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毎月確認! 今月の受験準備ToDoリスト【12月編】併願パターンを最終チェック

入試本番までに保護者の方にはどういった準備が必要になるのか、その月ごとの「ToDo」(=今月のやっておかなきゃ!)をお伝えしてきましたが、今回が最終号となります。こののち入試までの「ToDo」は、12月12日オープンの「6年生合格応援サイト」掲載の「中学受験日めくりカレンダー」をぜひご覧ください。

12月のテーマ 出願パターンを最終チェック

出願手続きの時点になっても併願校を迷ったり、今の計画でいいだろうかと悩んだりしているご家庭も多いもの。ここではとくに多岐にわたるパターンが想定される首都圏・関西圏を中心に、Z会中学受験コースを受講された方の併願パターンをご紹介します。「出願前の最終チェック」として参考にしながら、もう一度お子さまの併願パターンを見直してみてください。
※入試日・R4偏差値は原則的に2019年春のものを掲載しています。
※R4偏差値は日能研が主催する模試の結果をもとに合格可能性を算出したデータです。詳しくはこちらをご覧ください。

パターン1 兵庫・男子 / 兵庫・女子

関西圏では、ほとんどの入試が1月中に行われますが、第一志望校の受験の前に、岡山県など四国・中国地方の学校の受験で腕試しをするケースがあります。なかでも、岡山県の学校は、行きやすいという地理的要因もあって近畿圏からの受験者も多くいます。各校の難易度も上昇していますので、合格を得て安心をするための受験なのか、難しい問題に挑戦することで緊張感を高めるための受験なのか、お子さまの性格も考えながら受験校を決めることが大切です。

パターン2 大阪・男子 

午後の2時、3時台に開始する「午後入試」を行う学校があります。午前中と合わせて1日に2校の受験ができるとあって、志願者を増やしています。午前と午後で同じ学校を受験するパターンもありますが、異なる学校を受験する場合、お昼ご飯や移動時間などに意外に時間をとられるので注意が必要です。
また、複数回入試を行っている学校には、受験料や繰り上げ合格などの優遇処置をとる学校もあります。一方で、複数回入試は後半の日程になるほど募集人員も少なく、倍率が高いことが多いので、ほかの候補の学校の出願状況などとも比較しながら出願するようにしましょう。

パターン3 愛知・男子 

中京圏は交通の便から、近隣他県も併願校になります。愛知・岐阜・三重の学校では、週末に入試が行われることが多いので、「入試・平日の学校生活・入試」といったパターンが続くこともあります。週末に力を出しきれるよう、複数週間のスパンで入試に合わせた生活リズムをつくるようにしておきましょう。

パターン4 東京・女子

首都圏入試の腕試しとして多くの受験生が集まるのは、千葉県や埼玉県の入試です。こうした併願のために、隣県の学校の倍率も難易度も上がる傾向がありますから、そちらを本命にしている場合は注意が必要です。この例では、都内の本命校の前に受験している学校が、安全圏ではなく実力相応校になっています。2月1日の入試独特の雰囲気にのまれてしまう、という話はよくありますので、事前の受験校はお子さまの性格も十分に考慮して慎重に検討してください。

パターン5 神奈川・男子

首都圏入試の腕試しとしては、近隣県の私学のほか、寮のある地方の学校などが首都圏会場で行う入試もあります。これらの学校は都内の大学などを会場に試験を行うことが多く、千葉や埼玉だと朝早くから出かけなければならないご家庭も、無理なく2月の東京・神奈川の入試と同じタイム・スケジュールで受験できるという利点があります。

合格を勝ち得るプランの選択を

今回の併願パターン例を見て、思っていた以上に幅広く出願していることに改めて驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。ですが、中学入試は本番の結果だけで合否が決まるものですし、子どもの成績は当日の体調・メンタル面で大きく変わるものですから、これくらい十分に用意しておかないと「万全」とはいいづらいのです。

また、中学受験事情に詳しい方々が口をそろえて言っているのが「とにかく合格を1校でも確保すれば大きくその後の波が変わる」ということです。中学受験に関する多数の著書をもつ杉山由美子氏は「子どもは合格すればうれしいんです。小学生の子どもがこんなにがんばっているのに1校も合格しない受験はかわいそう」ともおっしゃっていました。早い段階で親子ともに気に入った学校の合格を得ておくことで、第一志望校合格に向けても勢いがつきますし、万が一、第一志望校が残念な結果となっても「悔いのない受験」をすることができるでしょう。

もう一つ配慮していただきたいのが、子どもの性格を配慮し、第一志望校の入試に最良のコンディションで臨めるような流れを考えていくことです。早い日程で安全確実校を受験することで安心して試験に臨めるお子さまもいれば、逆に適度な緊張感をもって試験に臨むために、あえて最初から実力相応~チャレンジ的な位置づけの学校をもってくる、という考え方で臨まれる方もいらっしゃいます。ただしその場合でも、途中で安全確実の学校を入れておいたり、最初の結果しだいで受験校を変更できるようにダブル出願しておいたりするなど、いろいろな可能性を検討されることをおすすめします。

受験校は決まっていてもどの日程で受験するかで、合格の可能性は変わってきます。また、首都圏でも関西圏でも午後入試日程を取り入れる学校が広がっています。入試を経験していくうちに勢いがつき、同じ学校でも2度目、3度目の試験で合格を勝ち取ることもありますから、本命の学校の試験を体調、気持ちのうえでベストな状態で迎えられるように上手に考えておきましょう。

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