Zambia: “A labour of love” for accidental tomato farmer

ザンビア:農業は“愛の労働“ 偶然トマト農家になった女性の話

34歳のマリア・ザロミス曰く、オーストラリアの看護師からザンビアの有力農家への転職は思いがけない出来事だった。彼女は12年間外国にいた後、認知症の父親の介護のため、母国に戻った。マリアはザンビアで看護師の仕事を見つけようとしたが、彼女の経歴はオーバースペックで仕事を見つけることができなかった。そして6か月後、彼女は家族の農園を引き継ぐことを決意した。
ツジニ農園の主事であるマリア・ザロミスはこのように話している。
「とても忙しい生活をしているわ。今日は午前5時に起きて、5時半から収穫しているの。基本的に私は農業以外に割く時間はないのだけれど、農業は私が情熱を注いでいるもの。大好きだからやっていること。だから私は農業を仕事として、というよりも、一つの生き方としてみているの。私にとって農業は愛すべきものだから。」
マリアは2016年にこの農場を引き継いだ。農場の名前のツジニは、マリアと彼女の兄弟の名前の頭字語である。40ヘクタールの農園はルサカの中心部から25キロ北に位置しており、主にトマトを栽培している。7,500米ドルの収益のほとんどは、この農園の事業に投資されている。マリアは農園の事業を成長させたいと考えているが、同時にコミュニティにおける読み書き能力の向上と、建築プロジェクトの推進に助力したいと考えている。
マリア曰く、
「私は恵まれない人々を助けたいと考えていて、農業の道に入ったのも学校に行っていない人を助けたり、仕事を創ったり、貧困を減らしたりすることで、彼らに明るい未来を与えたいと思ったから。」
この農園では地元のいくつかのコミュニティから70人を超える人々を雇っている。トーマス・タウロもその一人だ。彼は5年間農園のマネージャーを務めている。
農園のマネージャー、トーマス・タウロは言っている。
「働く限り、(その給料で)家族を支えられるか考えなくてはならない。この点において、ツジニ農園のおかげで収入を得て、私は家族を助けることができている。最近、状況は厳しいけれど、農園には収入面で助けられている。」
3人の母親であるセンゼニ・ンデベレは、アルバイトとしてツジニ農園で働いている。この仕事のおかげで、彼女は子どもたちを学校に通わせることができている。
センゼニ・ンデベレはこう言っている。
「今こうして収入を得て、私は学費を払い、子どもたちは学校に行くことができる。毎月支払いができていて、何の問題もない。」
マリアは転職したことを後悔していない。なぜなら、彼女にとって農業は愛の労働だから。

 

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