合格体験記

最高の新学期を迎えるコツ

京都大学・文学部合格
さき先輩

あっという間の1年。新学年はもう目の前です。やり残してしまったことはありませんか?
1つ学年があがる前のこの時期に、この1年を振り返ってから新学年を迎えてみましょう。
今まで気がつかなかったことに気づけるチャンスかもしれません。
少し早いですが、新学年を迎えるにあたって先輩方からのメッセージをご紹介します。ぜひご参考にしてください。

適度なオフ期間

一橋大学・社会学部   はまちゃん先輩

これから新学期を迎えるとなると、何となく身構えてしまって不安を感じ、春休みをリラックスして過ごせないという人もいるかもしれません。もちろん、勉強を投げ出して遊んでしまうのはよくありませんが、せっかく学校のない休みの期間なので、ゆったり過ごす時間が大切ではないかなと、私は思います。継続的な最低限の勉強は必要ですが、新年度になって怒濤の毎日を迎えるにあたって、冷静に自分と向き合う時間を作ってみるのもいいと思います!適度に勉強に取り組むのであれば、春休みは苦手克服がおすすめです。学年が上がる前に分からない部分を復習しておくことで、少し余裕を持って進級を迎えられるはずです。気を抜きすぎず、でも心に余裕を持つことを心掛けましょう!

プリント整理終わってますか?

岐阜大学・医学部   ゆれ先輩

月並みですが、新学期を気持ちよく迎えるために前の学年のことはしっかりと片付けてしまいましょう。せっかく新たな気持ちで頑張ろうと思っても、やらなければいけない前の学年の物が残っているとテンションが下がりますし、新しいことも始められません。具体的に言うと、前の学年の授業プリントなどは今のうちに処理しましょう。とっておきたい人は分類ごとにファイルに綴じる。もう見返すことはないと言う人は早く捨てましょう。前の学年のプリントが放置されたままだと、単純に汚く邪魔なだけでなく、新学年のプリントと混ざって大変な目にあいます(体験談です笑)。プリントを処理しながら今年習ったことを思い浮かべると復習にもなって一石二鳥ですね。

成長と「ちょっと不足」とリフレッシュ

東京外国語大学・国際社会学部   うぇんずでー先輩

新学期は新たなことに挑戦したり、変化する絶好の機会です。そんな時私がおすすめするのは、部屋の片付けです。部屋がいつも綺麗な人はその必要がないかと思いますが、プリントが山積みになっていたり、教科書が散乱していたりする私のような人は部屋の片付けをすることをおすすめします(自戒をこめて)。部屋が汚いことで何が問題となるかというと、つい目に入ったプリントで気が散って勉強に集中しにくくなることが主です。新学期を迎える前に自分の身の回りも整理整頓することは、新学期後の挑戦や変化を成功に導くのに一役買うと思います。部屋を片づけたり、模様替えするのは時間がかかることなので、是非休み中に挑戦してみてください!

自分を信じ続け、大切な方を大事に

東京大学・文科三類   ぴっぴ先輩

新学期になると環境や教科書も変わり、心持ちも大きく変わります。今までを振り返り、勉強面や時間の使い方など、自分の計画通りに進み夢の実現へ近づいていると思う方は、新学期になっても引き続き甘んじることなく日々を積み重ねていけば大丈夫、と前向きな想いを抱くことが大切と思います。一方、少し後悔が残っている方は新学期という節目を活用し心機一転、ここから努力を重ねれば大丈夫、と自分を信じていくことが大事と感じます。どれほど自分を信じられるかが合格や夢の実現に不可欠と思うためです。そして何よりも大切なのは人間関係だと思います。信頼できる方、尊敬できる方…自分にとって大切な方を大事にし続ける意識を、環境が大幅に変化する新学期こそ、改めてしっかり持つことが重要と思っています。

未来のあなたのイメージは?

東京理科大学・理工学部   シロツメクサ先輩

今年度も残すところわずか。今は様々な活動のまとめの時期になると思います。同時に、この時期に自分が将来やりたいことを考えてみるのがおすすめです。皆さんの中には、なりたい職業が決まっている人、まだ考え中の人もいると思います。どんな人にも、具体的な職業や志望校とはまた別に、将来何がしたいかを考えてほしいです。普段は定期試験や受験が第一目標だと思いますし、それらにしっかり取り組むことは大切です。しかし、だからこそ比較的まとまった春休みなどの時間を利用して、10年後や20年後の自分を想像してみてください。大学ではいろいろな出会いがあります。自分の中に軸のようなものがあれば、きっとそれらをより良いチャンスにつなげられるはず。みなさんの将来に幸あらんことを!

