

中1・中2生は、志望校を考えながら高校の入試制度を調べているところ…という方も多いと思いますし、ましてや大学入試となると、「今の中2生から入試制度が変わるというのは聞いたことがあるけれど、よくわからない」という方が大半だと思います。 
7月16日には、Z会の教室代表の高畠社長と御茶ノ水教室長の尾田先生が、入試制度について講演を行いました。
では何が変わるのか。
国際社会で活躍できる人材を育てよう⇒大学は知識があるだけではなく、使いこなして、自ら課題を解決する人材が欲しい⇒大学入試の制度が変わる⇒高校での学習の仕方も変わっていく、ということです。
当初、2021年度大学入試から大きく変わる…と言われていましたが、2025年度までに段階的に変わっていくことが発表されています。
 
大きなところでは、国公立大学を目指す方の一次試験である「センター試験」が変わり、マーク式だけの問題から記述問題が導入されることになる見込みです。それ以外に、面接・小論文・ディスカッションなどで合否を決める、人物評価型の入試が導入されることになりそうです。既に、2016年度から、多様な人材を集めるための入試として、東大で「推薦入試」、京大で「特色入試」が導入されています。
また、最初に説明したとおり、記述力や思考力、課題解決力が求められるのは大学入試だけではありません。今の都立高校の入試でも、集団討論や小論文で記述力や思考力を問う学校があります。7月16日の講演会では、国立高校の推薦入試なども例に挙げて説明されていました。
 
それでは、中学生のうちは何を心がければいいのでしょうか
Z会の教室代表の高畠先生は、
○科目を捨てない! 5教科どの教科も丁寧に勉強しましょう。
○記述力をつける! 書く習慣をつけましょう。
これは、難関高校で求められる力と同じです! とお話ししていました。
難関大学の入試が難しくなる…とは言われていますが、条件はみんな同じですし、今から大学入試対策をすることが必要なわけではありません。中学生の段階では、基礎学力と記述力をしっかり養っていきましょう。
■イベント増設のご案内
さらに詳しく話が聞きたい…という方、7月23日にZ会新宿教室での講演会を増設しましたので、ぜひお越しください。前日20時まで受け付けていますので、ご希望の方は「Z会進学教室」までお電話でお申し込みください
講演後に「iPadスタイル」の体験や相談もできます。
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