模試活用のABC
第5回 模試の受け方(当日編)
2023.5.25
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中学受験に欠かせない模試の受験。しかし、いつから受験すればよいのか、何回受験すればよいのかなど、迷うことも多いのではないでしょうか。この連載では、模試を上手に活用するために、模試受験の基本をご紹介していきます。
※2022年度の連載と同じ内容で、日程・情報を更新してお送りしています。
最新の情報は、事前に主催者様のWebサイト等でご確認ください。
第5回 模試の受け方(当日編)
前回は「模試受験前の準備」をご紹介しました。今回は、模試受験当日のポイントをご説明していきます。
持ち物
本番の受験に準じると思ってよいでしょう。予行練習と考えて、お子さまと一緒に揃えておきましょう。受験票や受験の手引きなどをよく読んで確認しましょう。
- 受験票
- 時計(会場によっては、時計がないことも)
- 筆記用具(HB以上のえんぴつ、シャープペンシル、消しゴム等)
※定規・コンパスなどの使用、上ばき、お弁当が必要かどうかは、会場・模試によって異なります。
受験時の注意
- 会場には早めに到着する
知らない子どもたちがたくさんいる会場に入ると、どうしても緊張しがちです。早めに到着して、試験場の雰囲気に慣れておきましょう。 - 時間配分に注意
わからない問題に立ち止まり、試験時間がなくなってしまったということを避けるため、受験前に、「わかる問題から解くなど、時間配分には注意が必要だ」「5分前になったら見直しを」など、時間の使い方を確認しておきましょう。
保護者説明会
塾主催の模試ですと、お子さまの試験時間中を利用して、保護者向けの入試情報説明会が開かれることがあります。
最新の入試動向、前年度の振り返りなど、貴重な情報が得られますから、ぜひ参加しましょう。
模試主催者がまとめた資料も入手できます。
その学校の名前を冠して私立中学校を会場として行われる模試では、学校説明会や進学相談会が開催されることもあります。
6~7月上旬に受験可能な模試 【全国】 【関西】 【九州】 |
次回は6月22日更新予定です。模試受験後の復習についてご説明します。