カコモンにTRY!

3・4年生向け カコモンにTRY! 特別版 2021年春入試問題紹介の解答解説

「カコモンにTRY!」は、過去の中学入試で出題された問題の中から、中学受験コースの皆さまに挑戦していただきたい問題を紹介するコーナーです。
ぜひ、お子さまと一緒に取り組んでみてください。

※ 3年生以上(いじょう)で習(なら)う漢字(かんじ)には文章(ぶんしょう)の後に読み仮名(がな)をまとめています。

今回は、5月号の教材に同封してお届けした「カコモンにTRY! 特別版・2021年春入試問題紹介 教科担当者が選ぶ『この一問』」の解答・解説です。
ぜひ答えあわせをしてみてください。

■ 読み仮名

5月号(がつごう)、教材(きょうざい)、同封(どうふう)、お届(とど)け、特別版(とくべつばん)、入試(にゅうし)、問題(もんだい)、紹介(しょうかい)、担当者(たんとうしゃ)、選(えら)ぶ、解答(かいとう)、解説(かいせつ)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

問題

お手元の3・4年生向け「カコモンにTRY! 特別版・2021年春入試問題紹介 教科担当者が選ぶ『この1問』」またはこちらのPDFをご覧ください。

■ 読み仮名

向(む)け、ご覧(らん)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

国語の解答・解説はこちら
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国語 解答・解説

解答

(1)
ア・オ・コ

(2)
ひたい

(3)
①皮
②功

■ 読み仮名

皮(かわ)、功(こう)、

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

解法のポイント

慣用句・ことわざなどの知識問題は、時間をかけすぎることなく解き進めることが大切です。また、(1)では「どこにも用いられない三つの語」を「アイウエオ順」で答えることに注意しましょう。

(1)では、慣用句・ことわざを知っていることが理想ですが、わからなくても焦ることはありません。選択肢にある動物の特徴をふまえて、問題文に書かれている慣用句・ことわざの意味から推測することが可能な場合もあります。AからGに入る語に印をつけながら、ていねいにしぼりこんでいきましょう。

■ 読み仮名

慣用句(かんようく)、知識(ちしき)、解(と)き、進(すす)め、順(じゅん)、注意(ちゅうい)、理想(りそう)、焦(あせ)る、選択肢(せんたくし)、動物(どうぶつ)、特徴(とくちょう)、意味(いみ)、推測(すいそく)、可能(かのう)、印(しるし)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

それぞれの慣用句・ことわざについて、由来や考え方を確認しましょう。

1は「猫の額」という慣用句です。(2)とも関連しますが、「額」は「おでこ」のことで、「ひたい」と読みます。この慣用句は、猫のおでこは非常に狭いということに由来します。「額」がおでこのことだとわかれば、選択肢の動物の中からおでこの狭い動物をいくつかしぼりこむことができますね。

2は「取らぬ狸の皮算用」ということわざです。狸をつかまえる前から、その毛皮を売った利益を計算することに由来します。

3は「狐と狸の化かし合い」ということわざです。「化かす」とは「だましてまどわせること」です。狐も狸も人を化かすと言われています。また、3のことわざでBに「狸」があてはまることがわかれば、2のことわざの①にあてはまる漢字を考えるヒントにもなりますね。

4は「亀の甲より年の功」という慣用句です。「甲」は「こうら」のことですので、Dには「甲(こうら)」をもつ動物の、亀があてはまるとわかります。この慣用句は、亀の甲にも価値はあるけれど、年の功はより価値が高いということを意味しています。長年の経験に価値があることを言うために、亀の「甲」を引き合いに出しているので、②にも同じ「こう」という読みの「功」があてはまります(もともとは「非常に長い時間」の意の「劫」が用いられていました)。

5は「牛を馬に乗り換える」ということわざです。歩くのが遅い牛を捨てて、走るのが速い馬に乗り換えることに由来します。意味の説明に「乗り換える」とあることから、乗ることができる動物であると推測できます。

6は「馬の耳に念仏」ということわざです。馬に念仏を聞かせても意味がないことに由来します。5でFにあてはまる動物がわからなくても、このことわざを知っていればヒントになりますね。

7は「虎の威を借る狐」ということわざです。狐は本来弱い動物ですが、虎のそばにいることで他の動物から恐れられたという中国の故事に由来します。「強い者の威力を用いて」とあることから、Gには強い動物があてはまると考えられますね。

