キャンパスレポーターに聞く 学び・大学生活の極意(大学生の自由時間)

Z会OB・OGの大学生による「キャンパスレポーター」が、自身の中高時代を振り返りながら、中高生の学びに役立つ、とっておきの極意をお伝えするコーナーです。
大学生の自由時間

時間割がきっちりと決められていた中高時代と違い、大学生になると、ある程度自由に時間割を決めることができるようになります。遅い時間まで授業がある日もあれば、早めに授業が終わる日もあり、その分、授業の空き時間や放課後の過ごし方もバリエーションに富んでいます。そこで今回は、 Z会の先輩たちに、自由時間の過ごし方を聞きました!

「立体地図」の製作風景です!

放課後は「地理部」で活動

東京大・工学部

私は、大学で「地理部」というサークルに所属しています。その名のとおり地理好きが集まるサークルで、平日の放課後には「立体地図」の製作を行っています。私たちが作っている立体地図とは、平面の地図を等高線で切って、積み上げて立体的にしたものです。切り出したパーツを組み立てる工程では、小さいパーツも出てくるので、どこに貼り付ければよいかを探すのに一苦労します。しかし、それを乗り越えて一面作り終えた達成感はなかなか味わうことのできないものです。
完成した立体地図は、年2回の学園祭で展示します。過去に作ったものも含めて、日本全国の地図を並べた様子は壮観です。私たちの活動の積み重ねを、ぜひ見に来てください!
4年 ブーブ

昨年の6月頃に、梅農家の方のところで梅の収穫をしました!

サークル活動で、勉強だけではわからない経験を!

京都大・農学部

私は「農業交流ネットワーク」という農業ボランティアサークルに所属しています。サークルでは、週末や長期休暇を利用して、京野菜、梅や桃などの果樹、オリーブなど、全国各地でさまざまな農作物を栽培されている農家の方を訪問し、一緒に農作業をさせていただいています。
農家の方とともに作業を行っていると、それぞれの農作物のもつ特性などを生かして、いかにおいしいものを効率よく作るかに工夫があることがわかります。また、栽培だけでなく加工・ 販売まですべてを行われている農家の方もおり、そういった方々から営業戦略などのお話を伺うのはとても興味深いです。勉強だけではわからないことを実際に体験してみるというのは、貴重な経験になると思います!
4年 Aster

サークルの友達とホテルのスイートルームを借りて新年会を行いました。

バラエティに富む大学生の放課後

京都大・教育学部

中高生の放課後の過ごし方は、勉強か部活のほぼ二択になると思います。ところが大学生になると、放課後の時間の使い方はバラエティに富みます。そもそも、大学では自分で授業の履修スケジュールを決めるため、必ずしも自由時間=放課後=夕方以降ではありません。私は2回生のころは、週に15時間ほどの授業を受けていました。授業外の時間は、週2〜3回はアルバイトをし、また週2回ほどのペースでサークル活動をしていました。アルバイトやサークル活動のない日は、友達とご飯を食べに行ったり、勉強をしたりしていました。
人によっても時期によっても、時間の使い方は大きく変わるものですが、時間がありそうで、なんだかんだ忙しいのが大学生活です。なかなか想像がつきにくいとは思いますが、大学に入ると世界が広がることは断言できますので、楽しみにしていてくださいね。
4年 manyue

ある日のまかない料理、スペシャルエッグチーズバーガー。

新たな刺激をもらえるアルバイト

京都大・総合人間学部

私は1回生のときからスペイン料理店でアルバイトをしており、週に3回以上、多いときは週6回、出勤しています。効率的な動き方やお客さまとのコミュニケーションの取り方など、今までまったく使わなかった能力が鍛えられ、毎日とても刺激的ですし、幅広い年代のお客さまと会話することで価値観が変わることもしばしばあり、とてもよい社会勉強になっています。
また、一人暮らしをしている学生にとって飲食店で働くメリットの一つは、まかない料理があること! 食費が浮くので、まかないがあるだけでありがたいのですが、私のアルバイト先のまかないは毎回見た目もかわいく、味も絶品なんです! 毎回必ず写真を撮って、Instagramのストーリーに投稿しているので、見てくれている友人から、「いつもおいしそうなものを食べているよね」や「飯テロだ」などと、よく声をかけてもらえます。
4年 N.

秋の慈照寺です。

知見を広げる時間

京都大・教育学部

私は平日のサークル活動やアルバイトがあまり忙しくないため、放課後は比較的自由に過ごしています。高校時代までは部活や勉強が忙しく、あまり自由に使える時間がなかったというのが正直なところでしたが、今は授業が終わると好きな画家の作品を見に美術館に行ったり、友達と映画を見に行ったり、好きなアーティストのライブに行ったり、思う存分自分の趣味を楽しめるようになりました。私は日本史が好きな高校生だったので、大学帰りに気軽に歴史的な建造物を訪れることができるのはうれしいですね。とくに慈照寺で見た紅葉は今まで見たどこの紅葉よりもきれいでした。こんなふうに自分の時間をもつことができるのは今だけではないかと思うので、さまざまな世界にふれて、自分の知見を広げたいと考えています。
4年 テオブロマ

