中学受験コース6年生学習Topic

年末までにZ会はどこまでやっておく?

12月号教材がそろそろお手元に届くころかと思いますが、来月頭には1月号をお届けします。今回は、忙しい学習スケジュールのなかでも「これだけは取り組んでいただきたい」という教材の課題を各教科まとめました。教材をチェックしながらお読みください。

Z会にどう取り組むか

これから「やるべきこと」はご家庭ごとに違います

いよいよ入試が迫ってきました。これから年末までは、どの受験生も学習時間を今まで以上に増やし、必死に勉強している時期になります。
この時期になると、志望校の難易度やお子さまの状況により「何をするべきか」は大きく変わります。「エブリスタディ アドバンスト」は、分野や出題形式などをまんべんなく網羅していますが、「お子さまの入試に必要なもの」はそれぞれ異なります。そこで大切なのが、やることをしぼることです。今後は、この「お子さまの入試に必要なもの」を意識してご家庭ごとの状況に応じた学習プランを考えましょう。

4教科の「これだけは!」

各教科ごと、得意なお子さま、苦手なお子さまに向けた教材の取り組み方をご案内します。入試が直前に迫ってきた年末には、教材の取り組み方も本番モードに切り替える必要があります。ぜひお子さまに合った学習方法で年末の時間を効率よく使いましょう。

国語の「これだけは!」

「てんさく問題」はできるだけ提出しましょう。

国語の年末までの優先課題

  • てんさく問題
  • 練習問題
  • ドリル、『漢字と言葉練習ブック』

国語が苦手なお子さまは・・・「着実に得点できるポイントを探す」

国語が苦手なお子さまの「これだけは!」ポイント

1. ドリルや『漢字と言葉練習ブック』で漢字や言葉の問題を強化する
2. 過去問題で出題されている文種の読解問題に絞って演習する
3. 苦手な文種の要点を読んで、少しでも解けるようにする

まず力を入れて対策をしてほしいのは漢字や言葉の問題です。「できてあたりまえ」であるだけに落とすことはできませんし、こういった問題はやればやった分だけ力がつきます。また、国語に苦手意識をもっているお子さまにとって、確実に解ける問題を増やすことは自信をつけるうえでも重要です。
記述問題を苦手とする受験生も多いのですが、白紙回答を避けるために箇条書きにしてみたり、関係ありそうな箇所をとにかく書き出してみたりするなど、きちんとした形にできなくても「少しずつでも書く」ということを習慣づけていきましょう。さらに、志望校の入試で頻出の文種のうち苦手なものを中心に「1日1題」取り組ませるなどして、「練習問題」のうち、基礎~標準問題くらいまでは「全く手がつけられない」状況を避けられるようにがんばりましょう。
国語では、他者の目を意識して解答を作成する、またそれがどのように伝わったかを「てんさく問題」をとおして確認することが非常に大切です。これまでに未提出のものを含め、できるだけ提出するようにしてください。

国語が得意なお子さまは・・・「読解問題の徹底強化」

国語が得意なお子さまの「これだけは!」ポイント

1. 読解問題は過去問題で出題されている文種を優先して取り組む
2. 実戦的な読解問題を中心に取り組む
3. 「てんさく問題」に優先的に取り組む

入試でいちばん配点が高いのは読解問題です。漢字や言葉の問題は、難関校では「できてあたりまえ」である反面、配点が低く、得点源とすることがあまり期待できない学校もあります。漢字や言葉の問題ばかりに時間をかけすぎないようにして、「てんさく問題」や「練習問題」、過去問題など、入試レベルの読解問題を「1日1題」をめやすに取り組みましょう。
また、国語に自信があるお子さまの場合、問題によってはセンスだけで解いてしまって細かいポイントを見落とし、「あと5点」「あと10点」を逃していることもあります。得意だからこそ、頻出の文種は「要点」や「てんさく問題」を通じて読解のポイントを確認することをおすすめします。

算数の「これだけは!」

頻出分野を総チェックする1月号は必ず取り組みましょう。

算数の年末までの優先課題

  • 練習問題の「入試総合問題」
  • 『計算練習ブック』
  • 1月号の「エブリスタディ アドバンスト」

算数が苦手なお子さまは・・・「計算問題と頻出単元に注力」

算数が苦手なお子さまの「これだけは!」ポイント

1. ドリルや『計算練習ブック』に何度も取り組む
2. 練習問題は「入試総合問題」の回だけでも全部終わらせる
3. 間に合わなければ11・12月号より1月号を優先

