英語4技能試験と大学受験

2021年1月から実施される大学入試共通テストにおいて、民間英語4技能試験を活用することが検討されています。その時に、どのような方法で活用されるのか、そして現在、既に導入をしている大学は、どのように活用しているのか、例をご紹介いたします。

 

 

 

 

現在、約45%の大学が、既になんらかの形で英語4技能試験を入試に取り入れています。今後ますますその動きは多様化し、浸透していくでしょう。この記事を読んでいる皆さんには、ぜひ大学の動向を感じていただき、進学に興味がある大学については、情報を追っていくことをおすすめします。

この記事は、2019年3月時点の情報を元に執筆されたものです。記事の内容に、例外を含んだり、試験の種類や学部によって条件が違ったりする場合がありますので、最新情報は公式発表や入試要項から確認しましょう。

以前公開したマナビシフトの記事「新高2生に告ぐ!『英語4技能試験受検のススメ』」もあわせてお読みください。

2021年 1月・2月実施の入試

2020年度に高校3年生となる皆さんが対象の、2021年2月に実施する入試(一般選抜)において、多くの国公立大学では、「出願資格」としてCEFR A2レベルの証明が必要だと発表しました。出願時に、大学の定める英語運用能力を有しているということを提示し、なおかつ大学入試共通テストにおいて「外国語(英語)」を受験するということになります。

東京大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、神戸大学、九州大学などがあてはまります。ほとんどの場合、CEFR A2レベルの証明は英語4技能試験の結果をもって示すことになりますが、東京大学や、一橋大学京都大学などは「高校による証明書」を提出するなど、英語4技能試験以外の方法で、英語のレベルの証明をすることができる大学もあります。
また、広島大学は、出願条件として英語4技能試験の受験が必須となり、さらに大学入試共通テストの英語も受験が必要だと明示しています。また、英語4技能試験において、大学が定める条件を満たした場合、大学入学共通テストを満点とみなすことも発表しています。

一方、東北大学北海道大学は、少なくとも2021年1~2月に実施する入試では、英語4技能試験の結果を出願資格とはしないことを発表しています。

東京学芸大学など、英語4技能試験を活用することを公表しているものの、「活用方法などの詳細は後日発表」としている大学も少なくありません。今後の情報に注目しましょう。

既に英語4技能試験の活用は始まっています。

ここまでは、未来の入試の話でしたが、既に4技能試験を導入している大学も数多くあることについて、紹介いたします。これからも、このような動きは広まっていくと考えられます。

4技能試験の活用のされ方は、大学によってさまざまです。上記で紹介したような、出願資格のほか、センター試験や個別試験、推薦入試などで利用されています。また、英語4技能試験を、加点として扱ったり、大学の課す試験に換算したりと、各大学によって色々な方法で利用されています。

ここから先は、4技能試験を既に導入している大学と、その活用方法について、例を紹介いたしますね。

センター試験での利用

まずはセンター試験での利用が行われている大学を紹介します。

立教大学では、大学入試センター試験利用入試において、外国語の「英語」を選択した場合、「大学入試センター試験の英語得点」と「英語資格・検定試験の換算得点」のいずれか高得点の方を合否判定に利用する制度を取っています。

立命館大学では、(一部学部をのぞき)センター試験の「外国語」において、4技能試験の指定されたスコアを提出すれば、「英語」の得点を満点に換算するとしています。

ほかにも、愛知大学南山大学福岡大学などが、英語4技能試験をセンター試験に利用できるとしています。

個別試験での利用

次に、個別試験での利用を紹介します。センター試験は共通の問題ですが、個別試験は、各大学ごとに出題されるものになります。

関西大学の外国語学部では、大学の示す基準を満たした英語4技能試験の結果を提示することで、一般入試の外国語の得点を満点とするとしています。

明治大学では、「英語4技能活用方式」を利用する場合、個別試験は免除するとしています。

 

推薦入試での利用

さらに、推薦入試でも、英語4技能試験を活用している大学があります。

筑波大学では「CEFRのB1レベル相当以上のスコアを持つ高校生は、推薦入試の総合評価に反映します」としています。(医学群医学類はC1以上!)

九州大学の共創学部の推薦入試には英語・数学・国語のセンター試験が課されますが、「指定した英語能力試験の成積を提出した者については、所定の基準にしたがって、大学入試センター試験の英語の点数に換算し、大学入試センター試験の英語の得点と英語能力試験の換算値を比較して、高い方の得点を査定の対象とします。」としています。

立教大学青山学院大学など、推薦入試の出願条件として英語4技能試験を提示している大学もあります。

このように、大学によって、さまざまな方法で英語4技能試験を活用しているということを、感じていただけたでしょうか。この動きは、今後ますます広がっていくと考えられます。今回紹介したのは一例ですので、ご自身が入試を受けるつもりの大学は英語4技能試験を活用しているのか、あるいはする予定があるのか、ぜひ調べてみてくださいね。

「大学が求める英語のレベルに達している」ということを証明することのできる英語4技能試験。うまく味方につけて、活用していきましょう!

 

大切なのは「英語を運用する力」を身につけること

そもそも、なぜこんなにたくさんの大学が、英語4技能試験を取り入れているかというと、「英語を運用する力」が必要であると考えているためです。「テストのために英語の力を身につける」のではなく、その先にある「英語を使うことができる」ということが重視されていることが現れています。

中高生の皆さんには、「英検を取るための勉強」「受験に受かるための勉強」にとどまらず、「実用的な英語の力を身につける」ということも、ぜひ同時に行っていただきたいと考えています。

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