渋谷のイルミネーションを、みんなで見に行きました。

週に一度の、地元を懐かしむ時間

東京大・法学部

僕は金曜日の放課後、同じ大学に通っている高校時代の友人と一緒に夕食をとります。学部がばらばらなので、広いキャンパスの中でたまたま会うという機会は多くないです。そこで高校時代の仲間と「金曜日の晩は学食に集まろう!」という話になりました。普段は多少気を張って東京で生活しているからか、週に1回地元の話や思い出話ができると元気が出るので、とても好きな時間です。
そのあと時間があるときは、みんなで井の頭線沿線を散歩したりします。これまでに、吉祥寺や渋谷、下北沢や井の頭公園に行きました。地元で見知った顔と東京を散策すると、僕たちも東京の人になったんだなあ、としみじみ思うことがあります。
3年 葵のまち

ルミネエストにある行きつけのレストランのパエリアです。

新宿でお買い物!

東京大・経済学部

私はよく学校帰りに新宿をブラブラしています。まず「紀伊國屋書店」を歩き回って、おもしろそうな本を探します。新宿の紀伊國屋はビル一棟まるごと本屋さんなので、どれだけ見ていても飽きないし、読みたい本が見つかります。それから「ルミネエスト新宿」でお洋服を見て、最後にレストランフロアでご飯やおやつを食べるというのがルーチンです! ルミネエストには大学生にぴったりな服屋さんがたくさんあるので、ルミネエストに行けば洋服の買い物は事足りますよ。
新宿にはほかにも、「東京ミステリーサーカス」という謎解きや脱出ゲームを楽しめる施設や、無料で入れる都庁の展望台など、遊べるスポットがたくさんあります。東京の大学に進学したら、ぜひ新宿を歩き回ってみてください!
4年 あまね

夜の後楽園はきれいです!

立地のよさを有効活用!

お茶の水女子大・生活科学部

お茶の水女子大の最寄駅は丸ノ内線・茗荷谷駅ですが、隣駅は、東京ドームのある後楽園駅です。頻繁ではないですが、私はときどき東京ドームに野球を見に行きます。平日の夜に、国際戦を観たこともありました。人がかなり少なく、ゆったりと野球観戦を楽しむことができました。
後楽園には遊園地やショッピングモールもあるので、放課後に寄るのにちょうどよいです。おしゃれなレストランやコンセプトカフェなども多くあり、私の大のお気に入りの場所です。大学からは、後楽園だけでなく、池袋や上野、新宿なども行きやすいので、放課後はいろいろなところへ足を伸ばしています!
4年 moonlight

通いつめている、よしもと漫才劇場。

笑う放課後で毎日充実!

神戸大・工学部

私は放課後、よくお笑いライブを見に行きます。「コウテイ」という好きなお笑いコンビが所属している劇場である、よしもと漫才劇場へ主に足を運んでいます。お笑いライブの特徴として、一回の公演あたりの金額の安さが挙げられます。だいたい、1000〜2000円で見ることができます。大学生は自由な時間がとりやすいので、趣向を凝らしたライブを数多く楽しむことが可能です。
頻繁にお笑いライブへ行くようになってよかったことは、開場までの待ち時間に勉強する習慣ができ、その時間を活用することで、興味のあった資格を取れたことです(笑)。この後に楽しみが待っている!と思うと格段に集中力が上がるので、とても効率よく勉強をすることができたと感じています。このように、趣味を楽しみつつ、勉学にも励むことができ、毎日が充実しています。
4年 明けの明星

ゲームセンターで使用するカードです。

趣味の幅を広げる

東京大・理学部

放課後は、課題をやったり、勉強をしたりしています。学ぶことがとても多いので、基本的に遊びほうけている時間はないです。とくに実験があるときには、データの解析やレポートの執筆作業があるため、かなり大変です。
そんなこんなで毎日忙しいですが、私は数少ない息抜きとして、帰り道の途中でゲームセンターに行き、音楽ゲームをやったりしています。たまたま立ち寄ったゲームセンターでストレス発散がてら始めたのですが、手軽にできるのでハマり、気がつくとけっこううまくなっていました(笑)。ゲームを通じて知り合えた人もいますし、始めてよかったと、今では思います。たとえ忙しくても、少しの空き時間を使って趣味の幅を広げられますよ!
4年 ほんのり

アルバイトを辞めるときにいただいたアルバムです。勉強をがんばれ!とバイト仲間が背中を押してくれたおかげで、難しい問題にも立ち向かえている自分がいて、このアルバムをとても大事にしています。

価値ある直帰生活

慶應義塾大・法学部

放課後はまっすぐ家に帰ります(笑)。というのも、通信講座で資格の勉強をしているからです。不動産鑑定士という国家資格なのですが、さあ取ろう!と思って蓋を開けてみたら想像以上の難しさ。週3回楽しく働いていたアルバイトを辞め、週2回のサークルも試験まで自粛することにしました。
勉強を本格化させてからは、無職のため貯金とおこづかいが頼りで、たまに友達とご飯を食べるくらいです。しかし、こんなにも自分の将来のために時間を使えるのは大学生の今しかなく、やりたいことのために勉強できる環境をとても幸せに感じています。実際、充実しています。放課後にサークルやお出かけに行くのはとても楽しいですが、こうして家で資格の勉強をするのも、おすすめの放課後の過ごし方です。
3年 まあるいさといも