ジョブローテーション Case2

Career Path

入社当時の思い

大学院までの学びを活かして研究職に就く選択肢もありましたが、教育業界で働くことを選んだのは「人を支える仕事」の方が自分に合っていると思ったからです。文章を書くことが苦手ではなかったことと、専門性を活かしたいという気持ちから、理科教材を制作するプロとしてのキャリアを思い描いていました。Z会へ入社した際も、できればずっと教材開発者として働きたいと思っていました。

 

不安を乗り越え、自分なりのやり方を模索

実際に教材開発者として業務に邁進する中でも「教材開発のプロ」としてのキャリアを考えていたため、関西の教室への異動が決まった時は驚きと共に様々な不安が押し寄せました。家族を残し単身赴任をすることには抵抗を感じましたし、特に通信教育という非対面での指導から教室という対面での指導への変化は大きく、自分に務まるのかとても不安でした。ただ、異動して手探りの毎日の中でも、教材開発経験を活かした講演を行ったり、生徒・保護者と接したりする中で、徐々に自分なりのスタイルを確立して自信を持つことが出来るようになりました。

 

社内の橋渡し役として

ジョブローテーションの魅力は、複数の業務に携わり、多くの社員と関わることによって社内の橋渡し役になることが出来る点です。教材開発から教室への異動によって、教材開発と教室という部署間、あるいは三島と関西という事業所間において、知識や情報の共有に貢献することが出来ました。当初は働く環境の変化に戸惑いを感じましたし、異動直後は負担も伴いましたが、これまでの経験が何らかの形で役立つ場面も多く、「今」に繋がっていることを実感しています。

 今後の展望

関わる社員が増える事によって横の繋がりが強まるという点もジョブローテーションの魅力の一つですね。社内の各部署に頼れる存在が増えるというのは、新しいサービスを生み出していく上で非常に心強く感じます。今後は単なる橋渡し役としてだけではなく、横の繋がりを活かして知見を結集し、さらにお客様に喜んでいただけるサービス・商品の実現を目指して奮闘していきたいです。