TOEIC®L&Rテスト全般

  1. Q1.申込手続き・試験日・受験地・公式認定証の送付などについて
    TOEIC®L&Rテストを受験したいのですが、申込手続き・試験日・受験地・公式認定証の送付などについて教えてください。
    概要は以下のようになっています。

    ●申込手続きについて
    TOEIC L&R公開テストの受験申込には、大きく分けて以下の2つの方法があります。
    ・インターネット申込
    ・コンビニ端末申込

    それぞれ手続き方法・申込期間(〆切)などが異なりますので、詳細は必ずTOEIC公式サイトの該当ページでご確認ください。なお、キャリアアップコース会員の皆さまは、会員特典として、TOEIC L&R公開テストを団体価格でご受験できるサービスをご利用いただけます。

    ●試験日と受験地について
    TOEIC L&R公開テストは、1月・3月・4月・5月・6月・7月・9月・10月・11月・12月の各月1回(日曜日)、年10回実施されます。

    受験地については、全国80都市に設置されています。ただし、実施回により受験地が異なりますのでご注意ください。

    正式な日程・詳細な受験地については、必ずTOEIC公式サイトの該当ページでご確認ください。

    ●公式認定証について
    公式認定証(Official Score Certificate)は、試験日の約1ヵ月後に送られてきます。TOEIC公式サイトに結果発送予定日が掲載されていますので、試験の前に確認しておくとよいでしょう。

    なお、上記の内容は「TOEIC® LISTENING AND READING テストの基本情報」にも記載しています。また、最新情報は必ずTOEIC公式サイトにてご確認ください。
  2. Q2.いつから準備を始めればいい?
    TOEIC®L&Rテストを受けようと思うのですが、いつ頃から準備を始めればいいですか?
    就職活動や大学・大学院入試の出願などにTOEIC L&Rテストのスコアを用いたい場合、「スコアがいつ必要なのか」をはっきりさせ、いつから準備を始めるかそこから逆算していく必要があります。例えば、12月中旬にスコアが必要な場合、ギリギリのスケジュールは以下の通りになります。
     
    • 10月上旬まで:11月試験の申込を済ませる(〆切日は申込方法によって異なります。最新情報はTOEIC公式サイトをご確認ください。)
    • 11月中旬:公開テスト受験
    • 12月中旬:公式認定証発送(予定)・受取
    このように、スコアが必要なのは12月でも、申込は10月の上旬までに済ませる必要があります。つまり、最低でも「スコアが必要となる2カ月半前」には受験の具体的な手続きを取らなければならないのです(しかも、これは「最短の準備期間」であることに注意する必要があります)。

    理想的なのは「受験を思い立ったら間に合う回からすぐ受験し、スコアが必要な時期までに複数回受験する」ことです。初めて受験した方々からは「リスニングのスピードについていけなかった」「リーディングは問題数が多くて時間内に解ききれなかった」という感想を多くいただいています。スコアが必要な時期にギリギリ間に合う回の試験のみ受けてこのような失敗をしてしまったら、もう取り返しがつきません。それまでに複数回受験しておけば、このような「失敗」を次の受験に活かせますし、得たスコアの中から一番よいものを活用することができ、よいことずくめです。

TOEIC®L&Rテストの内容

  1. Q1.試験時間・問題数について
    TOEIC®L&Rテストの試験時間・問題数について教えてください。
    試験時間・問題数は、Listening Sectionが100問で45分間、Reading Sectionが100問で75分間で合計200問・120分間となっています。 「TOEIC®テスト徹底分析と対策」にて詳細をご覧ください。
  2. Q2.TOEIC®L&Rテストの配点は?
    TOEIC®L&Rテストの点数はどのようにして計算されているのでしょうか?
    TOEICは、「1問○点」というように設問ごとに配点があるテストではありません。TOEICのスコア算出には複雑な統計処理が施されており、その統計処理の方法についても詳細は非公開となっています。したがって、何問正解したら何点くらい、という推測を行なうのは非常に困難です。