(2)の「額」は小学5年生で学習する漢字なので、3・4年生の時点でわからなくても問題ありません。これを機に覚えておくとよいですね。(3)の①「皮」は小学3年生、②「功」は小学4年生で学習する漢字です。これらは慣用句・ことわざとあわせて覚えておきましょう。

■ 読み仮名

由来(ゆらい)、確認(かくにん)、額(ひたい)、関連(かんれん)、非常(ひじょう)、取(と)らぬ、毛皮(けがわ)、利益(りえき)、化(ば)かし、漢字(かんじ)、経験(けいけん)、劫(こう)、乗(の)り換(か)える、遅(おそ)い、速(はや)い、説明(せつめい)、念仏(ねんぶつ)、借(か)る、他(ほか)、恐(おそ)れられた、故事(こじ)、者(もの)、学習(がくしゅう)、機(き)、覚(おぼ)えて

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

算数 解答・解説

解答

(1)最小 58、最大 68
(2)最小 40、最大 72
(3)最小 51、最大 75

■ 読み仮名

最小(さいしょう)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

解法のポイント

サイコロを使った問題です。
聞かれているのは「表面に出ている目の数の和」ですが、「表面に出ている目」より「表面に出ていない目」のほうが少ないので、こちらに注目するとよいでしょう。
たとえば「表面に出ている目の数の和」が最大になるのは、「表面に出ていない目の数の和」が最小になるときです。できるだけ小さい数の目が表面に出ないようにするくっつけ方を考えましょう。

■ 読み仮名

使(つか)った、表面(ひょうめん)、和(わ)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

表面に出ていない目もふくめた4個のサイコロの目の数の和は、
(1+2+3+4+5+6)×4=84
表面に出ている目の数の和が最小となるのは、表面に出ていない目の数の和が最大となるときで、表面に出ている目の数の和が最大となるのは、表面に出ていない目の数の和が最小となるときです。

(1)
表面に出ていない目は、次の色をつけた部分です。

イとウの表面に出ていない目の数の和は、サイコロがどのような向きでも、それぞれ7になります。
そこで、アとエの表面に出ていない目に注目します。

表面に出ていない目の数の和が最大になるのは、アとエの表面に出ていない目がどちらも6になるときです。
このとき、表面に出ていない目の数の和は、
6+7+7+6=26
だから、表面に出ている目の数の和は最小で、
84-26=58

表面に出ていない目の数の和が最小になるのは、アとエの表面に出ていない目がどちらも1になるときです。
このとき、表面に出ていない目の数の和は、
1+7+7+1=16
だから、表面に出ている目の数の和は最大で、
84-16=68

(2)
表面に出ていない目は、次の色をつけた部分です。

5と6は向かい合った面に書かれた目ではないので、5の目と6の目がとなり合っているところがあります。だから、表面に出ていない目の数の和が最大になるのは、ア、イ、ウ、エの表面に出ていない目がすべて5と6になるときです。
このとき、表面に出ていない目の数の和は、
(5+6)×4=44
だから、表面に出ている目の数の和は最小で、
84-44=40

1と2は向かい合った面に書かれた目ではないので、1の目と2の目がとなり合っているところがあります。だから、表面に出ていない目の数の和が最小になるのは、ア、イ、ウ、エの表面に出ていない目がすべて1と2になるときです。
このとき、表面に出ていない目の数の和は、
(1+2)×4=12
だから、表面に出ている目の数の和は最大で、
84-12=72

(3)
表面に出ていない目は、次の色をつけた部分です。

4、5、6はどれも向かい合った面に書かれた目ではないので、4、5、6の目が1つの頂点のまわりに集まっているところがあります。だから、表面に出ていない目の数の和が最大になるのは、アの表面に出ていない目が4と5と6で、イ、ウ、エの表面に出ていない目がどれも6になるときです。
このとき、表面に出ていない目の数の和は、
4+5+6+6×3=33
だから、表面に出ている目の数の和は最小で、
84-33=51

1、2、3はどれも向かい合った面に書かれた目ではないので、1、2、3の目が1つの頂点のまわりに集まっているところがあります。だから、表面に出ていない目の数の和が最小になるのは、アの表面に出ていない目が1と2と3で、イ、ウ、エの表面に出ていない目がどれも1になるときです。
このとき、表面に出ていない目の数の和は、
1+2+3+1×3=9
だから、表面に出ている目の数の和は最大で、
84-9=75

