海外ではどのようなスキルが求められているのでしょうか?

経済協力開発機構(OECD)は1997~2003年にかけて「DeSeCoプロジェクト」を実施しました。ここでは「特定の状況のなかで(技能や態度を含む)心理社会的な資源を引き出し、動員することにより複雑な需要に応じる教育」が「コンピテンシー」として定義され、同時に「相互作用的に道具を用いる力」「社会的に異質な集団で交流する力」「自律的に活動する力」の3つが、これからの時代に求められる「キー・コンピンテンシー(主要能力)」として提示されました。

これらはPISAの枠組みにも盛り込まれ、世界的に共通する教育概念となりました。これにならい、世界各国で教育改革における資質・能力目標が設定され、各国でナショナルカリキュラムを開発する動きが活発になっています。国によって「キースキル」「汎用的能力」など呼称は異なるものの、共通するのは、従来の「基礎的なリテラシー」に加え、思考スキルや学び方の学習、協働する力といった「認知スキル」、人間関係や問題解決といった「社会スキル」の2つが、汎用的な能力として育んでいくことに重きが置かれている点。これは日本でも必要性が叫ばれている「21世紀型能力」でも同様のことがいえます。

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