タブレット学習お役立ち記事
お子さまの「使いすぎ」「遊びすぎ」を防止!
iPadの「スクリーンタイム」機能
2019.12.4
6.8K
iPadでは、「スクリーンタイム」という各アプリケーションの利用頻度・時間などを確認したり、利用上限時間を設定したりできる機能が用意されています。今回は、このスクリーンタイムを利用して、iPadの「使いすぎ」「遊びすぎ」を防ぐ方法をご紹介します。
スクリーンタイムでiPadのお悩みを解決!
Z会の一部のコースでは、タブレット上で学習に取り組みます。保護者の方のなかには、お子さまのタブレットの使用に関して、勉強以外のことに時間を使いすぎてしまうのではないかと不安に感じている方もいらしゃるかもしれません。
iPadでは、そのような保護者の方のお悩みを解決する「スクリーンタイム」という機能が用意されています。今回は、このスクリーンタイムの機能についてご紹介します。
- 小学生タブレットコース1年生・中学受験コース本科塾併用要点学習プランをご受講の方
iPad以外のタブレット端末をご利用の場合にも、通信キャリアで提供されているサービスがあります。また、端末の利用を制限するアプリもありますので、必要に応じてご利用ください。
スクリーンタイムの機能には、以下のようなものがあります。
- iPadの休止時間を設定する
- アプリの使用時間を制限する
- 利用コンテンツを制限する(アプリの購入)
- 利用コンテンツを制限する(年齢制限)
- 利用コンテンツを制限する(Webコンテンツ)
- 特定のアプリの使用を制限する
これらの機能は、
設定>スクリーンタイム>スクリーンタイムをオンにする
で使用できます。
各項目の詳しい設定方法はこちら!
iPadで機能制限をする方法は、下のWebサイトでご案内しております。
今回は、上記のなかから、保護者の方にとくに多いご不安・お悩みに応じた機能をご紹介いたします。
その1:iPadで、どのアプリにどのくらい時間を使っているかわからない!
各アプリの利用時間を確認しましょう
スクリーンタイムでは、各アプリやWebサイトの利用にどれくらいの時間を使ったか、確認することができます。当日分と、過去7日分のアプリケーションごとの利用時間や通知回数などを知ることができるので、定期的にお子さまのiPadの利用状況をご確認いただくとよいでしょう。
利用時間を制限したいアプリがあった場合には、個別に利用上限時間を設定することもできます。
- 小学生タブレットコース1年生・中学受験コース本科塾併用要点学習プランをご受講の方
iPad上で「Z会小学1年生アプリ」「塾併用要点学習プラン学習サイト」の学習に取り組む場合には、iPadの標準のWebブラウザである「Safari」を使用しますのでご注意ください。利用上限時間を超えた場合も、保護者の方が管理されるスクリーンタイム・パスコードで利用時間の延長が可能です。
利用時間の確認
- iPadの「設定」アプリを開き、「スクリーンタイム」を選択
- 一番上のスクリーンタイムとかかれた箇所(端末名や時間が表示されているところ)を選択
- 当日分と過去7日分のレポートが表示される
その2:iPadで、動画視聴やゲームなど、勉強以外のことに時間を使いすぎていたらどうしよう?
アプリのカテゴリごとに使用時間を制限しましょう
スクリーンタイムでは、アプリの各カテゴリの1日当たりの使用時間が制限できます。
そのため、ご家庭の方針によって、「ソーシャルネットワーキング」「ゲーム」「エンターテイメント」など「教育」以外のカテゴリのアプリケーションの利用上限時間を、「1日○分まで」と決めて設定いただくとよいでしょう。また、曜日ごとに利用上限時間を変更したり、上限時間をすぎた場合にも使用時間の延長を許可したりすることも可能です。
- 小学生タブレットコース1年生・中学受験コース本科塾併用要点学習プランをご受講の方
iPad上で「Z会小学1年生アプリ」「塾併用要点学習プラン学習サイト」の学習に取り組む際に使用する「Safari」は「その他」のカテゴリに含まれますのでご注意ください。
その3:iPadで、成人向けのWebサイトを見たり、アプリに課金したりしてしまわないか不安……
利用コンテンツを制限しましょう
スクリーンタイムでは、Webサイトの利用制限やアプリ内での課金など、iOS11以前からあった機能制限を設定することができます。保護者の方の管理下で必要な設定を行ってください。
その4:せっかくスクリーンタイムで設定をしても、子どもが勝手に解除してしまわないの?
スクリーンタイム・パスコードを設定しましょう
iPad本体を使用するためのパスコードとは別に、スクリーンタイム・パスコードの設定が可能です。設定することで、スクリーンタイムの設定を変更したり、制限時間の延長を許可したりする場合に、パスコードの入力が必要となりますので、パスコードはお子さまには共有せずに、保護者の方が管理するようにしましょう。
スクリーンタイム・パスコードの設定
- iPadの「設定」アプリを開き、「スクリーンタイム」を選択
- 「スクリーンタイム・パスコードを使用」を選択
- 任意の数字を設定
- 本手順は、2019年11月13日時点で公開されているiPadの最新OS「iPadOS 13.2」をベースに書かれています。今後のOSのバージョンアップに伴い、手順が変わる場合があります。
- 画面のスクリーンショットは、iPad(第7世代/発売年:2019年)のものです。機種によって、画面構成が異なる場合があります。
- iPhoneやiPod touchでも同様の機能がご利用いただけます。
※iPad、iPhone、iPod touch、Safari は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。