実際に使ってみて、Ｚ会中学受験コースの教材のよかった点を教えてください。

Tさん：「映像授業がよかったです。映像授業の先生がおまけや雑談のようなかたちで教えてくれた、教材には書いていない知識が役に立つことがありました。また、文字を読むよりも映像授業を見たり聞いたりするほうが頭に入りやすかったです」

母：「わからないところは何度も繰り返すことができるのも、映像授業のよいところだと思います。逆に、わかっているところはスキップすることもできました。塾ではこのようなことができないので、『これはいいね』と、そのときにしみじみ言っていました。サボるために飛ばすわけではなく、その時間を別のことにあてたほうがよいということで」

映像授業以外ではいかがでしょうか。

母：「タブレットならではのメリットだなと感じたのは、机がなくてもどこでもできるということです。タブレットのみで取り組める問題はソファで寝転がりながら取り組んでいることもあって、休憩中にも気軽に勉強できるという感覚です」

Tさん：「あと、『てんさく問題』の添削は、ただマルをつけるだけではなくて、どこが足りないのか、表現のしかたやプラスの知識など、その問題だけでなくほかの問題でも使えることを教えてもらえたのでよかったです。正解した問題も、さらにこうするともっといいなど、丁寧に指導してくれました」

母：「よく見てくださっているんだなと思います。『てんさく問題』は、タブレットに返ってきたものを印刷して見ていて、すべてファイリングしていました。時間のあるときに見直すことで復習にもなりました」

勉強の進み具合は、保護者の方も把握されていましたか。

母：「勉強の内容については5年生の後半からは本人がいちばんわかっているということで任せていました。私も忙しかったので、できていると本人が言うのであればそうなのだと信用しました」

志望校判定テストはいかがでしたか。

Tさん：「難問ぞろいというわけではないけれど、時間の使い方を気をつけるなど、よい練習になりました。時間をかければ解ける問題も、焦るとまちがえてしまって、『あちゃー』ということもありました。開成の受験のときに、最後の問題が難しかったのでいったん飛ばして、見直しに時間を使うという冷静な判断ができたのも、到達度テストや志望校判定テストで練習を積んだおかげかもしれません」

専科「頻出分野別演習」「志望校別予想演習」はいかがでしたか。

Tさん：「国語の『難関記述対策』は、難しかったけど、手も足も出ないというほどではありませんでした。記述力を鍛えるためのトレーニングにはとてもよかったです。初めは記述があまり得意ではなかったのですが、練習を積むうちに要領をつかむことができました。『志望校別予想演習』は、筑駒も開成も過去問と同じくらいの内容・難易度で、ちょうどよかったです。専科で頻出の分野をしっかり押さえることができたので、本番までに耐性ができていたと思います」

母：「リビングの隣の自分の部屋でやっていたので、不用意に話しかけると『今、テスト中だから！』と怒られました。集中してやっていたんだなと思います」

この2年間、集中して受験勉強に取り組まれるなかで、お子さまの成長を感じることはありますか？。

母：「国語で難しい文章を読んで考えたり、語彙を増やしたりするなどの受験勉強を通して、精神的に大人になったり思索を深めていったりする部分があったと感じます。ニュースを一緒に見ていても、理解度がまったく違っていました。受験だけでない成長があったなとすごく思います」

Tさん：「社会や理科の知識がついたことで、たまに親のまちがいを訂正することがあります（笑）」

母：「6年生では、勉強がもう楽しくて楽しくて、という感じでした。塾にも行き始めて、目をキラキラさせて『勉強が楽しい』と言っていました。塾にがっつり通うと、移動時間などで1時間はかかってしまいます。その余力をほかのところにあてられて、楽しく勉強できました．ほかのことを犠牲にしたくないという考え方だったので、自分に合ったやり方でできたのかなと思います」

ありがとうございました。

やりたいことを犠牲にせず、受験勉強も楽しみながら、みごと志望校に合格したTさん。2年間という短い期間で仕上げたその集中力には脱帽です。

これから6年間かけて、将来やってみたいことを探していくとのことでした。

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