カコモンにTRY!

5・6年生向け カコモンにTRY! 特別版 2021年春入試問題紹介の解答解説

「カコモンにTRY!」は、過去の中学入試で出題された問題の中から、中学受験コースの皆さまに挑戦していただきたい問題を紹介するコーナーです。
ぜひ、お子さまと一緒に取り組んでみてください。

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名(がな)をまとめています。

今回は、5月号の教材に同封してお届けした「カコモンにTRY! 特別版・2021年春入試問題紹介 教科担当者が選ぶ『この一問』」の解答・解説です。
ぜひ答えあわせをしてみてください。

■ 読み仮名

同封(どうふう)、お届(とど)け、特別版(とくべつばん)、紹介(しょうかい)、担当者(たんとうしゃ)、解答(かいとう)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

問題

お手元の5・6年生向け「カコモンにTRY! 特別版・2021年春入試問題紹介 教科担当者が選ぶ『この1問』」またはこちらのPDFをご覧ください。

■ 読み仮名

ご覧(らん)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

国語の解答・解説はこちら
算数の解答・解説はこちら
理科の解答・解説はこちら
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国語 解答・解説

解答

問一
①腕前/技量
②世話/手間/面倒
③方向/方面

問ニ
①余る
②焼く
③空く
④打つ

■ 読み仮名

腕前(うでまえ)、技量(ぎりょう)、面倒(めんどう)、余(あま)る

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

解法のポイント

慣用句・ことわざなどの知識問題は、時間をかけすぎることなく解き進めることが大切です。慣用句・ことわざを多く知っていることが理想ですが、わからなくても焦ることはありません。問一・問二ともに、前後の文脈や問題文に書かれている説明から、答えを推測できるかがポイントです。

■ 読み仮名

慣用句(かんようく)、知識(ちしき)、解(と)き、焦(あせ)る、文脈(ぶんみゃく)、推測(すいそく)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

問一は、前後の文脈からそれぞれの「手」が表す意味を考えます。
①…「上がる」という言葉から、この一文は「書道が上達する」という内容であると考えられます。上達するのは、書道の「腕前」や「技量」ですね。
②…「甘えん坊」な子どもなのですから、放っておくことはできません。あれこれと世話をしてやる必要があります。このことから、この「手」は「世話」や「手間」、「面倒」などと言い換えることができます。
③…建物の位置を示していることから、この「右手」は「右側」という意味で用いられているとわかります。したがって、向きを表す「方向」や「方面」が適切です。

問二も、意味の説明からある程度推測できるものがいくつかあります。
①…「処理しきれない」という説明から、能力の限度を超えたために処理すべきことが余っていることがわかるので、空欄には「余る」があてはまります。似た意味の慣用句に「手に負えない」があります。あわせて覚えておきましょう。
②…この慣用句は意味から推測するのは少し難しいかもしれません。「てこずる」は「扱いに苦労する」という意味です。「気をくばる/世話をする」などの意味ももつ「焼く」があてはまります。覚えておきましょう。
③…「ひまができる」ということは、それまで所持していたやるべきことが一段落して、手が空(から)になって自由に使えるようになることを意味します。したがって、空欄には「空く」があてはまります。
④…空欄には「打つ」があてはまります。「打つ」はさまざまな意味をもつ言葉で、ここでは「あることを行う」という意味で用いられています。似た意味をもつ慣用句「先手を打つ」もあわせて覚えておきましょう。

■ 読み仮名

内容(ないよう)、甘(あま)えん坊(ぼう)、換(か)える、示(しめ)して、適切(てきせつ)、程度(ていど)、処理(しょり)、能力(のうりょく)、限度(げんど)、超(こ)えた、空欄(くうらん)、似(に)た、難(むずか)しい、扱(あつか)い、一段落(いちだんらく)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

算数 解答・解説

解答

(1)77  (2)2021  (3)3481

解説

解法のポイント

数列と整数の融合問題です。
(1)は実際に書き出して考えましょう。数列の作り方が独特なので、きちんと読み解いて、ルールを誤らないよう気をつけましょう。

(2)以降は全部書き出していては時間が足りません。(1)で書き出しながら並び方の性質を見つけて、うまく活かせないか考えましょう。

■ 読み仮名

融合(ゆうごう)、実際(じっさい)、独特(どくとく)、誤(あやま)らない、以降(いこう)、並(なら)び、性質(せいしつ)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

(1)
15番目までを順に書いていくと、
4, 6, 9, 12, 15, 20, 25, 30, 35, 42, 49, 56, 63, 70, 77
となるので、15番目の数は77です。

(2)
1番目の数は2×2なので、
1番目の数に2を加えたものが2番目の数の、2×2+2=2×(2+1)=2×3です。
これは3でわり切れるので、3より大きい素数でわり切れる数が現れるまでは3をたしていきます。

