【教育×iPad】 iOS12「スクリーンタイム」特集(1)~ 中高 生向け:自分で自分 を律するためにスク リーンタイムを使う編

【教育×iPad】

iOS12「スクリーンタイム」特集(1)~ 中高

生向け:自分で自分を律するためにスクリーンタイムを使う編

 

2018年1に公開し多くの保護者・生徒の方に読んでいただいた記事「iPhone や iPad で学ぶときの「誘惑」を断ち切る方法」。学習にあたり、手持ちのスマートフォンやタブレットだとどうしても遊んでしまいがち、という人や、テスト前などに集中的に学習できる環境を作りたいという方に好評でした。

       

      しかし、この記事で公開している「おやすみモード(通知が来なくなる設定)」と、特定のアプリ1つだけしか起動しなくなる「シングルAppモード」だと、どうしても「複数のアプリを組み合わせて学習したい…」「学習アプリからの通知は受けたい…」といった、かゆいところに手が届かない部分もありました。

      そこで、今回はこうした部分を解消できるiOS12の新機能「スクリーンタイム」を紹介します。自ら「誘惑を断ち切る」ために便利な機能が満載で、iPhoneやiPadを学習用途にも活用しているという人にピッタリです。ぜひ、ご活用ください。

      iOS12をインストールしよう

      今回紹介する機能は、お手持ちのiPhone/iPadのOSが「iOS12」以上になっていないと使うことができません。iOSのバージョンは、以下の手順で確認することができます。

      「設定」アプリ→一般→情報→「バージョン」の項目が12以上の数字になっていればOK!

       iOSのバージョンが11.xx以下の場合は、iOSをバージョンアップしましょう。

       バージョンアップを行うときには、
       「設定」アプリ→一般→ソフトウェア・アップデート→「ダウンロードとインストール」

      iOS12は、iPhoneの場合はiPhone5s(2013年9月発売)以降のiPhoneと、iPad mini2(2013年11月発売)以降のiPadで利用できます。ここ5年以内に購入したiPhone、iPadであれば、ほとんどの場合で利用可能です。ただし、一部のアプリにはiOS12で動作しないものも含まれるかもしれませんので、お気に入りのアプリがiOS12で動作するか、事前に確認をしておきましょう。なお、Z会のiPad専用の学習アプリは、すでにiOS12で動作することが確認されています。

      iOS12にアップデートしたら

      iOS12にアップデートすると、最初の「Hello」画面で「スクリーンタイム」機能をONにするかどうかを確認してきます。この時、「オンにする」を選択することもできますが、オススメはいったんここはスキップしてあとから「設定」画面からオンにする方法です。今回はこの方法で使い方をご紹介します。

       

       

      新たに「おやすみモード」の下に「スクリーンタイム」のアイコンが増えていることがわかります。初めて「スクリーンタイム」をタップすると、以下のようなダイアログが登場します。スクリーンタイムの概要を説明するもので、この機能でできることが簡単に説明されています。

       

       

      自分用か、子ども用か?

      このダイアログの「続ける」をタップすると、次の画面で「このiPadはご自分用ですか、それともお子様用ですか?」という質問が出てきます。ここで、「これは自分用のiPadです」を選択すると、「集中したい時間帯にほかの情報をシャットアウトする」という使い方もできるようになります。
       続けて、具体的な「勉強に集中したいとき」に便利な設定方法を個別にみていきましょう。

       

      休止時間の設定
      まずは「休止時間」の設定をしましょう。これは本来、iPhoneやiPadを利用しない時間帯、つまり夜中の就寝時間に通知などで画面が点灯したり、振動したりして睡眠を妨げないようにするための機能です。ただ、従来の「おやすみモード」と同じように、これを応用して決められた時間だけ「勉強に集中する時間帯」にすることができます。「おやすみモード」と同様、「休止時間」の間はアプリの通知(振動や画面内のポップアップ通知など)が来なくなるので、友達からのメールや各種メッセージなどに惑わされにくくなります。
       標準だと画像のように22時から7時といった夜間の時間が設定されています。しかし、ここを18時-20時など時間を決めて設定すると「今から2時間は集中モード!」みたいな形で使えます。このあたりは以前ご紹介した「おやすみモード」と似ているのですが、「おやすみモード」と比べて以下のような便利な点があります。
      ・「休止時間」中は、誘惑になりそうなアプリを自分で選んで「起動しない」ようにすることができる
      より誘惑になるようなアプリを遠ざけることができます。
      起動しないように設定したアプリは、ホーム画面で砂時計マークとともにグレーアウトします
      アプリを起動しようとすると、このような画面が出てきます

      ・「休止時間」の間でも例外的に使えるアプリ(緊急連絡に使うようなもの)を自分で指定できる
      後述する「常に許可」の設定を使うと、休止時間中でもそのアプリが例外的に使えます。ただし、休止時間中は通知(振動や画面内ポップアップ)は行われない点に注意してください。とはいえ、ホーム画面でのアプリアイコン右上の数字だけは更新されるので、気づくことはできます。

