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TOP 小学生に必要なことって? 小学生を勉強好きにする7つの方法 子育てや子どもの環境に関する心配・疑問Q&A
小学生に必要なことって?
知ることが喜びとなる学び方
― 勉強といえばテキストやテストと考えがちですが、小学生というナイーブな時期にさまざまな体験をすることが重要なのですね。
もちろん、教科書やテキストは大切です。それが学校では基本になります。だけど、それらを吸収するベースに、人間は何かを知りたいという強い動機を持つことが必要なのです。人間の知り方は複雑で、うまく学べば何かを知ることが喜びとなるものです。
自分たちは何のために知識が欲しいのか?知識を学ぶのか?それは、自分が生まれたこの世界のありとあらゆるものと深くコミュニケーションしたいからではないでしょうか。それが学ぶことへの強い動機になっているはずです。だからそうした体験(コミュニケーション)なしに、「さぁ木の名前を覚えよう、裸子植物とか被子植物とか覚えましょう」と言われても、なんのこっちゃ?となるわけです。けれどモノそのものを実感し、それらと対話するような体験をいっぱいしていると、紙で勉強する時にも「なるほど、これがそうか」となり、そうした動機が学習意欲をどんどん高めてくれるわけです。
最近の小中学生は調べものでも、普段からインターネットでちょこちょこっと調べることができ、それをレポートに書いてくるようになっています。それなりのレポートを書いてはいるけれども、自分は何も感動していないということが増えています。これではまずいなと思うのです。情報化社会というのは、情報をどんどん提供してくれる。それを適当に要約したりすると、いっぱしのレポートのようなものはできるけれど、肝心の本人が実感したり、感動していないのです。これでは本当のことは身につかない。よく「知っているけれども識(し)らない」と言いますが、だんだんそうなってきている。知るということがこんなにおもしろいものだということを体験できない知り方はもったいないと思います。
不思議だなと思う体験を家庭で
学校は本来、あることがらについて各自の体験を通じて子供たちが断片的には知っていると仮定して、それは実はこういうことだったんだよと教える場所です。しかし今は体験の中で不思議だなと思うことをいっぱい持って学校に来ているわけではない。そうした体験を十分にさせてもらっていない。だから今、家庭でやってあげられることの基本は、体験になってきているのです。体験が不足していて、学ぶ土壌が耕されていない時に、学校でやっているペーパーテストをもっと何度もやりなさい、学力が低下しているからもっとたくさんしなさいなどと言っていると、ますます勉強嫌いが増えてしまいかねません。そうならないためにも、<モノそのもの><ヒトそのもの>と触れ合って、不思議だな、自分でもっと調べてみたいな、考えてみたいなと思わせる体験を家庭でたくさんさせることから始めてほしいのです。
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