差がつく一問_第1弾(京大文系国語編)

まずは、2019年度入試を俯瞰しよう はじめに、問題構成や出題傾向を押さえて、「自分が受ける入試問題」を想像しましょう。"

第一問 【難易度:標準】
●出題形式・テーマ
現代文・評論
 金森修
『科学思想史の哲学』

●問題の内容・分析
近代科学の可能性を広げうる寺田寅彦の物理学について論じた文章からの出題。論理展開は明確で筆者の主張はつかみやすいが、傍線部周辺から解答要素を探すことができる設問と、文中に明記されていない内容を自分なりに類推して表現しなければならない設問とで難度が異なり、記述演習量で差がつく出題だった。

第二問 【難易度:標準】
●出題形式・テーマ
現代文・対話文
 大岡信・谷川俊太郎『詩の誕生』

●問題の内容・分析
詩の生死について論じた文章。詩には生死がある→詩の生死には個人的なレベルのそれと社会的なレベルのそれがある→詩の社会的な死は新しいものを生み出し、前代も含めた伝統全体を更新する契機となりうる、というのが大まかな流れだが、論の中心は詩の社会的な死の意義にあるとつかめれば、解答の方向を大きく外すことはなかったであろう。

第三問 【難易度:やや難】
●出題形式・テーマ
古文・評論
 藤井高尚『三のしるべ』

●問題の内容・分析
万葉集中の和歌の解釈について論じる文章。和歌中のキーワードである「みな月の望」が現在の〈真夏〉に当たることに気がつかないと、読解に苦労する。思い込みによる誤解に注意し、一文ごとの意味を丁寧に解釈することがポイント。

合否の分かれ目は?

●どんな問題?

 

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