      ・利用停止中のアプリでも、パスコードを入力することで一時的(15分または日付が変わるまで)に利用できる
      どうしても緊急の連絡を取りたい!というときに、15分だけLINEの制限を解除して要件が終わったら再び制限、という使い方も可能です。

       

      制限中アプリを一時的に制限解除する機能もある

       

      おやすみモードでは単に通知が来なくなるだけでしたので、それよりは一歩踏み込んだ「誘惑を断ち切る」ための機能が利用できる(しかも、どうしても困ったときには制限中のアプリも利用できる)というのがこの方法のメリットです。

       

       

      休止時間中はロック画面にこのようなメッセージが出ます

      App使用時間の制限

       

      アプリのカテゴリ(分類)ごとに「1日あたり○○分まで」といった利用時間の上限を設定する機能も利用できます。

       

      気づいたらゲームに長時間没頭してしまうという方、SNSを見始めると止まらないという方に、上記の「休止時間」と組み合わせて自分の中でのルールを設定できて、便利です。たとえば、ゲームは1日60分まで、SNSは30分まで、といった具合に自分の中で決めたルールを守ってiPhoneやiPadを使いたい場合は、ここで上限を決めてしまいましょう。上限時間の5分前になると「あと5分で制限時間だよ」と教えてくれる機能もあります。

      なお、制限時間に到達すると、画面が砂時計表示になって、アプリが停止します。ここでも、先ほどの「休止時間」の時と同じように、パスワードを入力することで時間の延長が行えたり、「今日は休止にしない」というオプションもとることができます。

       

                             曜日によって利用上限時間を変えることもできます。

       

      「常に許可」の設定

       

      上記の「休止時間」や「App使用時間の制限」を適用する例外のアプリを設定できます。ここで指定したアプリであれば、仮に「休止時間(=勉強集中モード)」であっても、1日の利用時間の上限に達していても、常に起動できます。基本的に、勉強集中時間中に使いたいアプリをここに登録しておくとよいでしょう。

       

       

      もちろん、ゲームやSNSなどのアプリをここに登録することもできます。が、そうしたアプリをたくさん指定してしまうと本末転倒なので、自分の気持ちとよく相談しながら、ここにどのアプリを登録するかを考えましょう。

       

      コンテンツとプライバシーの制限

       

      ここでは、iPadの機能制限の内容を変更できます。ブラウザー「Safari」で成人向けコンテンツの表示を制限したり、18歳以上が対象となるアプリの利用を不可能にすることなどが可能です。自分自身を律するために必要な設定があれば、この機能をうまく活用するとよいでしょう。

       

       

          一番上の「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにすると、iPhone/iPadに機能制限がかけられます

       

      スクリーンタイム・パスコードを使用

       

       

      スクリーンタイムの設定を変更する際に必要な4ケタのパスコードを設定できます。基本的には自分自身が集中したり、誘惑を断ち切ることが目的なのでパスコードを設定しなくても問題はありませんが、もし利用する場合は、このパスコードをくれぐれも忘れないように気を付けてください。休止時間の変更や解除などが一切できなくなってしまいます…。

       

      パスコードは2回、入力を求められます。くれぐれも忘れないように!

       

      デバイス間で共有

       

      こちらのオプションを使うと、同じApple IDでサインインをしているiPhoneとiPadでスクリーンタイムの設定を共有することができます。(ただし、どちらにもiOS12以上がインストールされていることが必須です)
      たとえばiPadで設定した「休止時間」が自動的にiPhoneにも適用されたり、その逆が可能になります。2台別々に設定をして使い方を変えてもよいですし、このオプションをオンにして同期してもよいですし、使い方はみなさん次第です。

      ゲームやSNSの利用制限時間などを設定している場合、iPhoneの方で1日の利用上限を超えると、iPadでも同じカテゴリに属するアプリが起動しなくなります。iPhone と iPad の両方を持っている、という人は、その使い方をうまく工夫してみてください。

       

      レポート機能

      最後に、自分のiPhone/iPadとの付き合い方を客観的に見つめたいときに便利な機能を紹介します。

       

      スクリーンタイム機能をONにすると、「休止時間」や「App使用時間の制限」などの機能を利用しなくても、
      「自分のiPhone/iPadでどのアプリをどのくらいの時間使っているか」「一日に何回、iPhone/iPadを持ち上げているか」「たくさんの通知を送ってきているアプリはどれか」といった統計情報が見られるようになります。

      自分のiPhone/iPadの使い方を客観的にみられます

       

      週末には1週間の使い方のレポートが届く機能もあり、特に機能制限や「勉強集中モード」を使わないという人でもオンにしておくといろんなことがわかって面白いので、ぜひ使ってみてください。

      今回の記事では、主に中高生の方ご自身が、「自分で自分を管理する」という目的で記事を書きましたが、次回は小学生のお子様をお持ちの保護者の方が、お子様にこの機能を使って適切なiPhone/iPadの利用を管理したい、というシーンのための記事を公開する予定です。

      ※iPhone, iPadは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

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      公開日:2018/11/15
      最終更新日:2018/11/26

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