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TOP 小学生に必要なことって? 小学生を勉強好きにする7つの方法 子育てや子どもの環境に関する心配・疑問Q&A
子育てや子どもの環境に関する心配・疑問Q&A
Q7 兄弟・他人との比較ではなく、子ども本人自身の成長を見守る秘訣とは。
A7  「あなたはお兄ちゃんなんだから、そのくらい自分でしなさい」とか「お姉ちゃんがあなたの年齢には、もうそんなことできてたわよ」などと言ったことはありませんか?さりげない言い方で、特別に気にすることはないと思われるかもしれませんが、こう言われつづけた身になって考えてみてください。言われつづけた当人は、いつしか自信のない人柄や兄弟が嫌いな人間になる可能性があります。
人を育てるとき他人と比べてはいけないというのはヨーロッパ社会では育児の基本中の基本のような格率です。比べるということは、多くは、その子が得意でないような基準を持ってきて、その子を断罪することです。「○○ちゃんは、もう塾でここまでいっているのに、どうしてあなたはやる気がないの」というとき、その基準は、○○ちゃんの中に豊かにあるものではなく、親が期待しているだけのものでその子が苦手なものであることが多いのです。そうなると、その子は、自分の苦手なことを押し付けられて、次第に自分ってダメだなあと感じるようになっていき、ますます自信がなくなっていくのです。
人と比べないというのは、その子を個性的な子にしたいからです。個性的というのは、世の中にこの子しかいないという特性をもっているということです。ゆっくりタイプの子であれば、それがこの子の個性で、それはほかの子とは違う、何でもじっくりと取り組むのがこの子の個性だと認めてあげるということです。
親は、わが子の個性の芽や癖をできるだけ悪く見ないような練習をしてください。よくみるのです。早とちり→エネルギーの充満している子、内弁慶で家庭ではわがまま→感情をうまく抑えるのが苦手→芸術家タイプ、競争心のない子→自分が本当に気に入ったことしかやらない→本物であるときにしっかり動く冷静派等々です。こうした見方を練習しているうちに、親が思っていることが伝わり、わが子は個性的で自信のある子になっていくものです。
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