    TOEIC L&Rテストの最高スコアが990で、全部で200問あることから、「1問約5点」というような考え方をする人もいるようですが、それは推測の目安にすぎず、何ら信憑性はありませんのでご注意ください。
  3. Q3.TOEICに必要とされる語彙量は?
    TOEIC®L&Rテスト600以上のスコアを取得するのに必要な単語数はどの程度に設定されているのでしょうか?
    各級のレベルがはっきりと分かれている英検のようなテストと異なり、TOEICは様々なレベルの受験生が同じ試験を受ける形を取っています。つまり、英検ではその級で求められるレベルよりはるかに難しい(あるいは易しい)問題は出題されませんが、TOEICでは非常に易しい問題から超難問まで、バラエティーに富んだ出題がなされます。単語についても同じことが言え、「このレベルを超えた単語は出ない」という設定はなされていない、つまり、「何語覚えればよい」とはなかなか言えないと考えたほうがよいと思います。

    また、TOEICの試験問題は原則として非公開であるため、過去の問題を分析して出題される単語のレベルを正確に測定することが困難である、という事情もあります。

    さらに、「覚える単語の種類」も考慮に入れなければなりません。例えば、大学入試の勉強で5,000語覚えた、と言っても、大学入試とTOEICでは取り上げられる英文の傾向が大きく異なりますので、その5,000語でTOEIC対策は万全、というわけにはいきません。もちろん重複する単語もありますが、特にビジネスに関する単語など、新たに覚えなければならない単語もあります。

    ということで、今回のご質問に端的にお答えするのは非常に難しいのですが、非常に大雑把に「英検2級=TOEIC600」というレベル設定をした場合、求められる単語数は約5,000語レベルということになるかと思います。

    ただ、やはり、「TOEICでは単語のレベル設定はなされていない」「量だけでなく種類も問題となる」という背景を念頭に置いた上で、あくまで参考意見としての理解にとどめておかれるほうがよいと思います。

    語彙の量は「これだけあればOK」という類のものではなく、語学習得の際にはそれこそ一生増やしつづけなければならないものです。苦しいときもあるかと思いますが、ご自分の目標に向けて、語彙力増強に努めてください。
  4. Q4.過去問が出題される、というのは本当?
    TOEIC®L&Rテストでは過去の問題が再度出題されるといううわさを聞き、大変驚いています。それでは過去に受験した人が有利になり、不公平だと思うのですが。
    TOEIC L&Rテストでは、受験者間のスコア比較、過去と現在のスコア比較等が正確にできるように、テストの回に依存しない「評価基準の一定化」という統計処理が行われます。その処理の一環として過去の問題の一部を再度出題して、正解率やスコアとの関係などを調査する必要があるのです。「過去の問題を使い回すなんて不公平だ」という声もたまに聞きますが、これはTOEICスコアの評価基準を一定にするために不可欠なことなのです。問題冊子を毎回回収して一般に公開しないのも、このような事情があるからです。

    なお、以上は公開テストについてであり、IPテスト(団体特別受験制度)についてはすべての問題が過去の問題から構成されています。これはIPテストがある程度受験者を集めればいつでも実施できるようになっているため、それに合わせて新しい問題を作成・出題するのは無理、という事情によると思われます。
  5. Q5.公開テストとIPテスト(団体特別受験制度)の違いについて
    会社でTOEICを受験することになったのですが、これは一般のTOEICとどう違うのですか?
    TOEICには、公開テストのほかに、団体が一定以上の人数を集めて都合のよいときに実施することができるIPテスト(団体特別受験制度)と呼ばれるものがあります。会社や大学、英語学校などで受験するTOEICがこれにあたります。

    この両者には試験の形式・問題数・解答時間・スコア表示などには違いはありませんが、他の部分では以下のような違いがあります。
     
    • 試験実施日:公開テストは年10回、決まった期日に実施されるが、IPテストは実施団体が都合のよい期日を設定できる。
    • 受験料:IPテストのほうが公開テストより安い。
    • テスト結果:公開テストでは公式認定証(Official Score Certificate)が発行されるが、IPテストではスコアレポート(個人成績表)が発行される。
    どちらで出したスコアも基本的には同一の評価となりますが、就職・転職や大学・大学院入試での活用の際には、企業や大学・大学院側が「公式認定証の提出」を求める場合があります。このような場合に対応するためには公開テストを受けておく必要がありますので、注意が必要です。

