「とりあえず文系・理系」は要注意! ~新大学入試における進路選択のポイントを解説!~

新高校2年生になるみなさん、志望校はもう決まりましたか。文系・理系の選択からはじまり、第一志望の大学・学部、併願校など決めなければいけないことが数多くあります。まずは志望校を選ぶにあたっての基本的な方針についてお伝えします。

 

1. 文系・理系で受験科目が異なる

大学入学共通テストや国公立大学の個別試験、私立大学の個別試験などで受験すべき教科が変わります。

【個別試験】

文系:英語・国語・地歴から1科目
理系:英語・数学IA・IIB・III・理科から2科目

 

【大学入学共通テスト】

文系:英語・数学IA・IIB・国語・地歴公民から2科目・理科基礎から2科目
理系:英語・数学IA・IIB・国語・地歴公民から1科目・理科から2科目

上記のパターン での受験が標準的です。ただし、各大学で特殊なケースもあるのでご注意ください。

2019年時点での各大学の個別試験は、たとえば、

【東京大学 文系】英語・国語・地歴から2科目・数学IA・IIB
【東京外国語大学】英語と世界史の2科目
【東京工業大学】 英語・数学IA・IIB・IIIと物理・化学(生物は不可)

のようになっています。

このように試験科目に特色を出している大学が今までも少なからずありました。

 

2. 各大学が試験科目に特色を出し始めた

2020年度以降の入試では、試験科目・試験方法に特色を出す大学がより増えます。

【早稲田大学 政治経済学部】

1) 大学入学共通テスト(100点)以下4科目を25点ずつに換算する。

外国語(以下いずれか1つを選択)・英語(リスニングを含む)・独語・仏語
国語
数学I・数学A
選択科目(以下いずれか1つを選択)
・地理歴史「世界史B」「日本史B」「地理B」から1科目
・公民「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目
・数学「数学II・数学B」
・理科「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目あるいは「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目

2)英語外部検定試験および学部独自試験(100点)

【慶應義塾大学 経済学部】

外国語・数学・小論文
または
外国語・地歴・小論文

早稲田大学・慶應義塾大学の同じ「経済」という名が付く学部でも試験科目が変わります。早稲田大学 政治経済学部では経済に必要な「数学」を含めた基礎学力を大学入学共通テストで測り、個別試験で記述・論述式の問題を課すという形式を取るようになりました。

 

3. とりあえず文系、とりあえず理系だと大変?

上記のように、各大学・学部が入学してほしい人材にあった試験科目や試験方法をとるようになるため、とりあえず文系を志望し、英語・国語・地歴を勉強するという勉強方法もリスクが高くなりました

つまり、得意科目・苦手科目という視点ではなく、「大学に入って何を学びたいか」「どの大学なら自分がやりたい学びを行うことができるのか」といったことを考えることがより大切になりました。

4. アドミッションポリシーを確認しよう!

具体的に入りたい研究室などが決まっている方は問題ないのですが、簡単には見つからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、志望校がなかなか決まらないという方は各大学・学部の「アドミッションポリシー」を見てみましょう。アドミッションポリシーとは入学者選抜方針のことで、その大学・学部がどんな人材に入学してもらいたいのかがわかるものになっています。

たとえば、東京大学のアドミッションポリシーには以下の内容が書かれています。

「文科各類の受験者にも理系の基礎知識や能力を求め、理科各類の受験者にも文系の基礎知識や能力を求めるほか、いずれの科類の受験者についても、外国語の基礎的な能力を要求します。」

このアドミッションポリシーを見た上でもう一度、東京大学 文系の試験科目を見てみましょう。

英語・国語・地歴から2科目・数学IA・IIB

文系各類の受験者にも数学が課されているのは上記のアドミッションポリシーに則っているからなのです。

このようにアドミッションポリシーを見ると「この大学は理系に強い人材を求めているんだ」「この大学は国際的な視野を求めているんだ」ということがわかります。

みなさんが、どういった大学生・大人になりたいかを考え、アドミッションポリシーを見ながら大学選び・学部選びを行えば、きっと後悔しない志望校選びを行えるはずです。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめると、ずばり以下の2点になります。

  • 科目の得意不得意だけで文理や志望校を選ばない!
  • アドミッションポリシーを見て自分にあう大学・学部を探そう!

 

今現在の自分の「得意・不得意」だけにとらわれずに、自分が本当に「学びたいこと」「将来やりたいこと」を大切に長期的な視点を持ち、悔いのない進路選択をするようにしましょう。

新大学入試に対応していることはもちろん、個別最適化された出題で、自分の得意を伸ばし、苦手を補う学習を効率的にできる「Z会Asteria」は、みなさんが志望校合格への道のりを歩むための心強いパートナーになるはずです。

 

未来を共創する21世紀型Online Academy Z会Asteria

Asteria

新大学入試で用いられる語学力の国際指標「CEFR(セファール)」基準で、4技能をバランスよく伸ばせる「英語4技能講座」、分野別に、アダプティブ・ラーニングで、自分の理解に応じた学習ができる「数学新系統講座」、他者とコミュニケーションをはかり、協働して課題を解決していく力を養うために、オンラインで他の受講生と主体的・対話的で深い学び(いわゆる、アクティブ・ラーニング)を実現した「総合探究講座」。知識に加え、社会で必要な力が問われる新入試に向けた一朝一夕では身につかない力を育めます。

iPad1台に深淵な学びの世界を凝縮したZ会Asteriaが、未来に向けて進むあなたを導きます。
※受講にはiPadが必要です。

 

受講を申し込む
資料を請求する
 Z会Asteriaを受講される方で、iPad端末をお持ちでない方は、Z会員専用の販売サイトより特別価格でご購入いただけます。   お得な12回払い分割金利0%ショッピングローンもございます。

公開日:2019/01/30
お問い合わせ

お問い合わせ

*お問い合わせの際は、「講座名」「お名前」「ご用件」の3点を最初にお知らせください。
*下記のお問い合わせ先は、Z会の通信教育 お客様センターとは異なります。
*曜日・時間帯によってお電話がつながりにくい場合があります。

Web上でのお申し込み方法、Z会Asteriaの対応端末・推奨環境、ログインやアプリに関するお問い合わせ

【Z会テクニカルサポートセンター】

0120-636-322
月曜~土曜 月曜~土曜 10:00~20:00
(年末年始を除く、祝日も受付)

Z会Asteriaのご受講・講座内容
に関するお問い合わせ

【Z会Asteria事務局】

0120-83-0022
月曜~土曜 10:00~12:00、13:00~18:00
(年末年始を除く、祝日も受付)

WEBでのお問い合わせ

お問い合わせフォームはこちら