東大料理愛好会レシピ

夏の特別号_夏休みに親子で作る栄養満点簡単お昼ごはん

東大料理愛好会のメンバーが小さいころによく食べていた体験をもとに、頭がよくなる栄養素とレシピをご紹介します。

小学校時代の夏休みのころ、どんな食生活をおくっていたか?

高松さん(東京大学2年)

中学受験を意識してからの夏休みの食事はとくに温度に気を遣ったものが多かったです。八月の暑い時期にも体を冷やさないように、ぬるめで薬味としてミョウガとネギがたっぷり入ったそうめんや、大根おろしたっぷりのハンバーグをよく食べさせてくれました。
また、夏期講習期間には塾が午前・午後ともあるのでお弁当を持たせてもらっていたのですが、基本的にお弁当を食べる休み時間があまりなかったので、おにぎりと野菜という構成でした。腐りにくい食材しか使えず、おにぎりの具の自由度も低いなか、飽きないようにおこわや雑穀米にしてくれたりととても気を遣ってくれていました。

田代さん(東京音楽大学3年)

小学校低学年のころから、祖母と一緒に料理に挑戦していました。夏休みといえば「お盆」があり、毎年来客に備えてたくさんのまんじゅうやいなり寿司のしたくをしたのが思い出です。ふだん、食事のしたくは祖母が担っていたので、母と3人で料理をする機会は、正月とお盆だけでした。また、家庭菜園をしていたので、旬の夏野菜を収穫して味わうという体験ができたおかげか、おいしい野菜を自然と見分けられるようになりました。

天谷さん(上智大学2年)

小学校低学年のころは友だちと遊んだり、よく家で母と料理やお菓子作りをしたりしていました。料理といっても野菜を切ったり、卵や粉を混ぜたりと簡単なことですが、とても楽しかった思い出で、それがきっかけとなって料理に興味をもちました。小学校5年生からは中学受験のため、塾に通っていました。夏は毎日のように塾でお弁当でしたが、母が手作りで昼、夜の二食分を用意してくれていました。家で食べるのと同じものを食べられるようにと、わざわざ、保温の容器で夕方に夜の分を届けてくれました。いつでも栄養に気を遣い、野菜たっぷりのご飯を作ってくれました。本当に感謝してます。

肉団子でかわいいお魚さんプレート

材料(3人前)

豚ひき肉・・・・・・・ 150g
玉ねぎ・・・・・・・・ 1/4
しめじ・・・・・・・・ 1/6パック
 ★卵・・・・・・・・・ 1/2
 ★パン粉・・・・・・・ 大さじ1/2
 ★おから粉・・・・・・ 大さじ1/2
 ★塩・こしょう・・・・ 少々
◎ケチャップ・・・・・ 大さじ1
◎ウスターソース・・・ 大さじ1/2
◎しょうゆ・・・・・・ 小さじ1/2
◎砂糖・・・・・・・・ 小さじ1/2
◎片栗粉・・・・・・・ 小さじ1/4
粉チーズ・青海苔・・・ 少々
スライスチーズ・・・・3枚

作り方/レシピ

<手順>

お魚の台作り

(1)食パン6枚切りを魚の形に切る。

(2)その形のふち1cmくらい内側にあとをつけ、内側を押す。

(3)トースターで焼く

肉団子作り

 (1)玉ねぎ・しめじをみじん切りにする。

 (2)ボウルに豚ひき肉、(1)と★を入れ混ぜる。

 (3)小さめに(2)を丸め、耐熱皿に並べる。ラップをかけて、レンジで6分加熱する。(600w)

 (4) 耐熱容器に◎の調味料を入れ混ぜ合わせ、(3)の肉団子に絡めてさらに1分レンジで加熱する。(600w)

 

 (5) はじめに作った魚型の食パンにスライスチーズをのせ焼く。

 (6)(4)の肉団子を(5) に並べ、粉チーズと青海苔をのせる。野菜、食パンの耳で飾りつけをして完成。

アレンジのコツ!