■ 読み仮名

個(こ)、次(つぎ)、部分(ぶぶん)、頂点(ちょうてん)、集(あつ)まって

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

理科 解答・解説

解答

問3 A ①  B ③  C ①
問4 ③

解説

解法のポイント

ものの体積は、温度が上がると大きくなります。大きくなる割合は、ものの種類によってちがいます。また、ものによって、熱の伝わりやすさがちがいます。

■ 読み仮名

体積(たいせき)、温度(おんど)、割合(わりあい)、種類(しゅるい)、熱(ねつ)、伝(つた)わり

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

問3
金属のほうがガラスよりも温められたときに大きくなりやすいので、お湯で温めたときに金属のふたのほうが、ガラスの容器よりも大きくなり、ふたがゆるんで開けやすくなります。

問4
①発泡スチロールは熱を伝えにくいため、発泡スチロールの容器に入れると氷はとけにくくなります。
②コーヒーは、缶に入れられたあと、高温高圧の状態で殺菌されます。アルミニウムよりも鉄のほうがじょうぶなので、コーヒーにはスチール缶がよく使われています。最近は、技術の進歩により、アルミ缶に入ったコーヒーも製造されています。
③アルミニウムのほうが鉄よりも熱を伝えやすいため、アルミニウム製のスプーンを使うほうが、手から体温がスプーンを通してアイスクリームに伝わりやすくなります。
④プラスチックは熱を伝えにくいので、取っ手がプラスチックで加工されていると、熱くなったフライパンを手で持つことができます。
⑤木よりも鉄のほうが熱をよく伝えます。手でさわると、どちらも手の熱がさわったものに移りますが、木よりも鉄のほうが移りやすいので、鉄棒のほうが冷たく感じます。

■ 読み仮名

金属(きんぞく)、温(あたた)め、湯(ゆ)、容器(ようき)、開(あ)けやすく、熱(ねつ)、伝(つた)え、高温高圧(こうおんこうあつ)、状態(じょうたい)、殺菌(さっきん)、鉄(てつ)、技術(ぎじゅつ)、進歩(しんぽ)、製造(せいぞう)、加工(かこう)、持(も)つ、移(うつ)り、鉄棒(てつぼう)、冷(つめ)たく、感(かん)じ

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

社会 解答・解説

解答

2

解説

解法のポイント

旅客輸送手段で海上輸送が多い県の地理的特色がポイントです。

■ 読み仮名

旅客(りょかく)、輸送(ゆそう)、手段(しゅだん)、県(けん)、的(てき)、特色(とくしょく)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

解説

3県とも海に面している県ですが、周りを海で囲まれ、島のみで構成されている沖縄県と、瀬戸内海に面して島が多い広島県の海上輸送量が多いと考えられます。まず、沖縄県と広島県の数値が大きい1と2の輸送手段について見てみましょう。

1は、沖縄県が一番多く、神奈川県は数値がありません。神奈川県には民間の空港がないことから、1は航空輸送とわかります。

2は、広島県が一番多く、次いで沖縄県となっています。神奈川県ではあまり利用されていないことがわかります。広島県では、瀬戸内海にある多くの島から通勤・通学などで船が利用されています。また、宮島には世界文化遺産に登録されている厳島神社があり、多くの観光客が船で訪れます。このため、広島県は海上輸送の旅客輸送量が全国で最も多くなっています。したがって、2は海上輸送とわかります。沖縄県は、本州などから離れたところに位置するため、沖縄県外からの移動には航空機が最も多く利用されていますが、県内の島と島の行き来には船も多く利用されています。

3・4は、神奈川県が最も多く、沖縄県がとても少ないということが読み取れます。神奈川県は人口も多く、鉄道網が発達していることから、4は鉄道輸送とわかります。現在の沖縄県では、沖縄都市モノレール線がただひとつの鉄道路線です。残った3が、バスやタクシー、トラックなどの営業用自動車です。

■ 読み仮名

周(まわ)り、囲(かこ)まれ、島(しま)、構成(こうせい)、沖縄(おきなわ)、瀬戸内海(せとないかい)、広島(ひろしま)、量(りょう)、数値(すうち)、神奈川(かながわ)、民間(みんかん)、空港(くうこう)、航空(こうくう)、利用(りよう)、通勤(つうきん)、宮島(みやじま)、世界文化遺産(せかいぶんかいさん)、登録(とうろく)、厳島神社(いつくしまじんじゃ)、観光客(かんこうきゃく)、訪(おとず)れ、全国(ぜんこく)、最(もっと)も、本州(ほんしゅう)、離(はな)れた、位置(いち)、移動(いどう)、航空機(こうくうき)、鉄道網(てつどうもう)、発達(はったつ)、現在(げんざい)、都市(とし)、路線(ろせん)、残(のこ)った、営業(えいぎょう)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

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