zigzag中学受験体験記★特別編
筑波大学附属駒場中学校
2019年度合格体験記 (前編)
2019.8.22
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今回は筑波大学附属駒場中学校に合格されたTさんとお父さま、お母さまにお話をうかがいました。
中学受験データ
筑駒・開成・灘と、名だたる学校にすべて合格!
志望校への合格、おめでとうございます。トップ校の合格を3つも獲得とは、すばらしい結果ですね。
母:「ありがとうございます。筑駒に合格したと聞いたときは、ほっとしたというのが第一でした。本人がとても行きたがっていたので、なんとか行かせてあげたいなという気持ちでした」
Tさん:「合格と聞いたときはうれしかったです。試験当日は、算数がすごく難しかったのですが、全体的にはいつもどおりの力を発揮できたと思います」
中学受験をしようと考えるようになったのはいつごろからでしたか。
父:「受験をすると明確に決めたのは5年生くらいからですかね。僕自身が筑駒のOBなので、それで意識したのかもしれません。僕から本人に何か言ったわけではなく、本人が行きたいと言い出したので、それならきちんと勉強しないと入れないよ、ということを伝えました」
Tさん:「お父さんが、筑駒は自由だよ、と言っていたので、楽しそうだなと思いました。学園祭を見学に行ったときも、とても楽しそうでした」
時間がないなか、「質」を重視して受験勉強を開始
首都圏では、3・4年生のうちから受験勉強を開始するご家庭が多いと聞きますが、5年生で受験を決めたあと、どのように勉強を進めていこうと考えられましたか。
父:「要するに時間がなかったんですよね。算数だけは低学年のうちから市販の教材に取り組んでいましたが、3年生から通塾している子に比べたら、すでに2年分勉強時間が少ない。そこで、『質』を重視した勉強をしていこうと考えました。Z会は自分のペースで進められるので、基本的な事項を一通りZ会でマスターして、プラスアルファでトップ校のための勉強をするように意識しました」
母:「私の弟が高校生のときにZ会で勉強していて、Z会の教材はハイレベルだという信用がありました。サッカーや水泳、将棋などの習いごとは続けたいし、習いごとのない日は児童館で友だちとドッジボールなどで遊ぶ日も確保したい。Z会なら、それらを犠牲にすることなく自分のペースで勉強できてよさそうだと思いました」
Tさん:「5年生まではほとんど毎日遊んでいたので、受験のためにいきなり遊ぶことをなくすのはいやでした。水曜日を遊ぶ日と決めて、17時には家に帰ってきて勉強することにしていました」
塾に通わせなくては、というお考えはなかったのですか。
父:「それはないですね。5年生の時点の塾の授業は、オーダーメイドというわけにはいかないので、志望校や本人の学力にぴったりの授業が受けられるわけではありません。無駄になることも多いと考えていました」
母:「時間を拘束されるのを本人がいやがりましたし、塾に通って夜遅くまで勉強しなくても、もっと効率よくできるのではないかなと思っていました」
父:「Z会に加えて、市販の問題集や過去問にも取り組ませました。過去問がいちばん精度が高い問題集だと思っているので、そこから何問か拾ってやらせることもありました」
Z会で基礎をかため、志望校別講座ではライバルと切磋琢磨し合う
Z会を始めてからは、スムーズに勉強を進められましたか?
母:「最初の2カ月くらいは一緒に手書きのカレンダーを作成し、計画を立てていました。学校から帰ってくる時間に合わせて、今日はどのくらいできそうか、こうやって計画するんだよ、ということを教えたかったんです。できたものとできないもの、いつまでにやるべきもの、をそれぞれ区別するようにと言っていました」
Tさん:「やることが早めに終わったら、その空いた時間はほかのやりたいことをやったり遊んだり。今週はここまで終わらせようという感覚がつかめてきたら、タブレットの学習カレンダーを利用して、自分で調整するようになりました。塾だと、自分の好きなように進めることはできないので、Z会は自分に合っていたと思います」
母:「その日の勉強を始めるときに、自分で気づいて開始するのは少しハードルが高いと思ったので、声はかけるようにしていました。やるんだよ、と声をかければ素直に取り組んだので、勉強自体にはあまり抵抗がなかったようです。朝起こすために声をかけるほうがよっぽど大変でした(笑)」
着々と勉強を進めていき、6年生では塾にも通うようになったのですね。
母:「志望校別の対策講座では、同じ目的をもった仲間と切磋琢磨し合えるのがよいと思いました。『Z会×エクタス 最難関中学受験プレミアム講座』と、4月から志望校別対策講座を開講している大手塾に通いました」
ハイレベルな仲間たちが集う講座に通ってみて、いかがでしたか。
Tさん:「最初は少し不安がありましたが、入ってみたらだいじょうぶでした。授業も理解できたし、ごくたまにわからない問題があっても、解説を受ければわかりました」
母:「それまでの積み重ねがあったからだと思います。『Z会×エクタス 最難関中学受験プレミアム講座』の入塾テストに合格でき、大手塾の志望校別対策講座では7つクラスがあるうちの上から2番目に入れたので、これなら見込みはあるのかな、という手応えがありました」
着々とトップ校合格をめざして準備を進めてきたTさん。次回9月12日更新の後編では、TさんがZ会の教材をどのように使いこなしていたのかをうかがいます。
Z会からちょこっとアドバイス 最難関中学校の合格には、そのための勉強が不可欠。 Z会では、最難関中学校の合格を目指す方のための講座「Z会×エクタス 最難関中学受験プレミアム講座」をご用意しております。Z会中学受験コース本科の学習にプラスしてご受講ください。
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