差がつく一問_第2弾(京大英語編)

 

2019年度の合否を分けた「差がつく一問」は?

Z会では、2019年度の受験生の答案を独自分析。合格者と不合格者の答案を比較し、「どの大問の出来が合否を分けたのか」を検証しました。それにより導き出された「差がつく一問」は…?

差がつく一問は、

≪大問Ⅲ≫

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実際の答案&添削を見ながら、差がつくポイントを確認しよう!

以下の答案は、実際に入試を受験したZ会員の先輩がつくってくれた再現答案です。目標点(合格ライン)には達していません…。
まずは、実際の答案をZ会の添削指導付きで見てみましょう。そのうえで、Z会の分析を読み、どこで差がついたのかを確認していきましょう。

※満点・目標点はZ会の分析による。志望科類(学部)によって、過去問添削の成績表に表示される目標点と異なっていることがあります。
目標点とのギャップをどう埋める?

日本文の内容を大きく取り違えることなく、重要構文やイディオムを活用してうまく英文を組み立てています。しかし、このように一見よくまとまった文章に見えても、この答案では合格点とは言えません。
特に、第1文の「全体のなかの少数者」の部分のミスが悔やまれます。この部分は「マイノリティ」という言葉から連想されるものについて述べている文脈の中にあります。そのため、「少数者」をそのままminorityで表してしまうのでは、文意を適切に表現できているとは言えません
単語一つ一つの英訳に終始するのではなく、常に日本文に込められた意図を把握するよう意識し、それを的確に第三者に伝えられる構文・表現を選択するようにしましょう。

受験生全体の解答傾向は?

大問Ⅲでは、昨年度は和文英訳の中に内容検討が必要な自由創作部分(=日本文の中の空所)が含まれている条件英作文が初登場しましたが、今年度はシンプルな和文英訳に戻り、さらには専門的な内容が含まれない文意のとりやすい日本文が出題されました。そのため、受験生は構文や語彙の選択で迷うところがあまりなく、すらすらと解けた印象でした。それでも、実際に採点すると、ミスが散見され、減点が積み重なって、特に不合格者は目標点に遠く及ばない結果となりました。また、日本文の分量が多かったことも、減点が多くなった要因の1つと考えられます。一方、高得点者は、丁寧に訳出しており、大きなミスなく英文を書けていました。入試では、数点の差が合否を分けるため、細かい文法・語法のミスが明暗を分ける結果となりました。

 

Z会で、合格に直結する京大対策を!

Z会分析担当者からのメッセージ

京大英語は圧倒的な記述量の多さと難度の高さが特徴で、大学入試の中でも群を抜く高度な出題は今後も続くと考えられます。長文読解問題では和訳や内容説明の文章の精度が、英作文では適切な文法・語彙・構文の活用および内容構成力、さらに近年では自由英作文の比重が増え高度な論理的思考力が求められていることがわかります。ミスがないのはもちろんのこと、誰が見ても納得できる答案を作り上げることは想像以上に難しいものです。京大の求める理解度および英語力にたどり着くために、実際に京大の入試問題を解いて自分の得点力を知り、さらには自分のミスに100%対応した適切な指導を受けられる過去問添削で答案作成力を上げて、京大合格を勝ち取りましょう!

 

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