①　オ　　　④　ウ

ア　第二次世界大戦後の食生活の欧米化・多様化により、日本の米の消費量は減っています。よって、国民1人あたりの米の消費量も減っていると考えられます。①~⑤の中で、1970年以降、減少し続けている⑤がアの「国民1人あたりの米の消費量」になります。

イ・ウ　日本の総人口は、第二次世界大戦後に増加し、1967年に1億人をこえました。その後、2008年をピークに減少し、現在はおよそ1億2500万人となっています。なお、1971~1974年は第二次ベビーブームで出生数が増加しましたが、1975年以降の出生数は減少しました。現在の日本は、少子化・高齢化が進んでいます。よって、1970年代に増加し、その後もゆるやかに増加している②がイの「日本の総人口」になります。一方、1970年代に増加し、1980年代半ばから大きく減少している④がウの「15才未満の子どもの数」になります。

エ　日本の総発電量にしめる水力発電の割合は、1970年と2020年を比べると半分ほどに減っています。しかし、水力発電の発電量自体は、年により多少の変動はありますが、安定しています。よって③がエの「水力発電の発電量」になります。

オ　高度経済成長期の日本では自動車の生産がさかんになりました。1970年代からは自動車の輸出が増加し、アメリカ合衆国（アメリカ）との間で貿易摩擦問題が生じたことで、1980年代になるとアメリカの工場で現地生産を開始しました。ほかにもアジアやヨーロッパなどの海外工場での生産が増加したため、日本国内での自動車生産は1990年をピークに減少しています。よって①がオの「自動車の国内生産台数」になります。

■ 読み仮名

第二次（だいにじ）、世界大戦（せかいたいせん）、欧米化（おうべいか）、多様化（たようか）、減（へ）って、以降（いこう）、億（おく）、高齢（こうれい）、進（すす）んで、割合（わりあい）、比（くら）べる、安定（あんてい）、高度経済成長期（こうどけいざいせいちょうき）、輸出（ゆしゅつ）、合衆国（がっしゅうこく）、貿易摩擦（ぼうえきまさつ）、開始（かいし）

※　3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。