今回はパンで魚のプレートを作るレシピをご紹介しましたが、プレートはごはんを魚の形にして焼きおにぎり風にしたり、スパゲティを魚の形にしたりなどさまざまなアレンジができます。かわいらしく、おいしいランチを楽しんでください。

夏野菜をたっぷり使った米粉のケークサレ

材料(2人前)

ブロッコリー(加熱済みのもの)・・・5房
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・1/4個
パプリカ・・・・・・・・・・・・・・1/4個
ベーコンまたはソーセージ(加熱済み)60g~
オリーブオイル・・・・・・・・・・・スプーン1杯
米粉・・・・・・・・・・・・・・・・200g
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・2個
チーズ・・・・・・・・・・・・・・・適量
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・50㏄
塩、こしょう・・・・・・・・・・・・適量

作り方/レシピ

<手順>

 (1)野菜をすべてみじん切りにする。

 (2)玉ねぎとパプリカを耐熱皿に入れ、塩をふりかけラップをして電子レンジで加熱する。(焦がさないよう3分を2回)。

 (3)ボウルに卵を割りほぐし、静かに混ぜながらオリーブオイルを少しずつ入れる。

 (4)(3)に牛乳を入れて混ぜる。

 (5) 加熱が短くてよい野菜や冷凍野菜を(2)と一緒に電子レンジで30秒加熱する。

 (6)オーブンを180度に予熱する。

 (7)温かいままの(5) を(4)に混ぜ、さらに米粉を入れてヘラで混ぜる。ボウルの底からすくいあげるように混ぜて、粉が見えなくなるまで混ぜる。

 (8)オーブン対応容器にクッキングシートを敷き、(7)を入れて180度で40分加熱する。

 (9)粗熱が取れたらクッキングシートを外して完成。

アレンジのコツ

粉によっては甘く仕上がるので、塩こしょうは強めがオススメです。このレシピは生地がふわふわですが、具だくさんがお好みの方は野菜を多めに入れてもおいしくできあがります。

玉ねぎなどの野菜は、カットして冷凍保存が可能です。夕食の支度と一緒に、まとめてストックしておくのがオススメ。カット具材があればアレンジの幅が広がります。お子さまと一緒に夏野菜をたっぷり取り入れた具材を選んで、皆さまならではのケークサレでランチを楽しく過ごしてください。

【お知らせ!】

今回の夏の特別号レシピを参考にした皆さまのアレンジレシピを大募集いたします。夏休みのランチにぜひ親子で取り組んでみてください!
「レシピ1:肉団子でかわいいお魚さんプレート」、「レシピ2:夏野菜をたっぷり使った米粉のケークサレ」のアレンジレシピの写真を撮って、画像データにて送付してください。両方もしくは片方だけでもご応募いただけます。また、アピールポイントは必ずご記入ください。ご応募いただいた作品は、東大料理愛好会メンバーのなかで厳正な選考を行い、特賞3名の方に図書カード(500円分)をプレゼントいたします。ふるってご参加ください。

締め切り:8月31日(木)

 応募フォームはこちら 

 

※レシピの応募はZ会員の方限定とさせていただきます

※お送りいただいた「アレンジレシピ」の画像やアピールポイントは、Z会のWebサイト、リーフレットなどほかの媒体にも掲載される可能性があります。

 

 

*この記事で紹介しているレシピはアレルギー対応はしておりません。アレルギーをお持ちの方はご注意ください。

 

東京大学料理愛好会

東京大学を中心に、さまざまな大学・専門学校に通うメンバーで構成されている。都内のキッチンスタジオで週に1度調理実習を行い、腕を磨く。
最近では、NHK総合テレビ『あさイチ』にメンバーが出演したり、大手回転寿司チェーンかっぱ寿司にメニューを提供したりするなど積極的に活動。
著書に『東大料理愛好会 頭がよくなるレシピ』など。

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