管理職(育休経験者)の働き方

Z会には結婚・出産後も仕事を続けている女性がたくさんいます。育児休業制度は、保育園事情を考慮して、職場復帰のしやすさにも配慮したものとなっており、さらに短時間勤務(※)の制度も利用することができます。
現在、一児の母として子育てをしながら課長として仕事をしている鈴木さんにお話を聞きました。
※子どもが中学に入学するまで、1日あたり1.5時間労働時間の免除を受けられる制度。2014年に次世代育成支援対策推進法認定マーク「くるみん」も取得しました。

女性のキャリアアップが
身近なものに

最初に配属された部署には、女性の役職者をはじめとして、育休制度を使いながら子育てと仕事を両立し、キャリアアップをされている方がいらっしゃいました。入社当時、具体的なキャリアイメージは持っていませんでしたが、長く働きたいなという希望はありましたので、彼女たちの姿を見て安心したことを覚えています。


 

周囲の心遣いに
力づけられて

「出産を控えている」ということで、社内の人間関係で嫌な思いをすることは一切なく、むしろ温かく送り出してもらいました。妊娠中は体調が優れないこともありましたが、常に周囲の方が気遣ってくださいました。また、同じチームの若手社員が仕事を引き継いでくださったので、安心してお休みに入ることができました。


 

復帰を見据えて
育休期間を過ごす

自分が設計した新規講座の制作途中でお休みに入ったため、正直に言えば心残りもありました。 そんなときに会社から「無理のない範囲で…」とその新規講座関連のお仕事をいただき、育児の気分転換も兼ねて取り組んでいました。

また、育休期間で仕事の勘が鈍ること、社会との繋がりが弱くなることも心配していたため、復帰を見据えた育休期間を過ごせてよかったと思っています。


 

子育てが仕事に活きる

復帰後、いくつかの部署を経験しましたが、立ち上げ間もない通信教育幼児コースの開発部署に配属になった際は、ちょうど対象年齢だった子どもの様子がとても参考になりました。実際に教材に取り組んでもらうことで、「左から文字を読むという概念がない」など、大人の常識に縛られない子どもの物の見方がわかり、驚きの連続でした。

育児経験が仕事に生きることは多々ありますが、幼児向け教材の開発に関していえば、間違いなく我が子が最大の先生でした。


 

変化を振り返って

短時間勤務制度を使いながら慣れない育児との両立に奮闘している際に、管理職昇進のお話しをいただき、やっていけるか…と迷いに迷いました。ただ、せっかくいただいたチャンスですので、一度は挑戦してみようと思い今日に至っています。

管理職にも様々なタイプの方がいますが、自分は強力なリーダーシップを発揮するタイプではないため、業務上の課題解決にあたっては担当者の話をよく聞き、相談しながら、よりよい解決方法を共に模索するようにしています。 また、日々の業務に関しては担当者の方が自分よりもずっと詳しいため、信頼して仕事を任せ、必要に応じてサポートすることを心がけています。

 

今後の展望

以前は一人で仕事を抱えるタイプだったと思うのですが、育児でも仕事でも、それぞれが得意なことを活かしてサポートしあい、チームでコトにあたる方が全体としてのパフォーマンスは上がるということを実感しています。 チームのメンバーが実力を発揮し、気持ちよく働けるようにするにはどうしたらよいか、チームとしてパフォーマンスを向上させるにはどうしたらよいかを常に意識しつつ、仕事をしていきたいと思います。

Z会の好きなところ

お客様に対しても、仕事に対しても、一緒に働く仲間に対しても、真摯に向き合っている人が多いところですね。また、「学び好き」の社員が多く、社会人になっても興味・関心があることについて学び続ける社員がたくさんいます。 そのため、自分の専門に関するかなりマニアックな話をしても場が盛り上がり、ちょっとした雑談がとても楽しいです。