カコモンにTRY!

慶應義塾中等部の理科にTRY!

「カコモンにTRY!」は、過去の中学入試で出題された問題のなかから、中学受験コースの皆さまに挑戦していただきたい問題を紹介するコーナーです。
ぜひ、お子さまと一緒に取り組んでみてください。

※ 4年生以上(いじょう)で習う漢字には文章の後に読み仮名(がな)をまとめています。

今回の問題をご紹介する理由

今回は、てこの原理を利用した道具についての問題を取り上げました。理科の入試では、この問題のような、身近なものを理科的な視点から考えさせる問題がよく出題されます。ぜひ取り組んでみてください。

■ 読み仮名

利用(りよう)、入試(にゅうし)、的(てき)、視点(してん)

※4年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

  • 今回のレベル ★★

★:3・4年生も理解できる基礎的な問題
★★:4・5年生ががんばって解ける問題
★★★:5・6年生向けハイレベル問題

■読み仮名

理解(りかい)、基礎的(きそてき)、解(と)ける

※ 4年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

問題

2022年度 慶應義塾中等部 理科 【2】

 

■ 読み仮名

慶應義塾中等部(けいおうぎじゅくちゅうとうぶ)、枝(えだ)、最(もっと)も、良(よ)い、選(えら)び、対応(たいおう)

※4年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

攻略法

【解答】

(1)3  (2)3  (3)6  (4)6

【解説】

てこには、支点・力点・作用点という3つの点があります。てこは、棒のようにじょうぶなものを支点で支え、力点に力を加えて、その力が作用点ではたらくしくみになっています。てこの3つの点の位置関係をくふうし、それぞれの目的に合わせ、てこの原理をうまく利用した道具があります。

(1)はさみは支点が中にあるてこです。力点は力を加える点なので、手でにぎる部分(図1の3)になります。

(2)できるだけ小さな力で切るためには、支点から作用点までの長さをできるだけ短くします。支点から作用点までの長さが最も短いのは、刃の元の方です。

(3)・(4)つめ切りは、2つの部品が組み合わさってできていて、それぞれがてこになっています。上の部品は作用点が中にあるてこで、図2の7(力点)に加える力が、図2の6(作用点)にはたらきます。下の部品は力点が中にあるてこで、図2の6(力点)に加える力が、図2の4(作用点)にはたらきます。

■ 読み仮名

支点(してん)、棒(ぼう)、支(ささ)え、加(くわ)え、位置(いち)、関係(かんけい)

※ 4年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

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