キャンパスレポーターに聞く 学び・大学生活の極意(SNSとの付き合い方)

Z会OB・OGの大学生による「キャンパスレポーター」が、自身の中高時代を振り返りながら、中高生の学びに役立つ、とっておきの極意をお伝えするコーナーです。
SNSとの付き合い方

SNS(FacebookやTwitter、LINE、Instagramなど)はとても便利で楽しいコミュニケーションツールですが、使い方によっては、貴重な時間を大量に費やしてしまったり、揉め事の原因になったりしてしまう可能性もありますね。
今回はZ会OB・OGのキャンパスレポーターたちが、中高生の少し先を行く先輩として、上手にSNSと付き合うためのアドバイスをお届けします。

大学の天文台の写真です。大学での学びに対するモチベーションを高めるのに、SNSは使えるのではないでしょうか。

SNSを上手に活用しよう

京都大・総合人間学部

スマホやSNSを完全に断って勉強に専念する、というのはなかなか難しいことだと思います。そこで、どうせSNSを使ってしまうのなら、自分の将来につながるかたちで上手に活用するのはどうでしょうか。
私は、SNSを使って大学のことや大学での学問のこと、仕事のことなど、受験勉強のモチベーションとなるようなことを調べるようにしていました。おかげで、大学のことや学問のことに詳しくなることができ、受験勉強をがんばろうというモチベーションになりましたし、大学のことをよく知っている分、受験校や受験学部の選択もスムーズにできました。
友達と長話をしてしまうなど、SNSの使いすぎには注意したいですが、適度な頻度で使う分には問題ないと思います。みなさんも、勉強へのモチベーションが上がるような、上手なSNSの活用法が見つかるとよいですね。
2年 オオサンショウウオ

受験勉強でお世話になった紙の辞書です。

「without スマホ」の時間を!

京都大・経済学部

みなさんはSNSを毎日どのくらい使っていますか。友達だけでなく、不特定多数の人ともつながれるSNSは大変便利ですが、やりすぎは禁物です。学校の定期テスト前や模試の前、そして受験勉強が本格的に始まってからは、SNSの使用を控えたほうがよいかもしれません。SNSだけではなく、ネットサーフィンも、ハマってしまうとどんどん時間が奪われてしまいます。
これらとうまくつきあっていくためには、スマホなしの時間を意図的につくってみましょう。勉強中、何か調べ物をしたいということがありますよね。その際、スマホを使うとついついほかのこともしてしまいがちです。そこで、私は代わりに電子辞書や紙の辞書を使うことをおすすめします。勉強の時間はスマホを遠ざける。このルールを守れば、SNSとうまく付き合えるようになるかもしれません。
2年 おおきに

受験生時代のスマホの待ち受け画面。

自分のルールを作って遵守するべし

大阪大・文学部

私は高2生のときにスマホを買ってもらい、学校生活に必要な通話アプリのみ利用していました。それでも友達と夜遅くまで会話してしまうことも。長時間の使用を防ぎ、勉強や睡眠の時間を確保するために、一定時間アプリを使用したら自動でスマホのロックがかかる設定にしたり、待ち受け画面に「時間を無駄にするな」という画像を使ったりして自制を心がけました。
大学では、サークル情報も就活情報もSNSを使用していないと乗り遅れるので、アカウントを複数使い分けながら情報入手をしています。何歳になってもスマホやSNSとのお付き合いは難しいですが、「何時間使ったら触らない」「勉強が終わるまで見ない」など自分でルールを決めるとよいと思います。
3年 ワニジロー

閲覧制限の一例です。本体の設定などから調節できます。

どうしても自制できない人へ

大阪府立大・工学域

私は高1のときにスマホデビューをし、SNSにのめり込んでしまいました。勉強はコンスタントにしていましたが、受験生のときには、やはりSNS断ちをしなければ…!と一念発起しました。
具体的には、スマホを解約してタブレットのみの生活に変えました。さらに、自分が見るであろう動画サイトなどの娯楽サイトを本体の設定ですべてブロックし、アプリも削除して、学問的な調べものしかできないようにしました。それまでは、動画を見ることなどに時間を費やしてしまっていたのですが、その時間がなくなり、必然的に勉強時間が増えたのはよかったと思っています。
本当は、自律の精神でうまく付き合っていくに越したことはないと思いますが、受験生のときくらいは我慢をするのもよい経験だと思います。
2年 テラ