TOEIC®L&Rテストのスコアについて(社会的評価・活用法など)

  1. Q1.受験生の頃の英語の偏差値は60。TOEIC®L&Rテストではどれくらいとれる?
    大学1年生です。TOEIC®L&Rテストに興味があり、受験しようと思っています。受験生の頃の英語の偏差値は60くらいでしたが、どのくらいとれるでしょうか?
    大学入試(を念頭に置いた模擬試験)とTOEICでは母集団・出題傾向が大きく異なりますので、「偏差値60ならどのくらいとれるか」という質問にお答えするのは困難です。

    まず母集団についてですが、大学入試模擬試験の結果は「大学受験生」という非常に限られた層の中での自分の位置を示すにすぎませんが、TOEICは小学生から社会人まで、非常に幅広い層で自分の実力が試されます。「Test of English for International Communication」の名称が表しているように、英語によるコミュニケーション能力、つまり「自分の英語力が社会でどのくらい通用するか」が試されるのです。

    出題傾向についてですが、両者の大きな違いは「必要とされるスピード」と「リスニングの比重」です。TOEIC L&Rテストを初めて受験された方からよく聞かれる感想は「リスニングのスピードについていけなかった」「問題が多すぎて全部解けなかった」というものです。また、TOEIC L&Rテストは問題総数の半分がリスニングであり、リスニングの比重が非常に低い大学入試向けの学習では到底太刀打ちできません。受験生の時に偏差値が高かった人の中には、TOEIC L&Rテストでもそのまま高スコアがとれるとたかをくくっている人が見受けられますが、それには何の根拠もない、ということを頭に入れておく必要があります。
  2. Q2.就職活動以外で、どのように活用されているのですか?
    TOEICといえば「就職・転職」というイメージがありますが、他にどのように活用されているのですか?
    TOEICは就職・転職活動における応募要件、昇進要件、社内海外研修選抜要件、(英語力が必要な職種への)異動希望要件などの民間企業での活用のほかに、教育機関での活用が目立ちます。

    具体的には、大学入試における英語試験免除要件、大学における単位認定要件、大学院入試における特記事項としての評価などのほか、教員採用試験においても英語試験免除要件としてTOEICが活用されています。

    また、大学院入試においても、評価の対象となる「特記事項」などとしてTOEICスコアを提出できる大学院や、英語の筆記試験を行わない代わりにTOEICやTOEFLのスコア提出を必須とする大学院があります。このような傾向は、今後の入試にも続いていくことが予測されています。

    そして、企業や教育機関以外では、国家試験である「通訳案内士試験」の英語筆記免除の条件として、TOEICスコアが活用されています。
  3. Q3.IPテスト(団体特別受験制度)のスコアの活用について
    大学でTOEICを団体受験しました。これはIPテストということになると思いますが、このスコアは就職活動で使えるのですか?
    IPテストのスコアも履歴書に記載できます。ただし、希望先の企業が「公式認定証の提出」を求めている場合にはIPテストの結果は使えないことになります。ですが、公式認定証の提出まで求める企業の話はあまり聞きませんので、通常は大丈夫だと考えてよいと思います。その一方、大学・大学院入試の際にTOEICスコアの提出を求められることがありますが、この場合は「公式認定証の提出」が求められる(すなわち、IPテストの結果は使えない)ことが多いようですので注意が必要です。

    いずれにせよ、TOEICスコアを利用する際には、相手側の求める要件をよく調べた上で対応することが大切です。そのような意味では、公開テストのスコアなら万能、ということになりますので、時間が許せば公開テストも受けておくとよいでしょう。
  4. Q4.就職活動で評価されるスコアは?
    大学3年生です。もうすぐ就職活動も始まるので、TOEIC®L&Rテストを受けようと思っています。スコアはもちろん高いにこしたことはないのでしょうが、大体どのくらい取れば評価されるのですか?
    日本においてTOEICテストを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会による「上場企業における英語活用実態調査」によると、調査対象となった企業のうち、約70%が社員採用にあたりTOEICスコアを参考にしているとのことです。また、「新入社員に期待するスコア」は平均565点以上という結果が出ていますので、就職活動時にこれ以上のスコアを所持していることを目標にしておくとよいでしょう。

