読者のひろば
わが家の親子ゲンカあるある
2023.11.9
2.1K
おたよりコーナー「読者のひろば」は、「Z-SQUARE」読者の皆さまと一緒につくるページです。毎月のテーマにそったアンケートの結果や、皆さまから寄せられたおたよりを紹介していきます。子育てのお悩みに共感したり、ヒントをもらったり……。忙しい日々の息抜きに、ぜひご参加ください。
わが家の親子ゲンカあるある
今月お送りするテーマは「わが家の親子ゲンカあるある」です。10月12日~11月8日にかけて募集したアンケートの結果をご紹介します。
回答が分かれましたが、「月に数回」がもっとも多く、31.6%でした。
28.9%ともっとも回答が多かったのは「子どもの態度」でした。
「そのほか」としては、「兄弟のケンカが親子ゲンカに発展する」などが挙げられました。
親子ゲンカのきっかけ
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親が勉強を教えているとき、子どもの態度が投げやりで親子ゲンカになることがあります。
(徳島県・4年・ちば)
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子どもが湿布を服につけたまま洗濯物に出し、そのまま洗濯機を回してしまったとき。洗濯機を開けると湿布がドロドロにとけていて洗濯物が全滅……。そして母激怒。
(山梨県・1年・とふぁちゃん)
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娘は小学生になっても散らかしっぱなしで、物が多いので机もごちゃごちゃ。わたしが「片づけなさい」と注意してよくケンカになっていました。それがある日突然「部屋が片づいていないとイヤ」と言うようになりました。今では逆転し、すぐに片づけないと私が注意される立場に。散らかし上手な弟もいつも怒られており、見かねたわたしが口出しすると、さらに言い争いになっています。
(東京都・4年・myumyu)
仲直りのしかた
「少し時間をおいてから、普段通りに接する」という回答がもっとも多く、41.2%でした。
ケンカを長引かせない方法
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特別大きなケンカはしたことがありませんが、子どもの態度や約束ごとに関して、お互いに意見を言いあうことはよくあります。わたしを怖がらずに意見を言えるのはよいことだと思っています。わたしも、子どもの意見をはじめから否定しない、頭ごなしに怒ってしまったときはきちんと謝るなど、子どもをひとりの人として接するように心がけています。親しき仲にも礼儀あり、風通しのよい雰囲気が大切だと思います。
(宮城県・1年・ちゃむ)
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ピアノや勉強を教えているときに、本人がわからない自分にイライラして態度が悪くなり、それを見たわたしもイライラして、雰囲気が悪くなってしまうことがあります。そんなときの仲直りのコツはお風呂に入ることです。小さいころから、「湯船につかると、いやな気持ちがお湯に溶けて、最後はお湯を流してバイバイなんだよー」とずっと話してきたので、湯船から上がるとみんなで自然と「いやな気持ち流れていっちゃったねー」と、ニコニコになります。
(茨城県・1年・白菜)
親子ゲンカを防ぐための工夫
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親が何かをするよう声をかけると、「ちょうどそれを始めようとしていたところ」ということがよくあります。わが家ではこれを「マーフィの法則」ならぬ「親の法則」と呼んでいます。子どもに声をかけたときに、ケンカ腰で「今始めるところだった!!」と言われたら、「あはは、また親の法則か!」と言うと、子どももムキにならずすぐに機嫌を直します。「親の法則」を減らすように、わたしも声かけのタイミングに気をつけています。
(宮城県・6年・笹)
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親がイライラした態度をとってしまうと、子どもにもイライラがうつって、返事をしなかったり約束を守らなかったりします。親が先にイライラしないようにと心がけてはいますが、なかなか思うようにいきません……。
(兵庫県・3年・そゆはほりょ)
━ 編集部より ━
今回は「親子ゲンカ」をテーマにお聞きしました。ケンカの頻度はご家庭によってそれぞれですが、ケンカのきっかけになるのは「子どもの態度」という回答が多く見られました。ケンカが起こらないようにする工夫、ケンカになっても長引かないようにする工夫もたくさん寄せられました。工夫のしかたはさまざまですが、お互いに気持ちを落ち着けるというところが共通点のようです。
意見がぶつかって親子ゲンカに発展することがあるかもしれませんが、ケンカが親子で話し合うよいきっかけになることもあると思います。お互いの意見を伝えあい、これからどうするかを一緒に考える機会にできるとよいですね。
フリートーク
「Z-SQUARE」読者の皆さまとわかちあいたい日常のエピソードをご紹介するコーナーです。
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春から仕事で幼稚園の3歳クラスのお手伝いをしてるのですが、3歳の子たちと娘たちに同じことで注意する日がよくあります。「食べるときは姿勢をまっすぐに!あれ?これ幼稚園で今日言ったような?」「自分がされて嫌なことはしないよ。あれ?今日幼稚園で同じこと言ったかな?」などなど……。子育ては積み重ねなんだな、としみじみと感じます。
(東京都・3年・みお)
編集後記
今月の特集は「ほめ方」をテーマにお届けしました。 意識して「ほめる」ことは難しく感じる方もいらっしゃるかと思います。ぜひご一読いただき、お子さま自身の小さな変化に目を向けていただき、「ここができたから、すごいね!」などと声をかけてみてください。(エマ)
★「『根拠あるほめ方』で子どもの成長のチャンスを逃さない!」はこちら★
父親の目線で、息子さんの幼児期〜公立中高一貫校合格までの道のりを辿るこの連載、お楽しみいただけていますでしょうか。ご家族の大切な思い出を、写真付きでオープンに紹介した記事はとても貴重なもの。受検の予定がない方も、子育ての参考に、ぜひご覧ください!(あんこ)
次回は12月14日(木)更新! 投稿に参加された方にはプレゼントも! おたよりコーナー「読者のひろば」は、「Z-SQUARE」読者の皆さまと一緒につくるページです。ぜひ投稿をお寄せください! 投稿していただいた方のなかから毎月抽選で5名様に図書カードをプレゼントいたします。 ご投稿は★こちら★から ○今月のテーマ(募集期間:11/9~12/13) 今月募集するテーマは「お気に入りの給食メニュー」です。
○フリートーク お子さまのおもしろエピソード、子育ての悩み・工夫、オススメの本、ちょっとつぶやきたいことなど、内容はなんでもOK! 掲載された投稿に対する感想やアドバイスも大歓迎です。 ※「読者のひろば」は毎月第2木曜日更新です。 |