【幼児】今月の取り組み「ここがよかった!」年長_5月

幼児コース年長の取り組みについて、会員のみなさんの「ここがよかった!」という声を紹介するコーナーです。
教材の取り組みをとおして感じたお子さまの成長や、取り組みのヒントなどのアイディア満載です。

幼児コース年長5月号「うちわで きょうそう」

5月号『ぺあぜっと』に掲載されている体験課題「うちわで きょうそう」に取り組んだ方の声をご紹介します。

・まずはうちわの骨なし、骨ありどちらの方が強くあおげるのか予測を立てるところから始めました。作っている最中も骨組部分が曲がらないように工夫して制作をし、実際に体験してみて結果が予測通りだったときのあの目の輝きは忘れられません。

・骨の有無で風の強弱が違い、紙コップの動き方が違うことをおもしろがっていました。ひと通り実験したあと、骨のないうちわにセロテープを大量に貼り、うちわ自体に強度をもたせて遊んでいました。

・最初、骨となるストローを雑に配置し、しっかりしないうちわに「なんで?なんで?」と困っていました。試行錯誤し、ただ骨を作るだけではなくて、連結しないと骨の役割を果たさないことにとても驚いていました。Z会の教材はすぐに答えを導くのではなく、考えさせる、考える過程を大事にしていて、そこがとても楽しいです。

・うちわを手作りしたことでうちわの形に興味をもち、家にあるうちわを比較して起こした風の違いや骨の数など調べていました。ただあおぐだけのうちわでしたが、違う角度から興味をもてたことがよかったと思います。
 

・付録の「うちわシート」で楽しく競争したあとは、自分で厚紙を切って大きさを変えたり、割り箸やストローをいろいろな向きでつけてみたりと工夫して遊んでいました。壊れた場合もなぜ壊れたのか、どこを直せば強くなるのかを考えていました。

・レースをするにあたってスタート地点の旗や、ゴール地点の目印などを追加で作って楽しんでいました。もっとこうしたいという気持ちを発展させられるのが、既存のおもちゃとの違いだなと感じました。

・紙コップに顔シールを貼ったり、「お父さんの顔!」と言って、ひげや眼鏡をかいたりして家族で競争しました。 骨がないから早くあおぐなど工夫してみたり、骨がもっとかたい方がいいとうちわの作り直しを求められたり……楽しめてよかったです。

・工作が好きなので、喜んでうちわ製作をしていました。ストローで薄い紙を補強できるということを知り、その後、紙でペープサートを作って遊ぶときにも、同じようにストローで補強するようになりました。たとえば、恐竜をかいて形に沿って切ったり、細い部分をストローで補強したりして遊んでいます。

 

~幼児コース指導部より~

骨のある・なしで、大きく性能が変わるうちわ。ゲームをとおしてうちわは骨に支えられているからこそ、強い風が起こせることに気がつくでしょう。人間や生き物の体も骨に支えられていることを実感できるといいですね。