    しかし、希望の職種がどの程度英語力を必要とするものなのか、また、希望の企業が外資系かどうか等によっても評価されるスコアが異なりますので、一概には言えません。1つ確実に言えることは、企業が「TOEICスコア○○以上」という応募要件を提示している場合には、そのスコアをクリアしていないと応募できない、ということです。いよいよ応募という頃にそれに気付いても手後れ、ということになりかねませんので、まずは志望される業種・職種・企業の研究を進め、そこからどの程度の英語力が求められるのかを判断しましょう。

    就職活動が始まると忙しくなりますので、なるべく早くTOEIC対策に着手するようにしましょう。前もって目標スコアをクリアできれば、余裕を持って就職活動に集中することができます。
  5. Q5.TOEICのスコアには「有効期限」があるのですか?
    TOEICのスコアの有効期限は2年、という話を聞いたことがあるのですが、本当でしょうか? 2年以上前のスコアは履歴書に書けない、ということですか?
    ご質問の「有効期限2年」という話は、公式認定証の再発行が認められるのが「試験日から2年以内」であることから生じたものと推測されますが、TOEIC公式サイトによると、スコアに有効期限はないとのことです。つまり、過去に受験したTOEICのスコアが「無効」となることはないということになります。よって、「2年以上前のスコア」の評価は、スコア活用側がこれをどう扱うかによります。

    例えば、就職・転職活動においては、履歴書やエントリーシートにおいて企業側が「○○年×月以降のスコアのみ記載すること」というような特別な指示を出していない限り、取得年月を明記した上で、いつのスコアでも記載することが可能です。

    これが、例えば「大学院入試の出願の際に提出」というような場合には事情が異なってきます。「○○年×月以降のスコアのみ有効」という指定をする大学院が多いので、そのような大学院に出願する場合にはそれに従わなければなりません。

    どちらの場合でも、同じスコアなら、取得年月が最近のものほど高く評価されることは確実です。ですので、今後も定期的にTOEICを受験し、スコアをいつ活用することになっても困らないようにしておくのがよいと思います。

TOEIC®L&Rテスト学習相談

  1. Q1.TOEIC®L&Rテストの各Section、各Partの対策について
    TOEIC®L&Rテストの各Section、各Partの解答の際に、留意すべき点を教えてください。
    TOEIC®テスト徹底分析と対策(Listening)」、「TOEIC®テスト徹底分析と対策(Reading)」にてListening・Readingの各セクションごと、及びPartごとの対策法を公開していますのでご参考になさってください。
  2. Q2.語彙力増強について
    単語、熟語がなかなか覚えられません。TOEICで使われる語句は普段見慣れないものが多いため、そのときは覚えたつもりでもすぐ忘れてしまいます。何か良い方法はありますか?
    「語彙を覚える」ことは言語学習者の永遠の課題ですね。ですが、「一度に完璧に覚えられ、決して忘れることのない」学習法は存在しない、と考えたほうがよいでしょう。語彙に限らず英語学習全般に言えることだと思いますが、大事なのは「一度にすべてを完璧に」覚えようとしないことです。

    例えば、壁にペンキを塗るとき、ある部分を完璧にしてから次の部分に移るという塗り方をすると、全体的には結果的にムラが出来てしまいます。それよりも全体をざっとまんべんなく塗るやり方で、重ね塗りを二重三重と繰り返していくと、ムラなくきれいに仕上がります。語彙の学習にも同じ事が言えます。「すぐ忘れてしまった」ように感じられても、薄く塗られた壁のペンキのように、実は頭のどこかに残っているものです。ですから、一度で覚えられないからといってあきらめず、しつこく復習を繰り返すことで徐々に覚えていくようにすることが大切です。

    覚え方についても人それぞれです。「手」を使って(書いて)覚える、「目」を使って(読んで)覚える、「耳」を使って(聞いて)覚える、「口」を使って(声に出して)覚えるなど、いろいろな方法を試した上で自分に合ったやり方を見つけてください。その際は「語句単独で覚えるのではなく、文の中で覚えるようにする」ことが大切です。こうすることで単語の使われ方も覚えることができ、応用が利くようになります。
  3. Q3.リスニング力増強について
    リスニング力がなかなか上がりません。継続して聞くことが大切だと思うのですが、その際気をつけなければならないことはありますか?
    TOEICのリスニング学習については、以下の方法をお勧めしています。