苦手な方は少しでも基本問題のスピードアップを図りましょう。ドリルや『計算練習ブック』の内容を速く、正確に解けるようになるまで取り組むのが今の時期から得点力を伸ばす近道です。とくに中堅校の試験では、計算の複雑な問題より、1行問題を確実に解いて少しでも多く得点することを考えてください。
「エブリスタディ アドバンスト」については、「入試総合問題」を最優先として、あとは約数・倍数、平面図形、速さ、比など、よく出る単元のものに取り組むとよいでしょう。この時期、志望校より高いレベルの問題に無理に取り組む必要はありません。過去問題とあわせて見たときに「ここまで難しい問題は出ないな」と感じたら、割愛するという考え方もできます。それよりも「ドリル」や『計算練習ブック』、「入試総合問題」、過去問題に取り組むとよいでしょう。
また、1月号は頻出分野の標準的な問題をひととおりチェックする回です。8~12月号の練習問題より難度は低めですので、ぜひ取り組んでください。

算数が得意なお子さまは・・・「計算演習+点差の開く問題」

算数が得意なお子さまの「これだけは!」ポイント

1. 計算練習+練習問題に継続して取り組む
2. 志望校の出題傾向によってはニュートン算、時計算などは、省略も可
3. 間に合わなければ11・12月号より1月号を優先

難関校を目ざす方は、毎日の計算練習や過去問題演習に加えて「エブリスタディ アドバンスト」の練習問題で出題されているような、いわゆる「点差の開く問題」にも数多く取り組み、力をつけてほしいものです。解き方がいくつも考えられる出題もありますが、解説どおりの解き方にこだわらず、正解が出しやすい解き方を優先するほうがよい場合もあるでしょう。また、ニュートン算、時計算など、特殊な解き方を理解するのが難しい問題は、過去にその問題が志望校の入試で出ていなければ基本の確認にとどめ、頻出単元に注力するという考え方もできます。
また、1月号「エブリスタディ アドバンスト」は頻出単元の標準レベルの問題ばかりを集めていますので、11月号・12月号が終わっていなくても1月号は必ず解けるようにしておいてください。

理科の「これだけは!」

基礎はドリルや練習問題でもれなくチェック。
得意分野で点差をつけられるようにしましょう。

理科の年末までの優先課題

  • 練習問題
  • ドリル

理科が苦手なお子さまは・・・「直前までドリル・練習問題をチェック!」

理科が苦手なお子さまの「これだけは!」ポイント

1. ドリル+練習問題を最後の回まで徹底的にやる
2. 得意な分野をつくり、その分野では難しい問題も解けるようにする

理科が苦手なお子さまの場合、まずは「ドリル」に取り組み、ひととおり重要事項を確認してから「練習問題」に取り組むことをおすすめします。
また、得意分野を伸ばし、自信をつけさせることも大切です。得意な分野だけは「Z会からの挑戦状」にチャレンジするなどメリハリをつけて、「この分野は絶対満点が取れる」というくらい自信をもてる分野をつくるのも、よい方法です。

理科が得意なお子さまは・・・「速く解くための練習」

理科が得意なお子さまの「これだけは!」ポイント

1. ドリルに何度も取り組む
2. 「Z会からの挑戦状」は解ける問題を見分けて解く
3. 過去問題の傾向を見ながら注力する分野をしぼりこむ

理科・社会は学習範囲が広く、時間がかかる教科ですが、時間をかけすぎると重視すべき国語・算数の対策がおろそかになってしまう心配があります。さらに、試験時間が30~40分と短いことが多いので、基礎的なことは短時間で答える練習が大切です。
そこでドリルにくり返し取り組み、さっと解く練習をしましょう。外出時や移動時間中でもできる分量・内容なので、「すきま時間」の課題にしてもいいでしょう。
また、難関校の場合、「Z会からの挑戦状」にあるような点差の開く難問が出題されることが多いものです。時間を計り、解ける問題を見分けて解く練習をしましょう。さらに時事問題が出題される学校もあり、どこまで対策するか、悩まれることもあるでしょう。気になることを全部やろうとしても難しいので、過去問題や学校説明会などの説明で出そうな問題が推測できる場合はそこに注力し、優先的にチェックするなど、限られた時間でできることを考えましょう。

