●高校生へのアドバイス
もし高校1年生に戻れるとしたら、何をやりたいですか?
■大学生
もっと本を読んだり、いろいろな人の体験を学びたいと思います。視野を広げる活動をしたいですね。
■卒業生
高校時代、アイスホッケーと野球をやっていましたが、野球は1年くらいでやめてしまいました。ですから今度は、野球を頑張って続けてみたいです。粘り強さが身についたり、別の人生が開けたかもしれませんし(笑)。
高校生へメッセージをお願いします。
■大学生
雑誌などにはパイロットの醍醐味に関して「飛んだ者にしかわからない」と書かれていますが、まさにそういうものだなと感じています。パイロットを目指している多くの高校生に、ぜひこの実感を味わってほしいと思います。
■卒業生
佐野先生も話されていましたが、パイロット業務は技術と知識だけでなく、協調性などの人間力が問われます。高校時代の部活や友達との交流を通して、協調性などもぜひ養ってほしいと思います。
また、航空操縦学専攻もそうですが、パイロットまでの道のりは試験の連続です。失敗があった際に、何が原因だったのかを探り、それを解決していく力がとても重要になります。そうした問題解決力を高校時代に身につけておくと、パイロットへの道も大きく近づくと思います。
■先生
歳を重ねてきますと、やりたくてもできないことが増えてきます(笑)。ですから高校生の時は、「私には無理だろう」と限定せずになるべく大きな夢を描き、その夢の実現に向けて、最初の一歩は何をすべきなのかを考えてほしいと思います。そしてその夢が、「パイロットになること」だったら、私はとてもうれしいですね。
最後に改めて航空宇宙学科航空操縦学専攻の素晴らしいところを教えてください。
■大学生
航空業界で多彩な経験をされた教授陣から、いろいろな話が聞けることが、この専攻の良さだと思います。
■卒業生
同期入学者全員が、パイロットになるという同じベクトルを持っていますので、お互いにモチベーションを高め合い、刺激し合える環境があるからこそ、様々な試練を乗り越えて行けたのだと思っています。そこが素晴らしいですね。
■先生
そうですね。同じ夢を持った仲間たちと、お互いに助け合いながら、とても濃い時間を過ごせることが本専攻の素晴らしさです。職業は何であれ、その経験は生涯に渡り、困難に直面した際にも学生たちを支える力になってくれると思います。
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