高3生のとき、“一日横浜で遊ぶ”と決めて友達とカップヌードルミュージアムに行きました。SNSを通しての交流もよいですが、直接会って交流するのもよいものです。

受験勉強とのバランス

東京外国語大・国際社会学部

私は受験が終わるまで、SNSはLINEも含めてまったく利用していませんでした。誘惑に負けやすい私にとっては、これが最善の判断だったと思いますが、SNSも使い方次第では厳しい受験生生活の息抜きとしてよい影響を与えられるかもしれません。
SNSで時間を浪費してしまうパターンとして、大量の投稿やツイートを読もうとしたり、少しの空き時間になんとなくSNSを見たりしてしまうということがあると思います。そこで、SNSを利用するのであれば、基本的にはメッセージやLINEなどを通した友達との直接的な交流を中心とするのが得策でしょう。不特定多数の人の投稿やツイートをすべて見るのではなく、本当に気になる情報だけを決まった時間内でチェックするだけならば、勉強のよい息抜きになるでしょう。保護者の人や友達に協力してもらい、SNSを長時間見ているときには注意してもらうとよいかもしれませんね。
2年 いぽりと

調べ物をするときは、できるだけパソコンや辞書を使い、スマホに触れないよう意識しました。

SNSとともに生きる

京都大・法学部

私は中高生のとき、SNSを意識的に使わないようにしていました。勉強の息抜きに好きな芸能人の投稿を見ることはありましたが、SNSに依存することが怖くて、受験が終わるまで我慢していました。自分の意思が弱いことを知っていたので、“アプリを入れない”選択をしたことは、今振り返るとよかったなと思います。
実際に大学生になってSNSを解禁してから、一日中SNSを見てしまうだけの日があります。SNSは勉強の息抜きに手頃ですし、趣味の合う人がたくさんいて、ついつい没頭してしまいがちですが、“少しだけ”の連続でハマってしまうのがSNSです。一日に使う時間を決めるなど、習慣を身につけると、後々楽になると思います。私も今、スマホを触る場所や時間を決めてSNS断ちをがんばっています。
2年 ねこ

高校生のときに見つけて気になっていた竹富島(沖縄県)に、大学に入ってやっと行くことができました。

SNSでご褒美探し

東京大・理科一類

受験生にとってSNSは「貴重な時間を奪うもの」のようなマイナスイメージをもたれることが多いですが、使い方によってはモチベーションの維持・向上に有効なツールにもなります。私は旅行が好きなので、受験勉強の合間にSNSで美しい風景写真を調べて、「合格したらここに行こう・これを見に行こう!」と自分に言い聞かせて勉強のモチベーションをアップさせていました。SNSなら風景だけでなく食べたい料理や買いたい服など、目標を達成したらやりたいことを手軽に探せます。達成後のご褒美を用意するだけでも、がぜんやる気が出ると思うので、自分なりのご褒美を見つけてみてください。
2年 Taka

このようにアプリの制限時間を設けていました。

SNSと上手につきあうために

北海道大・農学部

SNSと上手につきあうために、私は受験期など時間が大切な時期は本当に必要なアプリだけを残して、必要のないアプリは削除していました。そうすることでアプリを開いてSNSに長時間費やすことが減ったと思います。また、スマホの設定でアプリをどのくらいの時間使用するかを設定し、時間を超過した場合、その日はもう使用できない設定にすることで無駄な時間を省くことができました。
大学生になってからはSNSと関わる時間が増えましたが、人とつながりすぎると疲れてしまうため、アプリを開かない日を設けたり、通知が来ないようにしたりして、リラックスする時間を必ず作るようにしています。SNS時代だからこそ、何とも関わらずにリラックスする時間が必要だと思うので、自分のやり方を見つけるとよいと思います。
2年 ぴろしき