社会の「これだけは!」

基礎を着実にしながら、「テーマ別演習」や「時事問題」で点差をつける方法を考えましょう。

社会の年末までの優先課題

  • 練習問題大問1
  • 「エブリスタディ アドバンスト」1月号1回目(時事問題)
  • ドリル

社会が苦手なお子さまは・・・「着実に得点できるポイントを探す」

社会が苦手なお子さまの「これだけは!」ポイント

1. 練習問題の大問1は必ずできるようにしておく
2. 残りの練習問題は時間を決めてできるところまでやる
3. (志望校で頻出なら)時事問題対策

社会が苦手なお子さまの場合、「基礎を大切に、あとはできるところまで」を心がけて、やることをしぼりこんでください。そのためにいちばん優先順位の高いのは「練習問題の大問1」。一問一答で「基礎」をできるかぎり固めましょう。残りの「練習問題」は、時間で区切ることが大切です。できるところまで取り組んだら「答えと考え方」を読んで確認するという流れで学習を進めるとよいでしょう。解説を読むだけでも力はつきますので、長時間考えこんで時間をかけすぎないように注意しましょう。
時事問題については、志望校の過去問を見て、どの程度の対策が必要か考えましょう。「エブリスタディ アドバンスト」1月号1回目の内容で、重要なことは一通り対策することができます。映像授業を視聴したあとにドリルを解いて、知識を定着させましょう。

社会が得意なお子さまは・・・「テーマ別演習や時事問題で差をつける」

社会が得意なお子さまの「これだけは!」ポイント

1. 練習問題の大問1は正しい漢字で書けるまで何度もやる
2. 残りの練習問題に取り組み、まちがった問題は再びチャレンジ
3. 「エブリスタディ アドバンスト」1月号1回目で時事問題対策

社会では重要用語はすぐに答えられるようにすることが合格への第1段階です。練習問題の大問1で重要用語を含めた基礎知識の定着をはかり、「問題をぱっと見てすぐに漢字で正確に書ける」ところまでもっていくようにしましょう。
さらに、難関校を志望する場合には「テーマ別」の出題の切り口に慣れることが大切です。難問もありますが、複数校受験すればどこかでこのタイプの問題が出題されるはずですので、入試演習期で学習している「テーマ別演習」に必ず取り組むようにしましょう。
ただし、そこでは時間を意識した取り組み方が大切です。時間内でわかる問題をできるだけたくさん解けるように練習しましょう。わからなかった問題は「答えと考え方」の解説を読み、正解とその背景となる事項を確認したうえで、再びチャレンジしておきましょう。
また、1月号1回目には時事問題が出題されています。新しい内容が多いので、しっかりと学習してください。志望校で時事問題が多く出題される場合は時間がなくても優先して取り組みましょう。

メンタル面を意識した学習プランの調整を

この時期は学習プランを立てるとき、お子さまのメンタル面を意識することも大切です。年末までにお子さまの成績や苦手分野、過去問題の傾向などを意識して、やることをしぼりこんだら、できるだけ決めたことを決めたとおりにこなしていくようにしましょう。「ここまでやればだいじょうぶ」ということが明確になれば、お子さまも安心して学習に打ちこめます。国語であれば長文読解を1日1題、算数だったら毎朝時間を決めて計算問題に取り組むなど、時間と「毎日取り組むセット」を決めて取り組むことで、安定したペースで学習を進めることができるでしょう。
さらに、ここからの学習ではうまく休みを取り入れることが大切です。お子さまはまだ小学生。これから入試が近づくにつれて、自信をなくして急に成績が下がったり、今まで解けていた問題が解けなくなったりと、思うように進まないことも今まで以上に起こりえます。そういったときにはゆっくり話をしてみたり、基礎や得意な分野の学習を繰り返して自信を取り戻していったりといった調整も必要です。まずは、お子さまが安心して学習を進められることを心がけましょう。

次回トピックは11月28日(木)更新予定です。

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