うちの子がやる気になった方法教えます!

「勉強のやる気を出すまでが大変……」ということはありませんか? 今回は、やる気維持・モチベーションアップの方法を皆さまにお聞きしました。このコーナーでは、小学生向けコースを受講している皆さまが、どのように日々学習しているのか、アンケートや体験談をもとにお届けします。お悩みがあるときは、ぜひほかのご家庭の様子をヒントにしてみてください。

 

目次

・お子さまは学習に対して意欲的なほうですか?
・やる気を維持したり高めたりするコツ
・やる気が低下したときのサポート方法

・お子さまの学習意欲を高めるためにしている生活習慣はありますか?
・やる気を高める生活習慣の工夫
 

うちの子がやる気になった方法教えます!

夏休みが終わって後半期が始まりましたが、学校のある生活にうまく切り替えられていますか? なかなか勉強のやる気が出ない……ということもあるかもしれません。今回は、やる気を高める工夫や、やる気が出ないときの対処法について皆さまにお聞きしました。

※小学生向けコースを受講している方を対象に、本サイト上で実施したアンケートの回答をもとにしています。

 

「おおむねやる気がある」「教科や気分によってやる気にムラがある」と答えた方が、およそ半数ずつという結果になりました。
 

「おおむねやる気がある」と答えた方に、具体的なコツをお聞きしました。

本はリビングなどすぐに手に取れるところに置くようにしています。図書館にもよく通い、さまざまなジャンルの本を読むようにしています。
(小学4年生 大阪)

学校の勉強が楽しいようで、やる気も高いです。とくに算数は、学校で習った範囲の問題が出ると「簡単!」と言って進んで解いています。そういうやる気のあるときは、やりたいだけページを進めるようにしています。
(小学1年生 大阪)

少しでも勉強しようとしていたり、勉強しているところを見かけたりしたときは「すごい!頑張ってるね」とひと言だけほめるようにしています。また、よく見える場所に『完成箱』という箱を設置して、終わったドリル類は一定期間そこに入れています。直しまで終わったドリルが増えていくのを見て満足しているようです。
(小学3年生 埼玉)

学習に関して何か新しいものを取り入れるときは、いろいろな選択肢を用意して、本人に選ばせるようにしています。自分で選ぶことによって、やる気につながってるように思います。
(小学4年生 埼玉)

勉強を楽しいものだと感じられるように、という点を心がけています。また、「勉強は夕食後」と決めて、毎日同じタイミングで学習できるようにしています。
(小学6年生 静岡)

 

「教科や気分によってやる気にムラがある」と答えた方に、お子さまへの声かけやサポートのしかたをお聞きしました。

漢字が苦手なので、漢字の宿題が出るとやる気が低下してしまいます。「前より上手に書けるようになったね」など、細かくほめるようにしています。
(小学2年生 愛知)

遊びたい気持ちが強いときや、苦手教科を勉強するときはやる気が出にくいです。苦手な国語に取り組むときは、音読のしかたをほめたり、字をきれいに書けたらすかさず花丸をつけたりして、ほめる機会を増やしています。
(小学1年生 北海道)

苦手な問題に取り組むときは、「今日は1ページだけやってみよう」などスモールステップで進めるように声かけをしています。
(小学2年生 埼玉)

学校と学童が夕方まであるので、帰ったときには疲れていて、「一緒にやろう」と言ってもやる気が低下してしまっていました。「『がくしゅうカレンダー』を目安に頑張ろう」と声をかけていましたが、取り組む時間がバラバラで、週末にまとめて取り組むことも多くありました。どうしたら時間がとれるかを親子で一緒に考え、「夕方は疲れているので、朝1時間早く起きてZ会をする」と子どもが決めて、自分で進めてくれるようになってきました。
ワークは母が答え合わせをして、間違えたところにふせんを貼って渡しています。間違えた問題に母からのヒントを書いたり、「頑張っているね」とほめるお手紙やメモを書いて挟んだりすることで、嫌いなお直しもやる気が上がっているようです。
(小学1年生 奈良)

工作やお絵描きゲームなどやりたい遊びに夢中になって、勉強を後回しにしてしまうことがあります。そんなときは「ママが先生役やるから、学校ごっこで遊ぼうよ」と誘ってみたり、やりたい遊びを一緒にしながら「Z会いつやろうか?」と子どもに時間を決めてもらったりして、無理なく勉強に切り替えられるようにしています。
(小学1年生 千葉)

本人のペースでZ会や宿題にとりかかれるように、「準備ができたら始めてね」とだけ伝えておいて、あまり声をかけすぎないようにしています。
(小学3年生 埼玉)

「最低でもこれだけは進めよう」と、具体的な量を提示して、「それ以外のものは、この日(1日後か2日後)にやればいいんじゃない?」と提案しています。
(小学4年生 東京)

基本的に、進め方は本人に任せています。ただ、「めんどうだからと先延ばしにすると教材がたまって、あとから大変になるよ」と、学習カレンダーを見せながら説明しています。
(小学4年生 東京)

 

やる気を高める生活習慣

「ある」と答えた方に、具体的な生活習慣の工夫をお聞きしました。

朝のほうが元気で集中力もあるので、Z会は朝に取り組んでいます。
(小学2年生 愛知)

ガントチャートを使って、勉強などのやるべきことを可視化しています。
(小学4年生 大阪)

丸つけは子どもの見ているうちに行い、小さいことでもほめるようにしています。
(小学1年生 北海道)

勉強を終えたらあとは自由時間にしています。「やることをちゃんとやれば、あとは自由にしていいんだよ」と、よく声をかけています。
(小学1年生 大阪)

ゲームで遊ぶのは週末のみにしています。おやつのあとやテレビのあとなど、勉強を始めるタイミングは相談して、日によって調整しています。
(小学3年生 埼玉)

翌日の大雑把な学習予定を自分で立てて、実際に予定通りこなせたかを確認しています。
(小学3年生 埼玉)

夏休み中や学校が午前しかないときなどは、時間があるぶん「たくさん遊びたい」という気持ちが強く、かえってやる気が起きにくいようです。
そこで、表面にZ会・遊び・宿題などの項目を入れ、裏面に「がんばったね!」などのコメントを書いたマグネットを作りました。子どもが自分でマグネットを並び替えてスケジュールを立て、終わったら裏返していきます。遊びの時間も確保できますし、「宿題やった?」と声かけしなくても進捗が一目瞭然なので、親としても助かります。
(小学3年生 海外)

毎週、図書館に行っています。また、スマホやタブレットは利用時間制限の機能を使って、長くなりすぎないようにしています。
(小学6年生 静岡)

夜の8時から電気を暗くして寝る準備を始め、9時までには寝るように徹底しています。また、何時が一番集中できるのかを親子で話し合い、朝に学習するようにしました。子どもが勉強している間は、親も勉強するようにしています。
(小学4年生 東京)

 

Z会より

今回は勉強のやる気を高める方法について、皆さまにお聞きしました。小さいところも見逃さずにほめる、できたことを可視化するなど、ご家庭でのさまざまな工夫が寄せられました。皆さまの声を参考に、ぜひお子さまに合ったやる気アップの方法を探してみてください!

 

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