カコモンにTRY!

灘中学校の算数にTRY!

「カコモンにTRY!」は、過去の中学入試で出題された問題のなかから、中学受験コースの皆さまに挑戦していただきたい問題を紹介するコーナーです。
ぜひ、お子さまと一緒に取り組んでみてください。

※ 4年生以上(いじょう)で習う漢字には文章の後に読み仮名(がな)をまとめています。

今回の問題をご紹介する理由

今回は、文字を使った計算の問題を紹介します。計算のきまりを利用する問題で、中学の因数分解にもつながる内容です。問題を見たとき、「きれいな式だから、何かくふうができるのでは?」と考えられるかどうかがポイントです。

■ 読み仮名

紹介(しょうかい)、利用(りよう)、因数分解(いんすうぶんかい)、内容(ないよう)

※ 4年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

  • 今回のレベル ★★

★:3・4年生も理解できる基礎的な問題
★★:4・5年生ががんばって解ける問題
★★★:5・6年生向けハイレベル問題   

■読み仮名

理解(りかい)、基礎的(きそてき)、解(と)ける

※ 4年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

問題

2018年度 灘中学校 1日目 大問3

 

■読み仮名

灘(なだ)、個(こ)

※ 4年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

攻略法

【解答】

23

【解説】

a×b+b×c=a×b+c×b=(a+c)×b
c×d+d×a=c×d+a×d=(c+a)×d=(a+c)×d

だから、

a×b+b×c+c×d+d×a=(a+c)×b+(a+c)×d=(a+c)×(b+d)

bはaより1大きく、dはcより1大きいので、b+dはa+cより2大きいです。
そこで、2400を、差が2の2つの整数で○×□と表せないか考えると、

2400=48×50

と表せます。つまり、a+c=48、b+d=50です。

bはaより1大きく、cはbより1大きいので、cはaより2大きいから、

a=23、c=25

 

■読み仮名

差(さ)

※ 4年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

まだZ会員ではない方

関連リンク

おすすめ記事

海城中学校の理科にTRY!海城中学校の理科にTRY!

カコモンにTRY!

海城中学校の理科にTRY!

麻布中学校の算数にTRY!麻布中学校の算数にTRY!

カコモンにTRY!

麻布中学校の算数にTRY!

筑波大学附属中学校の社会にTRY!筑波大学附属中学校の社会にTRY!

カコモンにTRY!

筑波大学附属中学校の社会にTRY!


Back to TOP

Back to
TOP