カコモンにTRY!

海城中学校の社会にTRY!

「カコモンにTRY!」は、過去の中学入試で出題された問題のなかから、中学受験コースの皆さまに挑戦していただきたい問題を紹介するコーナーです。
ぜひ、お子さまと一緒に取り組んでみてください。

※ 5年生以上(いじょう)で習う漢字には文章の後に読み仮名(がな)をまとめています。

今回の問題をご紹介する理由

今回とりあげたのは、歴史分野の記述問題です。記述問題は、必要な要素をもれなく入れることが大切です。平清盛が行った日宋貿易についての問題はよく見られる問題ですが、キーになる用語を的確におさえたうえで、指定字数に合うように文章を肉付けできるかがポイントです。

■ 読み仮名

紹介(しょうかい)、記述(きじゅつ)、要素(ようそ)、平清盛(たいらのきよもり)、宋(そう)、貿易(ぼうえき)、的確(てきかく)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

  • 今回のレベル ★★★

★:3・4年生も理解できる基礎的な問題
★★:4・5年生ががんばって解ける問題
★★★:5・6年生向けハイレベル問題   

■読み仮名

理解(りかい)、基礎的(きそてき)、解(と)ける

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

問題

海城中学校第1回_社会_問2

 

 

(Z会注:下線部②は「瀬戸内」を指す。)

■読み仮名

海城(かいじょう)、瀬戸内海(せとないかい)、海難事故(かいなんじこ)、地域(ちいき)、役割(やくわり)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

攻略法

【解答】

平清盛はA地点に大輪田泊を整備して、博多津を経由せず瀬戸内海を通って中国と日宋貿易を行ったから。
(学校模範解答/48字)

【解説】

平清盛が瀬戸内海の航海を重視した理由は、「瀬戸内海航路で中国と日宋貿易を行ったから」です。清盛は、中国の宋との貿易による利益を重視し、それまでの博多より都の近くまで貿易船を呼びこみたいと考えました。そのために整備・修築した港が、A地点の「大輪田泊」です。問題文に「A地点の役割にふれて」とありますので、解答では、平清盛が大輪田泊を日宋貿易の主要拠点とした点を説明しましょう。また、地図に「博多」が明記されているので、この点も解答に織りこむとよいでしょう。

■読み仮名

大輪田泊(おおわだのとまり)、整備(せいび)、博多津(はかたのつ)、経由(けいゆ)、模範解答(もはんかいとう)、重視(じゅうし)、利益(りえき)、呼(よ)びこみ、修築(しゅうちく)、拠点(きょてん)、織(お)りこむ

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

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