    1. スクリプトのついた問題集を用意し、問題を自力で解いてみる。
    2. 答え合わせをして、解答解説を読む。
    3. わからなかった単語・イディオムは意味を確認する。
    4. スクリプトを見て、どのような内容が話されているのかを確認する。
    5. スクリプトを見ながら、もう一度音声を聞いてみる。その際、3.の単語がどのように発音されるのかもしっかりと確認する。
    6. スクリプトを見なくても意味がつかめるようになるまで、何度も繰り返し音声を聞く。
    ここで重要なことは、ただ漠然と英語音声を聞き流すのではなく、そこでどのような英語が話されていて、そのスクリプトや英単語が音声としてどのように聞こえるのかを毎回確認しながら聞くということです。知らない単語は何度聞いても聞き取れず意味が分からないのと同様、何が話されているかを知らないまま何度も繰り返し英語を耳にしていても、リスニング力はつきません。必ずどのように聞こえたかを確認しましょう。自分で聞こえた通りに発音してみることも効果的です。

    また、リスニングは「聞けば聞くほど能力があがる」性質を持ちます。ですので、上記の復習を終えた後は、通勤・通学時など、「こまぎれの時間」に英語を流しておくなどの工夫をしてみてください。

    リスニング力向上にはある程度のリスニング「量」が必要です。よって、最初は学習効果が感じられないとあせってしまうかもしれませんが、諦めずに今後も継続してリスニング量を増やしていってください。
  4. Q4.文法の習得について
    文法や語法問題が苦手でどのように克服してよいのかわかりません。効果的な学習方法があれば教えてください。
    TOEICの文法学習の進め方としては、

    ・各々の文法項目の基本を整理し、覚えていく → 問題演習で知識の定着をはかる

    というやり方を地道に進めていくことが、遠回りのようで一番の近道です。

    ただ、その際に重要なのは、「問題への取り組み方」です。漫然と間違えた問題を繰り返しやっても効果はあがりません。間違えた問題については「自分はこういう考えでこの選択肢を選んだけれども、それではだめで、実際はこう考えなければいけなかった」というところを1問1問つきつめていってください。また、正解できた問題についても「自分がその選択肢を選んだ根拠」が正しかったかどうかを必ず確認し、次に同じような問題に出会ったときにはより短時間で正解できるようにしていきましょう。

    副教材の利用につきましては、理解があやふやな文法事項をすぐに調べられるように、詳しい参考書を用いて「英文法の辞書」として使用するのが効果的です。
  5. Q5.リーディング力増強について
    英文を読むのに時間がかかり、Part 7でいつも時間切れとなってしまいます。効果的な学習方法があれば教えてください。
    大学入試などでは、どちらかといえば「英文をすみからすみまで完全に理解する」ことが重視されましたが、TOEICで(ひいては社会で)求められるのは「大量の英文から短時間で重要なポイントを押さえる」ことです。ですので、Part 7に取り組む際には英文を頭からすべて読むのではなく、「まず質問文を読み、解答に必要な情報を英文から探す」必要があります。

    ただ、英文読解力が不十分なままこのやり方に完全に移行してしまうと「大体わかればいいんだよ」とばかりに読みが不正確・雑になりがちで、伸び悩みの原因ともなります。ですからこれはバランスの問題で、「精読」と「速読」をうまく組み合わせることが大切です。問題解答の際には「まず質問文を読み、解答に必要な情報を英文から探す」という方法で取り組み、復習の際には「しっかり内容を把握するべく、すみからすみまで何度も読み込む」というスタイルを取るのが良いと思います。
  6. Q6.試験まであとわずか!何をすればいい?
    試験まであと1週間足らずとなりました。効果的な直前対策はありませんか?
    TOEIC L&Rテストは学校の定期試験などと異なり、「出題範囲」というものがありませんので、直前だからといって単語や文法を詰め込んでもほとんど効果はありません。また、このような短期間では英語力の大幅な向上は望めません。英語力向上はあくまで長期的な視野でとらえ、直前期には「現在の実力をいかにあますことなくスコアに反映させるか」を考える必要があります。そのために効果的なのは、「模擬問題を時間を 計ってやり、自分なりのPartごとの戦略・時間配分などを身につける」ことです。