5でわり切れる数が現れたので、5より大きい素数でわり切れる数が現れるまでは5をたしていきます。

このように進めていくと、整数の並びは次のようになります。

すると、この数の並びに出てくる、最も小さい47の倍数は、
(47の1つ前の素数)×47
とわかります。47の1つ前の素数は43だから、
43×47=2021

(3)
この数の並びには、
2×3, 3×5, 5×7, 7×11, ……
のように、(ある素数)×(その1つあとの素数)が必ず入っているので、まずはこの形で表せる数で3500に近いものを考えます。
60×60=3600だから、60に近い素数を考えると、
……, 53, 59, 61, 67, ……
などが考えられます。
53×59=3127, 59×61=3599
なので、この間に並んでいる数
59×53, 59×54, 59×55, ……, 59×61
の中で考えると、
59×59=3481  3500-3481=19
59×60=3540  3540-3500=40
だから、この数の並びの中の数で3500に最も近い数は、3481です。

■ 読み仮名

素数(そすう)、現(あらわ)れる

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

理科 解答・解説

解答

(1)地球温暖化
(2)森林の減少、化石燃料の消費量の増加のうちから1つ
(3)記号 B
理由 夏は植物の光合成がさかんになって、光合成による二酸化炭素の吸収量が多くなるから。

■ 読み仮名

温暖化(おんだんか)、減少(げんしょう)、燃料(ねんりょう)、消費(しょうひ)、増加(ぞうか)、二酸化炭素(にさんかたんそ)、吸収(きゅうしゅう)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

解法のポイント

夏は植物の光合成がさかんになります。光合成では大気中の二酸化炭素を吸収しているので、光合成がさかんになると、二酸化炭素の吸収量も多くなります。

解説

(1)図1から、気体①は二酸化炭素ということがわかります。二酸化炭素は温室効果ガスのひとつと言われており、地上の熱が宇宙空間に放出されるのをさまたげるはたらきがあります。現在、大気中の二酸化炭素が増加することで温室効果が強まり、地球全体の平均気温が上昇する地球温暖化が世界的に問題になっています。温室効果ガスは二酸化炭素の他にも、メタンなどがあります。

(2)大気中の二酸化炭素の増加の原因はおもに2つと言われています。1つ目は森林の減少です。人が牧畜や耕作の土地を得るために森林を伐採するので森林の面積が減少しています。2つ目は化石燃料の消費量の増加です。化石燃料とは石油、石炭、天然ガスなどのことで、大昔の動植物の死がいが、地中で長い間圧力をかけられることでできます。

(3)夏になると植物がさかんに成長し、光合成による二酸化炭素の吸収量が増えます。そのため、夏は冬に比べて大気中の二酸化炭素の濃度が下がります。

■ 読み仮名

効果(こうか)、宇宙(うちゅう)、現在(げんざい)、平均(へいきん)、上昇(じょうしょう)、原因(げんいん)、牧畜(ぼくちく)、耕作(こうさく)、伐採(ばっさい)、圧力(あつりょく)、増(ふ)える、比(くら)べて、濃度(のうど)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

社会 解答・解説

解答

ア・イ

解説

解法のポイント

消費税の特徴を理解し、私たちのくらしへの影響を考えよう。

■ 読み仮名

税(ぜい)、特徴(とくちょう)、私(わたし)、影響(えいきょう)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

消費税は、商品の販売やサービスの提供に対してかかる税金です。

ア・イでは消費税の特徴を考えます。消費税は、所得税のように所得(収入)や財産が多いほど税率が高くなることはなく、消費一般に広く公平に負担を求める税金です。食品や日用品などは生活に必要なものであり、収入が少ない人ほど家計にしめる食品や日用品の割合が高くなる傾向があります。このため、消費税の税率が上がると生活への打撃が大きくなると考えられます。したがってア・イとも正しい文です。

ウ・エでは税率が上がることによる社会への影響を考えます。景気とは、モノの売買や取引などの経済活動の活発さを示します。景気は政府が発表する景気動向指数などによって判断されます。近年では、2002年から2008年までが「いざなみ景気」と呼ばれる好景気でした。今までに消費税率の引き上げが1997年と2014年、2019年の3回行われましたが、税率を上げたことで景気がよくなったとはいえません。また、税率が上がる直前には買い置きのできる商品を多めに買う傾向が見られます。したがってウ・エは誤りの文です。

オでは税金の決め方を考えます。税率を上げるには法律を改正する必要があります。法律の制定や改正は立法機関である国会の仕事です。内閣の判断だけでできるとはいえません。したがって、オは誤りの文です。

■ 読み仮名

販売(はんばい)、提供(ていきょう)、収入(しゅうにゅう)、財産(ざいさん)、税率(ぜいりつ)、一般(いっぱん)、負担(ふたん)、割合(わりあい)、傾向(けいこう)、打撃(だげき)、経済(けいざい)、政府(せいふ)、判断(はんだん)、呼(よ)ばれる、法律(ほうりつ)、制定(せいてい)、内閣(ないかく)

※ 5年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

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