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子どもの思春期を上手に迎えるために(3)

保護者の皆さまから寄せられた“わが子の思春期エピソード”

Z会の小学生向けコースを受講された保護者の方からいただいた、思春期のお子さまへの接し方エピソードをご紹介いたします。ぜひ参考になさってください。

※この記事は2019年2月に公開したものの再掲となります。

お子さまはすでに「思春期を迎えている」と思うかどうか、お聞きしました。

思春期を迎えたお子さまに見られた変化や、お子さまへの接し方についてお聞きしました。

 

お子さまの様子(小学6年生・北海道)

基本、学校でのいろいろな話はしてくれます。それを自分から言うのはオッケーなんですが、わたしからいろいろ聞くと、「それ言わなくちゃダメ? 言いたくない」と言われます。突然不機嫌になったりするようにもなりました。お友だちとのすれ違いなどの軽いいざこざもあります。

お子さまへの接し方

あまり詮索しすぎず、子どもの自主性に任せています。でも放置ではなく見守る。指導すべき点はきちんと指導する。あと、何かあればお母さんは味方だよ、ということは伝えるようにしています。

 

お子さまの様子(小学6年生・兵庫県)

学校での出来事をもともと言うタイプではなかったのですが、以前に増して親に言わないことが増えました。休日、家族一緒に外出するよりも一人でいるのを好むようになりました。

お子さまへの接し方

とやかく言うとうるさがられるので基本的に本人任せですが、学校からの手紙など必要なことも言わなかったりするので、こっそりわたしが自分でとって読むようにしています。

 

お子さまの様子(小学5年生・神奈川県)

教材をきちんとやっているか見てサポートしようとすると、嫌がります。また、息子なので母親に対して女性の特性(胸など)について、気にするようになりました。子ども同士のやりとりについて、こちらがアドバイスをしようとあれこれ言うと「あとは僕が考えるから」と自分なりに解決しようとするうえに、その道筋を立てることができるようになったと感じます。

お子さまへの接し方

よほどのことではない限り、子どもを信じて子どもの意思を尊重します。こちらの伝えたいことは伝えたうえで、最終的には自分の考えで決めなさいと伝えています。

 

お子さまの様子(小学5年生・静岡県)

突発的に(あまりきっかけらしいきっかけも無く)「なんか悲しくなってきた」「むかついてきた」などと言うことが多くなってきました。ただ、本人も自分の状況を理解していて「思春期だからしょうがないの!」と言っていて、しばらくたつとあっけらかんと「機嫌なおった~」などと言っているのであまり心配はしていません。

お子さまへの接し方

子どもが不機嫌になったりしていても、つられて不機嫌になったりしないようには心掛けています。大人がどっしり構え、安定して接することで子どもも安心できると思います。

 

お子さまの様子(小学5年生・岐阜県)

授業参観に行ったときなど、低学年の頃のように「お母さん!」と寄ってくるようなことはなくなり、若干他人行儀な態度をとられることが出てきました。友達の前で”お母さん”と触れ合うのが恥ずかしくなってきたようです。家庭内ではそれなりに甘えてくるのですが……。

お子さまへの接し方

特に人の目がある外では、意識して「一個人」として扱い、あまり子ども扱いしないように気を付けています。弟がいることもあり、意識していないと「弟とまとめて子ども扱い」してしまうので。その代わり、家庭で甘えてきたときはしっかり甘やかしています。

 

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