    上記対策に効果的な、Z会のおすすめ模擬問題集は以下の通りです。

    『分析!解決!TOEIC®テスト模試』

    まずは本番を想定し、2時間通しで模擬問題に取り組んでみてください(「2時間通し」でやらないと効果が減少しますので気をつけてください)。解き終わったら、英語力以外の、TOEIC特有の要因に起因する反省をしてみてください。例えば「リスニングではどうしても前の問題が気になってしまい、次の問題に集中できない」「リーディングではわからない問題にぶつかるとつい考え込んでしまって時間を浪費してしまう」などの反省が出てくると思います。その反省をふまえて次の模擬問題に挑戦、という手順を繰り返し、自分なりの最善の解答手順を身につけるわけです。

    また、TOEIC L&Rテストは2時間という長時間、非常な集中と緊張を強いる手強い試験です。そのため「試験前日は早めに寝て休養を十分とり、試験中に頭がフル回転できるようにしておく」ことも非常に大切です。前日深夜までの詰め込み学習は、TOEICの場合には厳禁!です。試験会場への移動中や試験会場での学習も、頭が疲れないよう、ほどほどにしておくことが大切です。

TOEIC®L&Rテスト受験時の注意

  1. Q1.メモを取ることは可能?
    リスニング中に、聞きながら自分で簡単なメモを取る事は認められているのでしょうか?メモを取らないと、特にPart 4のような問題でうまく解答できないのですが・・・。
    メモについてですが、結論から申し上げますと問題用紙への書き込みは禁止されています。

    TOEIC L&Rテストを受験する際に配布される、注意事項などが記された「受験のしおり」には、禁止行為の1つとして「問題用紙・その他資材への書き込み(解答用紙の所定の記入欄を除く)」が挙げられています。また、この「書き込み」に関しては以下のような注意が記されています。

    ●書き込みは、メモをとる、線を引く、○・×・レなどの印をつけることなどを全て含みます。
    ●書き込みを見つけた場合は、リスニング中・リーディング中にかかわらず試験官が注意いたします。

    ※TOEIC L&Rテストの開発機関であるEducational Testing Service(ETS)は書き込みをカンニングや問題の漏えいにつながる行為と位置づけ、全面的に禁止しています。
    (引用終了)

    ここで注意しておかなければならないのは、「書き込みが残ること」が問題なのではなく、「書き込みという行為そのもの」が問題なのだ、という点です。この点を誤解して「あとで消せばいいんだろう」と勝手に解釈して書き込みをして、試験官に注意されてしまう人がいるようですので注意してください。

    「メモをとらないとうまく解答できない」とのことですが、これについては「メモをとらず、ポイントを頭の中にできるだけ保持する」訓練をして、慣れておく必要があるでしょう。普段の学習では、この点にも注意してトレーニングを積んでみてください。
  2. Q2.わからない問題はマークしないほうがいいのですか?
    わからない問題も適当にマークすれば偶然当たるかもしれませんが、そんなことして出たスコアは自分の本当の実力を反映したものにならないと思います。ですから私はマークしませんでした。
    わからない問題にもマークするようにしてください。そうしないとかえって正確な(実力を反映した)スコアが出なくなります。TOEIC L&Rテストは「受験生はわからない問題にもマークする」という前提で設計されているからです。

    ごく単純な例を挙げますが、ある問題の正解が(A)だったとします。
     
    • X君は4つの選択肢のどれが正解かまったく見当がつかなかった。
    • Yさんは(A)と(B)のどちらを選ぶか迷った。
    けれど、2人はいずれかにマークします。この場合、X君の正答する確率は1/4、Yさんの正答する確率は1/2ということになりますね。2人の実力差はこの「正答確率」を通してスコアに反映されるわけです。「わからない問題はマークしない」というやり方では、この「正答確率による実力差」をスコアに反映させられず、結果として、本当の実力よりかなり低いスコアが出てしまうのです。

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