カコモンにTRY!

フェリス女学院中学校の理科にTRY!

「カコモンにTRY!」は、過去の中学入試で出題された問題の中から、中学受験コースの皆さまに挑戦していただきたい問題を紹介するコーナーです。
ぜひ、お子さまと一緒に取り組んでみてください。

※ 3年生以上(いじょう)で習(なら)う漢字(かんじ)には文章(ぶんしょう)の後に読み仮名(かな)をまとめています。

今回の問題をご紹介する理由

今回ご紹介する問題のように、ジャムなどのびんのふたが開かなくなった経験がある方は多いのではないでしょうか。理科では、知識を身につけるだけでなく、ふだんの生活のなかで、ちょっとしたことでも気づいたり疑問をもったりすることができるようになることが大切です。ふだんから、理科に関連するニュースをチェックしたり、身近な自然現象で気になることがあったら調べたりする習慣をつけておくのもよいでしょう。

■ 読み仮名

問題(もんだい)、紹介(しょうかい)、開(あ)かなく、経験(けいけん)、知識(ちしき)、身(み)につける、疑問(ぎもん)、関連(かんれん)、自然現象(しぜんげんしょう)、調(しら)べる、習慣(しゅうかん)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

  • 今回のレベル 

★:3・4年生も理解できる基礎的な問題
★★:4・5年生ががんばって解ける問題
★★★:6年生向けハイレベル問題   

■読み仮名

理解(りかい)、解(と)ける、基礎的(きそてき)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

問題

2017年度 フェリス女学院中学校 大問5の2

■読み仮名

年度(ねんど)、女学院(じょがくいん)、容器(ようき)、金属(きんぞく)、選(えら)んだ、理由(りゆう)、説明(せつめい)、温(あたた)める、冷(ひ)やす

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

攻略法

【解答】

記号 カ

理由 金属は温めるとぼう張するので、金属のふたを温めることによって、ガラスの容器との間のすき間が大きくなるから。

■読み仮名

記号(きごう)、ぼう張(ちょう)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

【解説】

金属は温めると体積が大きくなり、冷やすと小さくなる性質があるため、金属のふたを温めるとふたが大きくなって開けやすくなります。ガラスも温めると大きく、冷やすと小さくなりますが、金属のほうが温度の変化による体積の変化の割合が大きいです。ジャムのびんは冷蔵庫に入れて保管することが多いと思いますが、冷蔵庫で冷やすとガラスも小さくなりますが、それ以上に金属のふたが小さくなってしまい、開けにくくなってしまいます。もし、ジャムのびんが開かなくなってしまった場合は、できるだけふただけが温まるようにして温めるとよいでしょう。

■読み仮名

体積(たいせき)、性質(せいしつ)、変化(へんか)、割合(わりあい)、冷蔵庫(れいぞうこ)、保管(ほかん)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

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