中学受験コース6年生学習Topic

入試必勝のための過去問題活用法<出題傾向チェック編>

7月25日のトピック「入試必勝のための過去問題活用法<出題傾向チェック編>」に引き続き、「出題傾向」を把握し、より効率的に合格に近づくための過去問題の活用法についてご案内します。出題傾向をチェックすると、今後お子さまが伸ばすべき力が見えてきます。

★7月25日のトピック「入試必勝のための過去問題活用法<保護者準備編>」

出題傾向チェックでわかる、お子さまに必要な力

前回の「入試必勝のための過去問題活用法<保護者準備編>」では、8月までに過去問題を入手しておくこと、入手した過去問題を見ながらどんな問題形式・分野が出題されているかチェックすることをご案内しました。今回は、前回ご紹介した以下のチェック項目を参考に、各学校の過去問題から読み取ることができる「求められている力」をそれぞれご紹介しますので、今後お子さまが伸ばすべき力は何かを見きわめていきましょう。

□選択式の問題が多い
□語句を問われる問題が多い
□記述問題など、文章をたくさん書かせる問題が多い

選択式の問題や、基本的な語句を問われる出題が多い学校では、比較的得点しやすい反面、合格最低点が高めになる傾向があります。抜け、漏れがあると、大きく失点してしまう可能性があるので、各教科まんべんなく基本事項を身につけておく必要があります。また、選択問題は「○○でないものを選びなさい」といったようなまちがえやすい問われ方をすることもあるので、問題文を丁寧に読むようにしましょう。
一方で、複数の分野の知識を組み合わせて考えたり、習ったことに自分の考えを加えて表現させたりするような記述中心の問題が多い学校は、合格最低点が低くなりがちです。こういった発展的な問題が多い学校に対しては、とにかく少しでも多く得点できるよう、ポイントをもらさず書くための練習が必要です。
公式Webサイトで入試結果を公表している中学校の多くが「合格最低点」も公表していますので、実際に過去問題に取り組む前に「何割できていればよいのか」という点を調べておくとよいでしょう。

□長い文章を読んでから答える問題が多い
□グラフや図などを使って答える問題が多い

理科や社会の長い文章を読んでから答える問題や、グラフや図を使って答えさせる問題は、文章やグラフ、図など、与えられた資料・題材を正確に読み取り、正解につながるヒントを探すことが求められます。

□途中の式や考えた過程などを書き残すよう指示があることが多い
□答えだけを書く問題が多い

途中式を要求される場合には、相手にわかるように考えた過程を示す力や、答えにたどりつけなくてもわかるところまで書く力も必要です。答えだけを書く形式の場合には、時間に対して問題数が多いことがあるので、確実に解答できる問題を見分け、単位や漢字など、細かいミスをしないように気をつけながら限られた時間内に正確に解答する力が求められます。

□Z会のカリキュラムにある単元のなかで、まったく出題されていない内容がある

中学受験コースで学習する内容のなかには、出題する学校が非常に限られている単元があります。国語であれば文学史や短歌、算数であれば統計分野などは、ほかの学習内容と関係する部分も少ないため、例年の傾向から出題されないだろうと判断できる場合は取り組む優先順位を大幅に下げてもいいでしょう。
社会の時事問題についても同様で、例年どの程度出題されているかが今後の対策にかかわります。

8月が終了したら、過去問題を使った「実戦演習」にスイッチ!

夏の特別企画「ウカルンダーZとがんばる夏期講習」は、うまく進められていますか。今までの復習不足を実感し、「過去問題に取り組むのはもう少しあとにしよう」と判断されたご家庭もあるかもしれません。ただ、秋になってからは少しずつでもかまわないので、過去問題への取り組みを進めていただきたいと思います。
中学入試の範囲は膨大です。夏にしっかり復習していても、そこで確認した知識や解き方を模試や入試で自由自在に使いこなせるようになるには、もう少し時間をかけて演習を重ねる必要があります。これから学習を進めるにあたっては、
1)実戦に近い演習を繰り返すこと
2)「この内容ができれば合格できる」という「ゴール」を見すえながら学習に臨むこと

が大切になるのですが、この両方の目的を担ってくれるのが過去問題なのです。
過去問題は、上手に使うとこれからの学習を進めていくうえで強力な味方となります。まず保護者の方が早めにチェックして、今後の学習内容を見直していきましょう。

入試必勝のための過去問題活用法・ここまでのまとめ

●過去問題集は特徴を理解して選ぼう
●過去問題の分析をしよう
●過去問題に取り組むのは夏休み以降がオススメ

次回のトピックは8月22日(木)の予定です。
過去問題について、夏から直前期までの時期に応じた具体的な取り組み方をご説明します。

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