カコモンにTRY!

洛星中学校の算数にTRY!

「カコモンにTRY!」は、過去の中学入試で出題された問題のなかから、中学受験コースの皆さまに挑戦していただきたい問題を紹介するコーナーです。
ぜひ、お子さまと一緒に取り組んでみてください。

※ 3年生以上(いじょう)で習(なら)う漢字(かんじ)には文章(ぶんしょう)の後に読み仮名(がな)をまとめています。

今回の問題をご紹介する理由

平面図形の問題です。シンプルな条件設定ですが、それゆえにどこから考え始めるかなやんでしまうかもしれません。正解するためには、図形の性質をしっかり使いこなす力が必要なので、この問題に正解できた人は、自信をもってよいでしょう。これまでに学習した図形の性質を思い出しながら取り組んでみましょう。

■ 読み仮名

平面(へいめん)、問題(もんだい)、条件(じょうけん)、設定(せってい)、始(はじ)める、正解(せいかい)、性質(せいしつ)、使(つか)い、必要(ひつよう)、自信(じしん)、学習(がくしゅう)、取(と)り組んで

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

  • 今回のレベル ★★

★:3・4年生も理解できる基礎的な問題
★★:4・5年生ががんばって解ける問題
★★★:5・6年生向けハイレベル問題   

■読み仮名

理解(りかい)、基礎的(きそてき)、解(と)ける、向(む)け

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

問題

2023年度 洛星中学校 算数 大問5 (1)

■ 読み仮名

年度(ねんど)、洛星(らくせい)、平行四辺形(へいこうしへんけい)、面積(めんせき)、部分(ぶぶん)、求(もと)め

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

攻略法

【解答】

41cm2

【解説】

四角形ABCDは平行四辺形なので、辺ABと辺DC、辺ADと辺BCはそれぞれ平行です。

辺ABと辺DCが平行なので、三角形ABFと三角形ABCの面積は等しいです。だから、それぞれから三角形ABRを取りのぞいた、三角形ARFと三角形BRCの面積も等しいです。

左上の図の三角形ARFを三角形BRCに移動します。すると、求める面積は三角形EBCの面積から、五角形PQRSTの面積をひいたものと同じであることがわかります。

 

三角形EBCの面積は平行四辺形ABCDの面積の半分なので、100÷2=50(cm2)です。五角形PQRSTの面積は9cm2なので、求める面積は、

50-9=41(cm2

です。

■読み仮名

等(ひと)しい、移動(いどう)

※ 3年生以上で習う漢字には文章の後に読み仮名をまとめています。

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