監督職の働き方

高木さんが監督職である主任になったのは、入社9年目のことでした。
2007年の入社以来、教室教務、新規事業開発、広告宣伝とキャリアを重ねてきた高木さんに、主任として働く上での変化や成長を聞きました。

複数拠点のマネージャーに

初めて監督職になったのは首都圏の教室で勤務していた時でした。一つの教室の教室長から複数教室を指揮するエリアマネージャーへと管掌範囲が広がり、毎日顔を合わせるわけではない社員や講師の先生方をマネジメントすることになりました。離れていても同じ方向を向いて働くことができるよう、できるだけ綿密にコミュニケーションをとることを意識しました。


 

チームリーダーとしての心がけ

チームのメンバーが自分の業務の目的や役割を理解し、納得して仕事を進められるように気を配っています。「言われたから」「やらなきゃいけないから」という理由で仕事をしても成果を出すことは出来ません。同じ目的に向かって足並みを揃えるためには、疑問が生じた時にきちんと主張してもらうことが重要です。そんな関係性を構築するために、「メンバーの意見を頭ごなしに否定しない」「提案の良い部分に着目してフィードバックする」など、普段から意見を言いやすい環境づくりを心がけてます。


 

一人ひとりの強みを活かして

監督職だからといって、チームのメンバーと比較してあらゆる能力が秀でているわけではありません。表現力に長けている方、鋭い視点を持っている方など、年次関係なく一人ひとりに強みがあり、尊敬できる存在です。お互いの苦手をカバーし強みを発揮しあうことで、単なる積み上げではなく2倍、3倍もの成果が生み出せるようになります。お互いに強みを認識しあえるよう、気づいた強みをなるべく本人やチームのメンバーに共有することを意識しています。


 

チームだからこそ成し遂げられたこと

以前在籍していた新規事業開発の部署ではAsteriaのリリースに携わりました。右も左も分からない中、0からサービスを作りあげるというのは大変な経験でしたが、社内外の多くの人と関わり合いながら、各々の強みを持つメンバーと協力したからこそリリースすることができたと感じています。一人では絶対にできない事も成し遂げる事ができるというのはチームで働く醍醐味ですね。


 

変化を振り返って

入社10年を超えて初めて大学受験生向けの通信教育事業に携わることになりました。知識も経験も自身より豊富なメンバーを取りまとめ、さらにこれまで以上に他部署との連携も増えることには不安を感じましたが、教室で働いていた際に経験豊富な講師の方々とやり取りを行った経験や、Asteriaの開発に携わった際に培ったとにかく前に一歩踏み出す力が現在のマネジメント業務にも役立っていると思います。

 

今後の展望

教室長からエリアマネージャーへ、そして新規事業開発を経て通信教育事業の広告宣伝へとキャリアを重ねるにつれて関わる人も増えてきました。その中で、様々な価値観の人と関わるからこそ面白いことが出来るということを実感してきました。今後も、一人では絶対に作れない、本当に価値のある教育サービスを生み出せるよう尽力していきます。

 

Z会の好きなところ

教育者と企業人のバランスが取れているところです。売上の向上を最優先とし、お客様は二の次と考える人がZ会にはいないと感じています。お客様に満足していただくことを前提とした上で、さらにもっと多くのお客様により良いサービスを提供するために会社をどう発展させていくか、ということが議論できる刺激的な環境ですね。