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TOP 小学生に必要なことって? 小学生を勉強好きにする7つの方法 子育てや子どもの環境に関する心配・疑問Q&A
子育てや子どもの環境に関する心配・疑問Q&A
Q2 子どもの夢を育むための、親としての役割とは。
A2
日本の子どもは、世界で最も夢を持っていないというショッキングなデータがあります。そういえば、私たちはいつしか、親の役割は子どもの夢を育んでやることだという一点が曖昧になってきている気がします。子どもの夢ではなく親の見栄を押し付けていることも多いのではないでしょうか。子どもの夢は子ども自身が創り彫琢するものです。
子どもの夢を育むための、まず親の仕事は、子どもの夢を育むことなのだということをしっかりわきまえることが大事でしょう。そして、そのために、子どもに本物をたくさん見せてやること、本物をたくさん体験させてやることが大切だという自覚をもつことです。
本物を見せる、体験させるというのは、子どもの心と身体は、本物に接したときにこそそれに共鳴してあこがれの気持ちを抱くようになるものだからです。遊びだって本物の遊びを体験させてやる、たとえば積み木一つだって、よく練られた、感触のよい、プロの作った積み木ですと、何時間でも作りつづけます。ハイキングに行くときも、家族で自然を満喫するようなハイキングに行くと、家族の大事さを実感しますし、自然に興味を持ったり、親との会話に関心を強くしたりするものです。
私は子どもが小学生か中学生の間に、一度はアジアの国に連れて行ってやって欲しいと思っています。そこでアジアの本物に触れるのです。それは時には貧しさであったり、時には古い歴史であったり、それが本物であればこそ、子どもたちの心に必ず何かを残していきます。
また、子どもたちが何かに凝ったとき、それが何らかの価値あるものであれば、それに没頭させてやって欲しいと思います。マンガを描くことに凝ったときには、それに集中させてやって欲しいし、料理に関心を持ったら何かを毎日作らせてやって欲しい。そして、やがてわが子が何かの夢を語り始めたときに、親は「あなたならできる、絶対にできる」と言い続けてやってほしいのです。それが親のつとめだと思います。
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