ワンポイント・アドバイス
  • 苦手な分野ってありませんか?勉強にしろ部活にしろ一つくらいあると思います。この苦手がなかなか厄介で、今後あなたの足を引っ張る可能性があります。しかし普段の授業で目の前の覚えなければならないことに追われ苦手な分野に力を注ぐ余裕がない人は多いのではないでしょうか。授業に追われない春休みで、勉強に限らず苦手な分野を一つでもいいから決めて打ち込んでみてください。ぜひ時間に余裕のある春休みに「これを頑張った!」を作ってみてください。 (京都大学・文学部 熱帯魚先輩)
  • こんな時こそ差をつけるチャンスです!普段時間が取れずに放置してしまっていた分野を一気に片付けてしまいましょう。具体的には、各科目ごとに、①テストの成績が良くなかった分野、②成績は平均だけど苦手に感じる分野、③成績は良かったけど自分の中で不安な分野、とわけて、①から順番に教科書を読んだりZ会の復習など問題演習をこなして苦手を潰していきます。③まで終えたら得意な分野に移ります。春休みの間に①の分野だけでも克服できると新学期を自信を持って迎えられると思うので、規則正しい生活を送りながら、自分の不得意分野をクリアして気持ちよく新学年に上がりましょう! (京都大学・法学部 ねこ先輩)
  • 春休みは1年間頑張った自分にご褒美をあげる日と今の学年の総復習をして新学期に備える日を作るのがオススメ。私が中高生のときには、メリハリをつけ、元気も学力もチャージすることを心がけていました。今しかできない青春を楽しみつつ、今しておかなければならない勉強も忘れずに、充実した春休みを送ってください。 (大阪大学・文学部 ワニジロー先輩)
  • 皆さん、生活リズムは崩れていませんか?春休みなど、長い休暇の際は、ついつい夜ふかしをしてしまったり、布団の中で、ダラダラと過ごしてしまうのではないでしょうか。私のおすすめは、起きた後に体を動かすことです。ストレッチや軽い筋トレをすると、体が温まって活動しやすくなります。布団に包まった状態で、ストレッチをしてみるのもいいと思います。早起きは慣れだと思いますので、ぜひ早いうちから実践していきましょう! (千葉大学・医学部 らっぱ先輩)
  • 勉強は継続が命なので、「足りないと気づいたものは新学期までに終わらせる」くらいの長いスパンでコツコツ進める計画をたてると、やる気が持続しますし定着もしやすくなります。もし溜めてしまった添削問題があっても、慌てず長い目で追いつけるようにした方がいいです!(私自身、溜めた添削問題を一気にやって、復習するのがとっても大変だった苦い経験があります…。) (早稲田大学・基幹理工学部 たーたん先輩)
  • このタイミングで今まであまり理解できていなかったことを確認しておくと、自信を持って次の内容へ進むことができると思います。具体的には、模試の復習、教科書・問題集をざっと見返してあやふやな部分がないかのチェック、などがオススメです。高校の科目は積み重ねが重要なものが多く、基盤がぐらついているとその先で困ってしまうことも往々にしてありますから、ここで苦手分野は一度リセットしておきましょう!余談ですが、新学期は環境の変化が大きく、ストレスが知らず知らずのうちに溜まっていってしまうと思います。自分の時間も大切にして、良い年度のスタートを切りましょう♪ (大阪府立大学・工学域 印識先輩)
  • 年度終わりから春休みにかけての時間は、「〇年生ゼロ学期」という言葉もあるように、1年間の自分を振り返る良い時期であると同時に、次の学年への準備期間でもあります。1年前の自分と、今の自分を比べてみてください。学力だけでなく、部活面でも、対人面でも、たくさんの成長を実感できると思います。自分の「少し足りない部分」に的を絞って、それを埋め合わせることで、さらなるレベルアップにつなげてほしいと思います。もちろん、リフレッシュも大切です。心身ともに健康な状態で、次年度を迎えられるようにしましょう。 (東京大学・文科三類 一興の翁先輩)