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スペシャルインタビューvol.2
高野家の苦手克服法

お子様の勉強面での悩みはありますか。

 長女は算数が苦手なんです。私は以前から、言い方は悪いですが「あなたの成績が悪くても、お母さんは痛くもかゆくもない。困るのは自分だよ」と話していました。勉強しろと口うるさく言うことはありませんが、どの科目も大事なことだから学校できちんと授業を聞いておいた方がいいんじゃない?という誘導の仕方です。娘の将来の夢は体育の先生になることですが、「体育の先生になるにも算数が必要だよ」と教えると、とてもびっくりしていました(笑)。
 先日、学校の参観日がありました。参観日といっても丸一日どの授業を見てもいいという一日公開だったものですから、娘にどの授業に来てほしいか聞いたら、即座に「体育!」と答えたんですが、娘の苦手科目だということと、私自身が今どんな風に授業をやっているのかを見たいという気持ちもありまして、算数の授業をこっそりのぞいてきました(笑)。
 いろいろな考えのお母さんがいて、私のように「子どもは元気ならそれでいい」というお母さんも多いと思います。私もずっとそう思ってきましたが、ここにきて子どもの苦手な分野が目立ち始めると、元気なだけじゃだめなのかな?というのも本音です。元気なのは本当にありがたく贅沢なことですが、学校に行って授業がわからないと、せっかくのその子の持っている自信が色あせてしまうような気がします。担任の先生との面談で今のうちに苦手なものを克服しておいた方がいいと言われ、親の私の意識も変えなければいけない時期にきているのかなと思い始めています。

どのような苦手克服法を考えられたのですか。

イラスト 算数については、本人も何とかしなければと考えているようでした。それで、やはりここは親の出番かなと。ただ、「算数ができない、さあ塾だ」ということではなくて、まずは日常の中に数字を取り入れようと考えました。台所の牛乳パックや計量カップに1リットル、200ccなどと大きく油性ペンで書いたり、子どもに「加湿器の水を400cc入れておいて」とか、「お花に水を150ccずつあげて」と頼んだりして、日常生活に取り入れて苦手意識を取り除こうとしています。
  ちょっとしたことですが、一緒にテレビ番組を見ていてコマーシャルが入った時に、「コマーシャルってだいたい1回15秒だよね。こういう時はコマーシャルが4回くらい続くんだよ。じゃあ何秒だ?」なんて聞いたりして。そうすると数えて60秒、と答えが出るんですね。おそらく本人には算数をしている意識はないけれど、実はちょっとずつ意識をそちらに向けさせるように、自然に取り入れるようにしています。
  小3くらいになると、算数は私自身も電卓がないと難しいところがあります。でも、親はおせんべいをバリバリ食べて口先だけで「勉強しなさい」というようなことだけはしたくないので、できるだけ一緒に取り組むようにしています。
  今挙げたのは我が家の例であって、子どもの数、家庭の数だけやり方があると思います。親子で楽しく、苦手克服だと気負わずに取り組めるようなやり方を見つけてほしいです。

とくに子どもが小学生のうちは、苦手科目でなくても時間の許す限り一緒に取り組みたいですね。

 そうですね。子どもは親と何かをすることはとても好きですから……。中でも子どもが1年生になった時から、長女と次女それぞれと交換日記をして、それは私も楽しんでやっています。最初は2人とも大丈夫かな?ってことを書いてきました(笑)。「ママへ あなたはだれですか」とか「あなたのなまえはなんですか」とかわけのわからない内容でしたが、学年が進むと、ちょっと踏み込んだこと、例えばクラスのこととかお友達のことを書いてくるようになりました。そういうふうにしていくと、どんどん文章力がついていくんですね。伝えたいという気持ちなのかしら。文章を書く力、読む力って、伝える、理解することの基本だと思うんです。楽しみながら伸ばしていきたいですね。あとは、思春期になったとき反抗期になったら「こんなのを書いてたのよ」とネタにする、私の老後の楽しみにするという使い方もありますし(笑)。

知りたい時が教え時、はじめどき高野家の苦手克服法ほめる、はげます、子どもを伸ばす子どもが新しい扉を開けるために
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