●高校生へのアドバイス
もし高校1年生に戻れるとしたら、何をやりたいですか?
■大学生
中学生の時に吹奏楽でサックスを始め、高校時代は軽音楽部でジャズ・サックスをやっていました。すごく夢中になって部活ばかりしていましたので、今度高校生に戻れたら、普通に遊びたいですね(笑)。
■卒業生
部活のフェンシングでは燃えつきましたので、後悔はないですね。ただ、感性に引っ掛かったことなどを、メモしたり日記みたいに書き溜めたりしておきたかったなと思いますね。
受験勉強で役立った方法はありますか?
■大学生
国公立大受験では科目が多いので、苦手科目の克服が課題でした。そこで、予備校などで教え方がうまいという評判の先生をリサーチして、その先生に教えてもらうようにしました。そうすることで苦手科目などもずいぶん成績が上がりました。
学びたいことを優先すべきか、就職先を見据えて学部等を選ぶべきか、先生のご意見はいかがですか?
■先生
明確に将来の職種などを決める必要はないと思いますが、漠然とでもよいので、「自分がどういうことをしたら幸せかな」ということを考えながら、学部学科も考えてみるとよいのではないかと思います。
軌道修正はいくらでもできますので、あまりガチガチにならず、肩の力を抜いて学部学科を選んでほしいですね。私自身も、文学部への興味が政治に移り、結局今はドラマ研究をしています。大学へ進み、いろいろと学ぶ中で、自分に合った方向性を発見し、そこに向かっていく道はいくらでもあると思います。
高校での学びがどう大学で生きてくるとお考えですか?
■先生
大学での学びは、高校で学んだ各教科の基礎力をベースにしたものですから、すべての教科が大学で生きてきます。大学での学びや就職に向けた活動などは、「これが正解」というものはほとんどなく、自分で見つけていく、切り開いていくという作業がとても多くなります。そうした中で、高校での基礎力というのは、いろいろな面で役立ってきます。
ですから高校時代は、自分の中に基礎力をどんどん溜め込んでいってほしいと思いますね。
夢を叶えるために必要なことは何でしょうか?
■卒業生
失敗して悔しいと思ったり、人を羨んだりしたりする経験が、高校時代にもあると思います。その経験を大事にしてほしいですね。その経験はきっとバネになって、次の成功への原動力になると思います。
最後に改めて法政大学社会学部の素晴らしさを教えてください。
■卒業生
キャンパスが広くてゆったりしているせいか、みんなのびのびと学生生活を送っているところが素晴らしさだと思います。
■大学生
そうですね。最初は「多摩キャンパスは遠いから嫌だ」と感じていましたが、通っているうちにどんどん愛着がわいてきますね。
■先生
学生の持っている能力を、自由に育てる環境があるというところが本学の良さだと思います。教員も上から目線でものを言いませんし、学生の関心やニーズを聞き、それを伸ばす、もしくはサポートする姿勢を大切にしています。
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